【感想】精神科ER 緊急救命室

備瀬哲弘 / 集英社文庫
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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ブクログレビュー

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  • ナマケモノ

    ナマケモノ

    精神疾患や精神科に興味があり読みました。
    精神科の救急とのことで主に命の危険がある場合が多くあるよう。東京都のシステム上、緊急保護入院等の応急処置に繋げたらその後は転院となるため
    継続的には観られないジレンマも感じられました。
    救急のため一時的でも病識がない状態に陥っている患者さんも多く、そんな患者さんや取り巻く家族をなだめながら診察に持っていく手腕は作者の経験技術もさることながら元々の人柄も大きいのではないかなと思いました。文章も専門的なないよも分かりやすく説明されているのでおそらく患者さんや家族への説明もそれぞれのパーソナリティに合わせて説明し適切な対応してをなされているのかなと思いました。
    読んでいて苦しいところもありましたがこのようなお医者さんがいたら心強いのだろうなと思いました。
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    投稿日:2024.01.24

  • ぴー

    ぴー

    p129 精神病は残念ながら偏見がついてまわる病気です。それも、医療従事者の方が医療に従事していない人に比べて偏見は強いという調査結果が出ています。

    p136 消えたいとは思うけど、死にたくはないよ
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    投稿日:2024.01.08

  • planets13

    planets13

    病気であるのに、まるで本人がおかしいような偏見を持っている人、確かにいるなぁ。でも、この文章では、伝わらない気がする。

    投稿日:2023.12.24

  • はんな

    はんな

    本書の中に、他の科の医師が精神科の患者のことを、きちがい呼ばわりしていたという件がありました。

    医者の中にも精神障害に対する差別・偏見がある(あった)
    というのが衝撃的でした。

    医者も万能ではないので、すべての診療科について、豊富な知識を備えるのは難しいと思いますが、必要最低限の倫理観は持ってほしいものだと思いました。(初版が2008年なので、現在は改善されているのかもしれませんが。)続きを読む

    投稿日:2021.10.07

  • dr-kenta

    dr-kenta

    飛行機移動中に読む本がなくて、空港の本屋で衝動買い。
    普段みないような激しめの統合失調症急性期とか、根の深そうな人格障害とかが出ていて、わりと面白い。

    投稿日:2018.10.07

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    アメージング・グレイス
    すまき
    ER的日常
    さとうきび畑
    狂気か、正気か、病気か、性格か
    まとわりつく白衣
    「ちょ、ちょ、ちょっとおかしいです」
    何も知らない、何もできない精神科
    生きるためのリストカット
    3番からのコール
    ある日、突然に
    ビジネスマン、うつ病
    未来はないのか?
    抜け落ちていく記憶
    ありふれた病・アルコール依存症
    異国で働くプレッシャー
    猫屋敷
    止まらない暴力
    変わらない現実の中で
    最後の当直
    続きを読む

    投稿日:2018.06.18

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