【感想】万能鑑定士Qの事件簿 II

松岡圭祐 / 角川文庫
(288件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
35
113
91
22
3
  • 前巻で残されたモヤモヤをスッキリ解消してくれました

    前作で謎のまま残された宿題がキレイさっぱり片付けられています
    ⅠⅡがこのような形で繋がった物語なので、この長いシリーズ全てがそうなのかと心配になり
    図書館で調べてみたのですが
    文庫版のⅡの巻末には「3巻以降、すべて1話完結です」と注釈がありました
    更にタイプ別に何巻を読めば良いかの案内もされています
    電子版でも欲しかったなぁ、これ
    まあとにかく3巻からは次巻を気にする事なく気軽に読み進めればいいという事です
    続きを読む

    投稿日:2013.11.04

  • ハイパーインフレ終息

    恐ろしいハイパーインフレがまさかの展開で終息します。
    力士シールは??とずっと思いながら読んでましたが、こんな展開になるとは。。。
    あらためて日本紙幣の技術レベルの高さに驚きです。当たり前なのかな!?
    それにしても作者さんのアイディアもすごいけど勉強量もすごいなぁと妙なところに感心してしまいました。現実世界で実際起きた時事ネタを上手いこと物語に仕立て上げてるのはお見事。
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    投稿日:2015.11.04

  • すっきりまとまっている本が好きな人におすすめです。

    一巻で、もやっとしたのですぐに探して読みました。
    一巻目でもやもやっとしたものがすぱっと解決されていて、とてもすっきりしました。何一つモヤっとがない。

    内容に関しては。
    実際にこんな世界になったとしたら嫌だなと思う反面、世界にはこういう国も存在するんだなと改めて考えて、調べてみるきっかけに。
    このシリーズは全般的に読んだ後、その知識についてもう少し深く掘り下げてみたいなと思わせる(私だけ??)何かがあるなと思います。

    個人的には小笠原さんの頑張りっぷりがツボでした。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.25

  • 怒涛のごとく

    最後までどうなるのかハラハラするが、怒涛のごとく、力士シール、偽札の謎が解ける。それぞれのエピソードが伏線となっていて、ミステリーの醍醐味を感じる。主人公の凛田莉子も魅力的で、このシリーズはまりそうだ続きを読む

    投稿日:2014.06.24

  • 悪貨は、良貨を駆逐する

    お金に興味のない人は、いないと思うので
    全ての人におすすめです。
    よくもまあ、これだけ引き出しがあるなあと
    感心させられる内容でした。
    紙幣の秘密を知っている人も知らない人も
    楽しめる内容でした。
    して、経済上の紙実験を楽しめました。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.07

  • さらっと完結

    1巻の続き。
    1巻のドキドキに比べると盛り上がりに欠けた感じがしました。
    それでも、偽札のトリックや、犯人があまりにも身近な人だった事などは、肩すかしな気もしたけど、盲点で面白かった。
    それから、このお話にライターの彼って必要かな?と軽い疑問が湧きました。続きを読む

    投稿日:2015.01.17

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ブクログレビュー

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  • 灯 六鹿

    灯 六鹿

    1巻から続いてのストーリー。

    ハイパーインフレの謎や、力士シールの謎の回収はおお!という物があったけど、ラストの犯人にと対峙するシーンで莉子の心情描写がないのが気になった。
    どういった感情で彼女は謎を解いていったのか。
    天真爛漫、純粋無垢な彼女であるからこそ、その部分の感情が知りたかったりするのだけど…。

    ここでこういう書き方をしたということは、以降も、クライマックスでの莉子の心情は隠されたままで、犯人の心理描写メインになるのだろうか。。。
    (章構成も独特なので、そんな気がする)

    疾走感というか、読むスピードが落ちないと言う点ではとても良かった。
    思ったよりラストが、予想しやすかった点もあり星4つ。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.20

  • 1960670番目の読書家

    1960670番目の読書家

    想定外の展開に驚いた。
    当初の始まりであった力士シールのいたずらが、実は紙幣の混乱に結びついていたとは...。
    ハイパーインフレの原因も、偽札製造ではなく、本物の紙幣に加筆してそれを世間へ報じていたということであり、犯人も凜田を育て上げだ瀬戸内さんだということには驚いた。
    当初貼った伏線を全て本巻で回収するという構成には非常に感心させられた。
    また、小笠原のポンコツさはどうしようもない。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.11

  • imemuy

    imemuy

    ところどころご都合主義の部分もあるけど。というか謎を解くというより雑学を元に謎を作ってる感は強い。でも気楽に読めて良い。

    投稿日:2023.10.27

  • キョウヘイ

    キョウヘイ

    これは面白くなかった。好きじゃない。筋立てやトリックはいいよ。でもこの恩人が犯人でした、ってオチは衝撃があるだけで主人公も読者も誰も幸せにならないだろ。だからすごく好きじゃない。前巻で瀬戸内の恩誼に涙した読者もいるんだよ。トリックってそういう事じゃないから。楽しめた部分もたくさんあったのに物語の感想としては面白くはなかったに尽きる。あと偽札が蔓延したからってそんな2日くらいでモノの値段が10倍になるとかは理屈はわかるがリアルではない。そうはならないよ。残念。続きを読む

    投稿日:2023.05.05

  • まゆち

    まゆち

    このレビューはネタバレを含みます

    読み進めるうちに、この人が犯人じゃないと良いなぁと思っていた人がいたのですが、私の願いは叶いませんでした。
    是非立ち直ってまた頑張ってほしいと思いました。
    物語は展開が早く読みやすかったです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.02.19

  • cth20478

    cth20478

    力士シールから偽札事件への展開が見事です。日本経済が破綻してハイパーインフレに陥いる。その危機を救うのが万能鑑定士Qであった。

    投稿日:2022.12.31

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