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有川浩 / 角川文庫 (1352件のレビュー)
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総合評価:
ココすけのままりん
29
読んだあとすぐに・・・
読んだ後すぐにもう一度読みたい、そして読んだのがこの作品です。一気に読んでしまったので、読み落としてしまった自分の感情がもったいなくて、拾おうとしたからです。この世界ではありえないことでも、なぜかスっ…と心に落ち着いてしまうのです。こんな事が現実に起こったら私ならどうするのか。読んでから3ヶ月は経っていますが、考える楽しみがまだ残っています。追伸 「How Can I Love」という曲がありますが、読みながらこの曲が流れていると、情景が浮かんで来てまるで映画を観ているようです。 続きを読む
投稿日:2013.09.30
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先生の本棚
23
バランスがとても良い
パニック・アクション・かけひき・恋情。バランス良くかみ合って、スピード感がある。王道的展開で、読後感が良い。 図書館戦争とかシアター!!シリーズ、またはおっさんたちの物語とは違う、ちょっと硬派な…有川浩。こんな引き出しもあるんですよね。作品としては初期にあたりますけど。 ベタ甘有川が苦手な方は、こちらを含む自衛隊三部作を手にとってみてはいかがでしょう。壊滅的パニック物として、とっても質が良いですよ。続きを読む
投稿日:2013.09.26
getsu
14
不思議な世界
読み始めて最初の数ページは何を言ってるのかさっぱり理解できませんでした。理解できなかったのではなく、塩の世界が全く想像できなかっただけですが・・・ 慣れてないSF的なはじまり方だったので世界に引き込ま…れるのに少々時間がかかりましたが、とても読みやすい文章だし、登場人物がとても魅力的で、感情移入しやすいストーリーでした。 人間の強さ、弱さをうまく表現した素晴らしい作品だと思います。 続きを読む
投稿日:2013.09.24
y.wellstone
10
自衛隊ラブ
いきなりの極限の世界に引き込まれちゃいました!こんな状況で、自衛隊はどう行動する、助けられるのか世界を!!その中でも、有川さん特有のラブが描かれています。
投稿日:2013.11.10
豚山田
7
申し訳ないですが、興味のない者には抱き合わせ商法に等しい
ひと言で言えば長い。 文章も読み易いですし発想も面白い。 後は個人の好みの問題として、この恋愛至上主義的な展開は肌に合わないなぁ、と思う位で終わってくれればまだ印象も良かったのかも知れません。 しかし…後半、内容を支持した訳でもない本のスピンオフを無理に読ませるというのは如何なものでしょう? その肌に合わない恋愛観を延々と語られる苦痛と言ったら。 それでもまだオマケという事であれば理解もできたのですが、しっかりその分を上乗せした感じの価格な所が納得できず。 レビュー開始以来初めて挫折をしそうになった作品かも。 キツかった…続きを読む
投稿日:2014.10.12
ノラネコ生活
6
有川作品のエッセンスがデビュー作から凝縮しています
ある日突然、世界が塩害の被害によって人類が終わりを迎える中でも人々は恋愛をしていた。 序盤は、何もわからず人類が終わりへと向かう中で何もできない状況が坦々と書かれているかと思ったら、突然親友の入江が…現れて人類を救うのに協力してくれと言われ人類を救う、そして塩害の被害が去った後日談へと進む。 パニック小説だと思って読んでいるとなぜかだんだん甘い恋愛小説へと変貌する有川節は、デビュー作から遺憾なく発揮されている。 あとがきで、勢いだけで書かれていると本人は言っているがそれでも読者をグット引き寄せる力は凄い。続きを読む
投稿日:2013.09.25
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omj
このレビューはネタバレを含みます
誰かを片側から思う時間は苦しくて楽しい。あの人はこちらを振り向いてくれるだろうか、笑ってくれるだろうか、自分をどう思っているだろうか、自分があの人を好きなように、あの人も自分を好きになってくれるだろうか。 「女っていうのは、元来男よりも度胸がよくて図太い生き物だよ。男は頭でしか考えられないけど、女は違う。男は理屈を越えられないけど女は越えちゃう。頭以外のどっかでね、理屈を追い越した先にある何かをしっかり掴んでるんだろうね」
投稿日:2024.04.13
LMS
個人的に有川浩といえば、胸がきゅんとしてあたたかくなる恋愛ものを描くのがうまいイメージだったけれど、あらすじを見てSFなんだと驚いた。恥ずかしながら本作がデビュー作であることすら知らなかった。ちょうどSF小説を読んでみたい欲が湧きだしたころで、ワクワクしながら読みはじめた。が、やっぱりちゃんと恋愛ものだった。それも恋愛要素多め。勝手ながらちょっと、期待とのギャップにがっかり。スケールの大きい話に思えたが、実際描かれるのは主に真奈と秋庭の二人の世界で、どこまでいっても誰かの恋愛の話だった。 とはいえ、印象的で好きだった部分は一番初めに出てくる青年と塩になった彼女の話。愛に優劣をつけるのもなんだが、一番綺麗な愛の形だと思った。小説らしくて美しい。それから物語は真奈と秋庭の話へと移るが、作中主語がなだらかに変わっていくのが不思議な感覚で面白かったな。 本編は秋庭が無事突撃から帰ってきて終わるが、えらくあっさりしたラストシーンに物足りなく感じる。設定を面白く感じた分、科学的な見地からももっと描かれていれば物語に深みが出たのでは、とまったくの素人がほざきたくなった。メインテーマはそこではないというだけのことか。 今読み返すと拙い、と作者があとがきで語っているが、拙さゆえなのか、単純に好みではなかった、あるいは私の読む時期が違っただけなのかは分からない。大人に向けたライトノベルだともあったようにとても読みやすい作品ではあった。
投稿日:2024.04.12
マメム
有川浩さんデビュー作『塩の街』の概要と感想になります。 世界中を一瞬で襲った巨大な柱は、たった数日で多くの人々を「石化」ではなく「塩化」させた。どういう仕組みで塩化が起きてしまうのか戸惑う人々が争い…合う中、一人の女子高生と一回り年上の自衛官との恋が世界を救う。 といった概要から『図書館戦争』シリーズと似ているかもと想像しながら読み終えました。本作がベースとなって恋愛や自衛隊の要素が『図書館戦争』を創り上げたのだろうと感じます。 連作短編集でしたが後半は作中の登場人物たちのスピンオフ的なエピソードも交えているため、『塩の街』という世界を多角的に堪能した読後感でした。続きを読む
投稿日:2024.04.09
ムナイタ
良かった。 終わりかけた世界に恋が残るっていうのも その世界で不器用に恋してるってのも。 歳の差カップルだったけど自分が年上の人好きになっちゃうこと多いから感情移入して読めた。
投稿日:2024.03.27
masato
有川浩デビュー作! 「空の中」「海の底」と並ぶ自衛隊三部作の第1作とのこと。 SF+恋愛小説っという感じ。 前半と後半の大きく2部構成です。 設定がすごい。 塩が世界を埋め尽くす物語。 塩の結晶が地…球に飛来してきたことで、人間が塩になっていく。「塩害」。社会が崩壊していく世界。 なんで、人が塩になっちゃうの? その原因も語られていますが、あまり納得はいかない(笑) そんな設定の中で暮らす秋庭と真奈の二人。 その二人が出会う様々な人物。 世界を救う?として出会った人物。 そして、秋庭がとった行動とは? ハチャメチャな展開ながらも、秋庭と真奈との恋愛度が上がっていきます。 塩害を救うための大スペクタクル、サスペンス、アクションっと思いきや、二人の恋愛ドラマです(笑) 後半部分は、後日譚や前半の登場人物たちのサイドストーリ。ここでも、暖かい?恋愛ドラマが語られています。 楽しめました。 「空の中」は随分昔に読んでました。 「海の底」はまだ読めていないので、これを機に読みたいと思います。続きを読む
投稿日:2024.03.24
とま。
ありそうでないファンタジー。 荒廃していく世界と残された者たちの戦い。でも優しくて温かいお話です。有川作品恒例のキュンキュンするラブストーリーがぎゅっと詰まってます!
投稿日:2024.03.23
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