新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
有川浩 / 角川文庫 (1104件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
Dumpling Junky
あれれ
長編では有る物の小気味よいテンポで最後迄 読み進める事が出来た。が、しかし何だか拍子抜けした終盤! 終盤は、もうひと山 展開があった方が盛り上がると思う、あっさりし過ぎていて「なんだかなぁ」と少し残念…に思う。 続きを読む
投稿日:2021.06.25
報告する
kkc
2
読めば映像が飛び出すエンターテイメント作品
まじ、面白いです。ゴジラの要素も含んだSFで大々的に始まり、地域の人間ドラマを織り込みながら、最後はラブストーリーで締めるという大胆かつ素晴らしいエンターテイメント作品です。また、分かっていると思って…るものの、子供は大人をよく見ていると自壊の念を含めて改めて考えさせられます。 いろんな読み方ができる、面白い作品です。続きを読む
投稿日:2017.02.03
かととら
冬原・夏木コンビがとてもいい!
今回は海上自衛隊。つらいシーンもあるのに、痛いほど重くならずさわやかに読み進められるのがいい。警察・自衛隊・行政・米軍というしがらみの中でなかなか思うように動けない自衛隊の立場をさりげなくもりこんであ…り、考えさせられる。潜水艦から上陸直後にはタクシーにも乗れないという潜水艦の中の臭いについては初めて知った。有川さんの本を読むたびに自衛隊のことをもっと知りたくなる。続きを読む
投稿日:2015.12.09
弓ム日月
第三の矢。
自衛隊三部作の三。映画的な同時進行多視点の構成。 例によってツンデレである。何だ最後のデレ具合。わかっちゃいるけど(読むのを)やめられないね。大人のラノベばんざい。 主人公の一部と舞台の一部…は確かに自衛隊だが、今回はむしろ機動隊などの警察機構の活躍に目を奪われる。したがって今回大活躍し、かつ今後もぜひご登場願いたいのは、もちろん明石烏丸の警察コンビ。カミサマと王様、これに権威芹沢博士を加えれば、五作ほど後にはオキシジェンデストロイヤーの勇姿を見ることができるのではないかと期待している。 三部作を通じて忘れてはいけない視点。こどもは成長する。このテーマがキレイ事だけでなくきちんと描かれているのがこの三部作が凡百のラノベと一線を画している部分であろう。実に好感が持てる。 さて三部作を連読したわけだが、この順番でいいのか、と思わないでもない。物語の騒がしさで言うと1<2=3、ツンデレ度では1=2=3、恐怖という視点では1>3>2、グロ度はもちろん3>1>2(人が塩になるって相当グロいと思うが)、ジュブナイル度では2>3>1、オトナ度は1>2=3。大人視線では3→2→1が良いような気がするし(だんだん成長していくこどもを見ていく視点)、自衛隊度では甲乙つけがたい(陸が少ない!)。世界観的には2→3→1がベストか。まぁ出会った順に読むのが良いか。 最後に、その二の途中からちょっと思っていることがある。あとがきなどには一切出てこないけど、有川氏はウルトラQが好きなの?そのうち映画監督をし始めたりして。続きを読む
投稿日:2015.11.27
buddy
やっぱり!!
有川浩面白いですね~! 「自衛隊三部作」最初にこれを読みました。 他の2作品も読んでみようと思ってます。 物語を通じて、自衛隊の社会的立場の不確かさに対する作者の考え方をわかりやすく伝えていると思いま…す。 最近、自然災害が多く、そのたびに自衛隊が出動していることを鑑みると、 もう少し何とかならないものかな~と思います。 ただ、そんなこと抜きにして面白い作品です。続きを読む
投稿日:2015.09.15
まっさん
1
やっぱり最後に感動します。
「塩の街」、「空の中」を読んで本作を読みました。 自衛隊3部作のひとつ。 舞台は、海の中。あまりにも現実的で、この事件は本当にどこかで起こりそうな気がしてきます。 登場人物は、みんな個性的でかつ魅力的…。つい感情移入してしまいます。 SF、サスペンス、恋愛、アクションすべての要素が入っており、とにかく楽しめます。 やっぱり最後に感動します。 特に若い人が読むと感動もひとしお大きいかと思います。続きを読む
投稿日:2015.08.31
"powered by"
ティモ
自衛隊3部作の中で1番ハラハラドキドキしました。 自衛隊、警察、米軍、政府、それぞれの役割、大義名分が違うんだなぁって始めて知った。 もし本当にこんな事態になったら、スムーズに自衛隊に対処してもらえる…ように政府が動いてほしいものです… さて、それぞれの人間模様ですが、生意気中学生の圭介にかなりイライラさせられました。でも、彼の育った家庭環境が描かれるにつれ、気の毒に思いました。自分がいつの間にかやな奴になっていた原因に気づいて、母親に立ち向かうようになった時にはつい応援してしまいました。 潜水艦からの脱出後にみんなに素直に謝らず、あえてカメラの前で悪者になるところは不器用な子だけど、微笑ましく、数年後望にちゃんと再会してきちんと謝った時は、その成長に本当に嬉しくなっちゃいました!続きを読む
投稿日:2024.03.27
とま。
自衛隊三部作の中でも1番のお気に入り! 巨大生物が攻めてきた日本で潜水艦に閉じ込められてしまった見習い隊員2人と子供達の奮闘。大人に植え付けられてしまった考えに翻弄される子たちと、それに振り回される大…人。とても可愛くて苦しい人間模様が面白く描かれていてあっという間に読み進めました。続きを読む
投稿日:2024.03.23
れれぴ
このレビューはネタバレを含みます
職場の後輩が「めっちゃザリガニなんで、読んでください!」というので借りて読んだところ、めっちゃエビだった。(ザリガニとエビの違いってなに?) 有川浩さんは初めて読んだ。登場人物が多めで、視点の主体がころころ変わるが読みづらくない。警察やら防衛やらの専門用語もありながらサクサク読めた。艦なんて乗ったことも見たこともないが光景が浮かんだ。読点を打たないで畳み掛ける技法が切迫感ありよかった。 明石ら警備サイドはなんだか思うようにいきすぎていて、有能というより未来予知の域では...?という気持ちになったが、順調にエビ殲滅に向かうのは痛快ではあった。 きりしお内の描写は人間関係の矢印が絡まっていて面白かった。女の子の描写がやけに詳細なだけに、男の子の機微みたいなものの捉え方が大雑把な印象がした。1対多数だからしゃーないか。翔の緘黙症の経過に関しては「マジで...?」という気持ちになったが、ああいう例もあるのかしら。 1冊かけて6日間の描写だったところ、最後の数ページで5年とか経ったのですごくびっくりしたが、散らかっていたもの全回収祭りで良かったねと思った。なんだか最近余白を持たせるというか、読者に委ねる系の結末にばかり触れてきていたので、こうして綺麗に物語を畳んでもらえると助かる(?)と感じた。
投稿日:2024.03.09
ゆき
先に「クジラの彼」を読んでしまい、あとがきを読んで慌ててこちらを読み出した。 「クジラの…」はベタベタな恋バナだけど、こっちは一転してパニックストーリー。 場所が横須賀だし、この人の戦闘モノって表現が…リアルになるので、怖かった。 でもいろんな方向から同時進行で進んで、本当に面白かった。警察、自衛隊の話はもちろん、ネットでのオタクたちの活躍(ここ、もっとあっても良かった)、夏木と望の関係。圭介は最初っから憎らしかったので、レガリスに食べられてもいいと思ってたけど、最後にやっぱり有川節で転がしちゃったなー。続きを読む
投稿日:2024.03.07
VegasCat
潜水艦内部の描写や、警察・自衛隊の内部事情等をを細かくリアルに盛り込んでくるところは流石有川浩さん!私は知識ないからところどころ理解しながら読むのに時間がかかってしまったけれど。 各視点のストーリーは…どれも魅力的で、キャラが立っていた!夏木と冬原のコンビ、すごく好きになった! ところでレガリスめちゃくちゃ気持ち悪くて、夕飯にエビチリ作る予定だったけれどやめました…笑続きを読む
投稿日:2024.03.05
小室刑
各機関のパワーゲーム、現行法制のままならなさ、設定のリアルさ 「わたしのことは忘れてください」→「はじめまして」
投稿日:2024.02.21
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。