海の底

有川浩 / 角川文庫
(970件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
369
370
138
18
4
  • 私は躊躇せず走れるだろうか、

    使命のため勝ち目がないレガリスに立ち向かう機動隊、解決のため硬直した組織を内から動かすお役人、尊敬する人を犠牲に救った子供たちを守る自衛官、どこか「歪んで」真っすぐな子供たち。私は彼らのように躊躇せず走れるのかな。

    有川作品で外れる訳ない自衛隊もの。個人的にナンバーワンにしてオンリーワン。負け戦も権謀術数も成長も青春もラブも詰め込みつつ破綻しない・・・えーと、ジャンルSF??
    主に機動隊パートで大人の事情を、潜水艦パートで子供の事情を交互に追いつつ、失速せずに落着しての、エピローグがとても好き。望さん愛い。茂久も好きだなー。圭介ラストで可愛く見えるとかなんたるマジック。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.28

  • ・・・しばらく、エビは、いいです。

    「自衛隊三部作」 最後の作品。
    前の2作に比べて、ちょっとグロいかな? 我が家の食卓から、しばらくエビチリが遠ざけられました。

    少年少女の精神的な成長と、見守る「大人」の立ち位置は、「大人」と呼ばれ慣れてしまった年齢の者には、懐かしいような嬉しいような気恥しいような思いを抱かせますが、登場人物と同じくらいの世代の方には、共感出来るものがあるのではないでしょうか。
    有川さんは私くらいの世代ですよね。色々忘れていないのが、凄い。素敵。
    今朝、電車の中でこの作品の文庫版を読みふけっていた高校生、貴女は今、どんな風に感じながら読んでいるのかな?貴女が「大人」になった時、どんな風に感じるのかな?どうぞまた読み返してみて下さいね。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.14

  • 一気にひきこまれるストーリー

    自衛隊3部作の3作目。最後にして、最高傑作だと思います。
    とてつもなく現実離れしたシチュエーションにも関わらず、会話や、心情の描写がとてもリアルなため、違和感なく、いつのまにか、ストーリーにどっぷり引き込まれてしまいました。

    ありえないんだけど、こんなトラブルが発生したら・・・と、いつのまにか現実の世界でニュースを見ているときに、無意識に物語に出てくるような事態を想像して、ブルっと鳥肌が立ちます。

    この作者の作品はどんどん映像化されていますが、この作品は、ちょっとグロテスクなので難しいかなと思います。というより、映像化すると、むしろリアリティに欠けてしまいそう。文章だからこそ!のすばらしい作品だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.02

  • 良いですね♪

    熱く感想を述べると先入観できちゃうので、多くは書かないです。戦いものとラノベ好きな人におすすめします。
    大枠は他の人の感想にありますルので、個人的見解です。途上人物のキャラがたっていて実に読んでて楽しいです。メインは自衛官と子供たちの人間模様なんですが、途中途中で介在する対策本部側の話が読み手を俯瞰的な状況にしてくれて新鮮。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.27

  • 聡い地の文は違和感

    エビが巨大化して人間を襲う話。聞いただけで恐ろしい。。パニックものの正統派っぽく、怪物と警察/自衛隊員のかけひきもメインだけど、潜水艦にとり残された海上自衛隊員と子供たちのやり取りを通してのヒューマンドラマの方に力点が置かれている。が、子供に使うは有川さんの聡い地の文は違和感があるし、一方で自衛隊や軍の話もマニアック過ぎて入り込めなかった。やはり登場人物達のベタ甘な恋が主軸に据えられている話が、読んでても面白い。別の作品「塩の街」の「世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた」はひと文で心揺さぶる力がある。続きを読む

    投稿日:2014.06.28

  • ジェットコースター・パニックSF作品

    とにかく展開が早いです。
    いきなりパニック! 何がどうなっているのか理解できないまま
    潜水艦に閉じ込められる若い自衛官と偶然助けてしまった子供たち。

    未知なる生物とのありえない戦いにとまどう警察の葛藤も盛り込まれて
    途中からえっ?恋愛まで盛り込まれる??と予感させるところは有川作品のお約束ですね。
    一気に読んでしまえる楽しさがあります。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.26

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • Mai

    Mai

    図書館戦争が大好きで有川浩さんの作品をもっと読んでみたくなり手に取りました。
    内容はハラハラ、ドキドキ。非現実的なお話で好きです。
    自衛官の2人が図書館戦争の堂上教官と小牧教官のキャラにそっくりでキュンキュンしました続きを読む

    投稿日:2019.10.29

  • 筋トレ大好きキャリコンレオナ

    筋トレ大好きキャリコンレオナ

    Human resources that are useful in emergencies are irregular during normal times.
    If there is an emergency in Japan now, the most useful ones are our kid.I was happy with the words of the captain.続きを読む

    投稿日:2019.10.12

  • sako0105

    sako0105

    3mのザリガニ、レガサスが発生、人間を襲う、食べる。警察の機動隊と自衛隊の上層部の縄張り争い。本当?そして、子供の気持ちも交えてとても興味深い。

    投稿日:2019.09.11

  • mana0129

    mana0129

    有川浩さんの作品に出会って、割と最初の方に読んだ作品でした。
    自衛隊三部作の中でも、描写が生々しくあり得ないと思うような現象に追いついていくのが大変でしたが、とても面白かったです。

    投稿日:2019.08.24

  • T N S

    T N S

    有川浩作品の中で1、2を争うお気に入りかも。

    2人の恋愛模様がどうなるどうなるとハラハラさせつつも、しっかり終着。有川浩さん、さすがです。

    投稿日:2019.08.15

  • 2341cocoa

    2341cocoa

    非常に生々しく、恐ろしく、読み進めるのが大変でした。でも大好きな有川浩の作品だから、感動が待っているはずだからと、頑張って読みました。
    期待以上に、心を動かされました。窮地に陥ったときに人の本当の人間力が分かると思いますが、正に。有事に直面したことのない私たちでも、この若い士官と子供たちとのヒューマンドラマに、身に覚えのあるものを突きつけられます。自分のことだと痛すぎて恥ずかしすぎて考えたくないようなことを、客観的に見て考えさせてくれるのが、小説のいいところですね。
    控えめだったのでちょっと物足りないのですが、甘酸っぱいエッセンスもあり、いいスパイスになってます。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.09

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。