海の底

有川浩 / 角川文庫
(1014件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
386
385
149
20
4
  • 私は躊躇せず走れるだろうか、

    使命のため勝ち目がないレガリスに立ち向かう機動隊、解決のため硬直した組織を内から動かすお役人、尊敬する人を犠牲に救った子供たちを守る自衛官、どこか「歪んで」真っすぐな子供たち。私は彼らのように躊躇せず走れるのかな。

    有川作品で外れる訳ない自衛隊もの。個人的にナンバーワンにしてオンリーワン。負け戦も権謀術数も成長も青春もラブも詰め込みつつ破綻しない・・・えーと、ジャンルSF??
    主に機動隊パートで大人の事情を、潜水艦パートで子供の事情を交互に追いつつ、失速せずに落着しての、エピローグがとても好き。望さん愛い。茂久も好きだなー。圭介ラストで可愛く見えるとかなんたるマジック。
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    投稿日:2014.06.28

  • ・・・しばらく、エビは、いいです。

    「自衛隊三部作」 最後の作品。
    前の2作に比べて、ちょっとグロいかな? 我が家の食卓から、しばらくエビチリが遠ざけられました。

    少年少女の精神的な成長と、見守る「大人」の立ち位置は、「大人」と呼ばれ慣れてしまった年齢の者には、懐かしいような嬉しいような気恥しいような思いを抱かせますが、登場人物と同じくらいの世代の方には、共感出来るものがあるのではないでしょうか。
    有川さんは私くらいの世代ですよね。色々忘れていないのが、凄い。素敵。
    今朝、電車の中でこの作品の文庫版を読みふけっていた高校生、貴女は今、どんな風に感じながら読んでいるのかな?貴女が「大人」になった時、どんな風に感じるのかな?どうぞまた読み返してみて下さいね。
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    投稿日:2013.11.14

  • 一気にひきこまれるストーリー

    自衛隊3部作の3作目。最後にして、最高傑作だと思います。
    とてつもなく現実離れしたシチュエーションにも関わらず、会話や、心情の描写がとてもリアルなため、違和感なく、いつのまにか、ストーリーにどっぷり引き込まれてしまいました。

    ありえないんだけど、こんなトラブルが発生したら・・・と、いつのまにか現実の世界でニュースを見ているときに、無意識に物語に出てくるような事態を想像して、ブルっと鳥肌が立ちます。

    この作者の作品はどんどん映像化されていますが、この作品は、ちょっとグロテスクなので難しいかなと思います。というより、映像化すると、むしろリアリティに欠けてしまいそう。文章だからこそ!のすばらしい作品だと思います。
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    投稿日:2014.03.02

  • 良いですね♪

    熱く感想を述べると先入観できちゃうので、多くは書かないです。戦いものとラノベ好きな人におすすめします。
    大枠は他の人の感想にありますルので、個人的見解です。途上人物のキャラがたっていて実に読んでて楽しいです。メインは自衛官と子供たちの人間模様なんですが、途中途中で介在する対策本部側の話が読み手を俯瞰的な状況にしてくれて新鮮。
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    投稿日:2014.06.27

  • 聡い地の文は違和感

    エビが巨大化して人間を襲う話。聞いただけで恐ろしい。。パニックものの正統派っぽく、怪物と警察/自衛隊員のかけひきもメインだけど、潜水艦にとり残された海上自衛隊員と子供たちのやり取りを通してのヒューマンドラマの方に力点が置かれている。が、子供に使うは有川さんの聡い地の文は違和感があるし、一方で自衛隊や軍の話もマニアック過ぎて入り込めなかった。やはり登場人物達のベタ甘な恋が主軸に据えられている話が、読んでても面白い。別の作品「塩の街」の「世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた」はひと文で心揺さぶる力がある。続きを読む

    投稿日:2014.06.28

  • ジェットコースター・パニックSF作品

    とにかく展開が早いです。
    いきなりパニック! 何がどうなっているのか理解できないまま
    潜水艦に閉じ込められる若い自衛官と偶然助けてしまった子供たち。

    未知なる生物とのありえない戦いにとまどう警察の葛藤も盛り込まれて
    途中からえっ?恋愛まで盛り込まれる??と予感させるところは有川作品のお約束ですね。
    一気に読んでしまえる楽しさがあります。
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    投稿日:2015.02.26

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ブクログレビュー

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  • 海坊主

    海坊主

    非常に魅了的な登場人物についての筆致は評価するが、突如横須賀に人喰い海老が出現し警察と自衛隊で退治するという設定が稚拙で馴染めなかった。

    投稿日:2021.04.05

  • michiyo

    michiyo

    衝撃の書き出しだが、大人の飾らない素直な言葉に子供たちの心が開かれていく様がとても心地よかった。ハッピーエンド万歳!

    投稿日:2021.04.04

  • クロワッサン

    クロワッサン

    SFファンタジーなんだけど、細部がすごいリアルでした。
    作者がちゃんと勉強していることが伝わる。
    ほぼ、警察と潜水艦の中の人物より語られる。
    敵に襲われることを考えていない法律。
    守ってもらうことを前提とした考え。
    平和を願うことは良いことだけど、
    自分たちの身は自分たちで守れないと怖いですよね。
    子供は親の教育次第って感じました。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.31

  • ゆき

    ゆき

    有川浩さんの自衛隊三部作のひとつ。
    中学で初めてこの作品に出会ってから何度も読み直していますが、毎回感動します。
    非現実的なのに、ほんとに起こっているのではないかと錯覚するほど作品に引き込まれました。1番好きなのは5日目。たった6日間の出来事がこんなにも深く描かれていることに感動を覚えました。
    たくさんの人の人生が組み合わさる瞬間を見ることができるのが有川浩さんの作品の面白いところだと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.31

  • sin

    sin

    夏木と冬原のコンビが最高すぎる。
    艦長の死に対する向き合い方にめちゃくちゃ感情移入して読める。本当に泣ける。
    恋愛要素は有川先生の他の作品よりは少なめだが、その後を描いた『クジラの彼』を読むとより一層楽しめると思う。続きを読む

    投稿日:2021.03.19

  • van613

    van613

    このレビューはネタバレを含みます

    有川浩お得意の自衛隊もの。

    序盤はありえない設定かつバイオレンスな感じでしたが、中盤以降はいつもの有川浩さんらしい細やかな心理描写が面白かったです☆ライトな感じではありますがいろいろと考えさせられるところも多々あり非常に読み応えのある作品だと思います。夏木&冬原コンビは言う事なしですが、烏丸さんや明石さんもすごくかっこ良かったですし、圭介含めほとんどの登場人物に魅力がありました。「クジラの彼」という短編集にも夏木&冬原コンビが出ているようなのでそっちも読んでみようと思います♪

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.03.19

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