【感想】はやぶさ/HAYABUSA

白崎博史, 井上潔, 百瀬しのぶ / 角川文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
0
4
3
0
0
  • 角川版「はやぶさ」の原作ノベライズ

    角川書店で映画化された作品のノベライズ版。
    主人公は、川口教授ではなく広報の若い女性。
    実際にあったエピソードを交えて話を進めているが、本の薄さと比例して個々のエピソードの話が尻切れトンボになっている。
    はやぶさの中では重要なはずの行方不明になって発見した後の復帰方法は全く書かれていない。
    はやぶさ関連の書籍を読んでいない人が興味を持って次の本を読んでくれることを願う。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

ブクログレビュー

"powered by"

  • marin2011

    marin2011

    みんなで一つの物を作り上げ、それが国の方向性と合っていて、でもうまくいかないこともあり、それを乗り越えたときのカタルシスたるや…。
    小惑星から物質を持ち帰るという壮大なミッションをクリアする様は感動する。映画化もされているので視覚的により理解が深まるので本と合わせて視聴をおすすめしたい。続きを読む

    投稿日:2022.06.28

  • finger0217

    finger0217

    2019年の重大ニュースの一つとして「はやぶさ2」の「リュウグウ」着陸を取り上げた展示を企画し、その関連書として「はやぶさ」を映画ノベライズ小説を読みました。
    竹内裕子が主演した、初代「はやぶさ」の小惑星「イトカワ」へのミッションと、それを支えた宇宙科学研究所のスタッフの物語です。

    一般に公開されたエンターテイメント映画のノベライズですから、専門的な知識が要求されることがほとんどない反面、具体的にそれぞれのスタッフがどういった技術的困難を抱え、またそれを克服してきたのかという点について正確に描き切れていないのかな、とも感じます。
    正直な印象として(もちろん、じっさにはそのようなことはけっしてないのですけれど)「ちょっとトラブル続きで大変だったけど、文化祭での発表もうまくいって、結果としていい青春だった、やりきった」感とでもいうのでしょうか、物足りなさを感じたのも事実です。

    一方で、「結果が出る(確実に「役立つ」)」かどうかが分からないことについても、積極的に挑戦しつづける姿勢や、互いの専門分野を生かして「チーム」として一つのプロジェクトに情熱をもって取り組む(それぞれの主張が合致しない部分についても正面からぶつかりながら最大の妥協点を探していく)姿などは、物語としてよくできていると思います。
    また、いくつもの困難を乗り越えて最終的に地球への期間(大気圏突入)と小惑星からのサンプル(カプセル内の物質がイトカワ由来の者であることは期間後数カ月たって確認されました)の採取を成功させた「はやぶさ」の歩みそのものが、多くの人を勇気づける者であることも事実です。

    世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功したのが、日本が開発した探査機であったことは誇りに思いますし、その技術をこれからも維持・発展させていってほしいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2019.11.21

  • okagame

    okagame

    帰還をPCで見守り、相模原に見学に行ったりもしたから読みながら、はやぶさのこといろいろ思い出しました。
    おかえり、はやぶさ

    投稿日:2012.06.24

  • kkiebambi

    kkiebambi

    正直地球に帰ってくるまではやぶさの事はよく知らず、NHKの特集をみて何故か涙が止まらなくなり、映画化すると聞いてわくわくしていたのに諸事情により見ることができず、代わりに買ったのがこの本でした。

    のため映画は見ていないのですが、映画のノベライズという事で期待して読んだのですが、その期待値が高すぎたのか、NHKで覚えた様な感動は余りありませんでした。

    はやぶさが地球に帰ってくる件が簡略されている気がします。そこで涙が止まらなくなったのに、個人的には残念でした。

    はやぶさにまつわるエピソードや苦労話は分かりやすく載っていると思います。そこは楽しめました。

    はやぶさ2は打ち上げられないのかなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2012.02.03

  • 冷やし中華始めました

    冷やし中華始めました

    はやぶさをめぐる科学者の生きざまを垣間見れて参考になった。「終わりの見えない探求が嫌なら科学者はやめるべき」「あんた目指すものは兄ちゃんの夢なの、あなたの夢なの、どっちなの。人の夢を追い掛けても続かないよ。」といった意味合いの言葉が心に残った。続きを読む

    投稿日:2012.01.04

  • ぱぴこ

    ぱぴこ

    はやぶさが旅した7年間―60億キロ

    映画化もされた感動の「はやぶさプロジェクト」
    『それでも君は、帰ってきた。』

    完全ノベライズ化!!

    投稿日:2011.12.12

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。