グラゼニ(1)

森高夕次, アダチケイジ / モーニング
(61件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • プロ野球界の内幕が学べる漫画です

    めちゃめちゃ面白いです。中継ぎ投手というあまり光の当たらない選手を主人公に、プロ野球の仕組みが学べる漫画で。シリーズは既に12巻まで出ていますが、切り口が斬新で、いままでにない野球漫画のジャンルを確立しているといえるのではないでしょうか。第1巻は、まだこの手の漫画が通用するのかという試験的な試みであることがプンプン匂いますが、シリーズが進むにつれ、段々とこなれてきます。絵の好き嫌いはあるかもしれませんが、扱っている内容と絵の作風がマッチしていて違和感がありません。タイトルである「グラゼニ」「グランドには銭が埋まっている」という価値観の略ですが、けっして金の亡者という意味合いではなく、プロ野球選手として発揮される力に金銭報酬がどう反映されるのかといった話で、選手の個性(野球観、人生観)がにじみ出るバロメータになっており、本漫画をとても味わい深いものにしてくれています。スポーツ界の厳しさや舞台裏を覗くような感覚でぜひ。続きを読む

    投稿日:2013.11.07

  • 「ゼニ」を巡るプロ意識に焦点を当てたプロ野球漫画

    この本、面白いです。こんな野球漫画があるとは知らなかったです。

    「グラウンドにはゼニが落ちている。人が2倍練習してたら3倍やれ。3倍してたら4倍やれ。ゼニが欲しけりゃ練習せえ」

    これは、南海ホークスの監督であった鶴岡一人氏の言葉と言われています。

    これが、プロ野球界の現実であり、プロ意識です。

    今までのプロ野球漫画は、この「ゼニ」を全面に取り上げることはしていなかったと思いますが、グラゼニは、この「ゼニ」を巡るプロ意識に焦点を当てたプロ野球漫画になっており、そこがとても新鮮であり、面白い漫画だと思います。

    主人公、凡田夏之介は、神宮スパイダーズ所属の中継ぎ投手で、年俸1800万円。

    趣味は選手名鑑を読むことで、全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという設定です。

    凡田夏之介は、一流選手でもなければお荷物選手でもなく、年俸もそこそこ、役割は中継ぎ投手という、地味な選手ですが、ここが、この漫画のミソはなのだと思います。

    これが年俸何億円ももらう選手が主人公の野球漫画だったら、よくありがちなスター選手の物語で終わるだろうし、また、年俸1000万円以下の選手が主人公だったら、苦労話などの人情物語になるのがオチでしょう。

    上も見れば下も見る事ができる立ち位置で、プロ野球界の現実が描かれています。

    この本を読んで、これからのプロ野球観戦の楽しみが一つ増えました。
    続きを読む

    投稿日:2014.02.14

  • 「プロ野球」好きだけど、メジャーリーグにあまり興味がなかった自分は、楽しめました。

    これまでの野球マンガとは違う、本当に異色な作品。けど面白い。昔「プロ野球」が好きで良く見ていたのだけれど、最近のメジャー一辺倒の日本の野球界からは、ちょっと距離を置いていた。どこが違うのかな、日本もメジャーも同じ野球なのに、と思っていたのだけれど、こういう「裏側」とか「人間くささ」が、昔のプロ野球にはにじみ出ていたのではないか。テレビを見ているだけで大量のプロ野球情報が流れてくる、そんな昔のことを思い出させてくれる作品でした。続きを読む

    投稿日:2014.02.23

  • プロの世界の切なく厳しい現実

    プロ野球の世界に関わる様々な登場人物達の、リアルで厳しい部分を描いた漫画です
    主人公は左の中継ぎという、地味な設定
    この巻には他にも、引退して解説者になった元プロ投手や、
    引退間近のベテランスラッガーなど、人生の岐路に立たされている人間が出てきます
    プロ野球を新しい切り口から描く、非常に興味深い作品です
    続きを読む

    投稿日:2013.09.27

  • 地味に面白い

    これまでの野球漫画とは切り口が全く違う。
    野球漫画ではなく、野球選手の漫画。

    投稿日:2013.10.05

ブクログレビュー

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  • nira1013

    nira1013

    プロスポーツをお金という切り口で描いた話題作。
    といっても、やはり、野球というマンガに親和性の高い競技の局面が巧みにストーリーに織り込まれている。
    主人公が嫌味がなくマジメそうな性格であることも、扱っている題材にしては、生々しくならないことに一役買っている。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.29

  • そのまわ

    そのまわ

    このレビューはネタバレを含みます

    全巻読破。年俸面に大きくスポットが当たった異色のプロ野球漫画。
    1巻は読み切り形式。常に年俸にまつわる話で異色ぶり全開。主人公は主人公のくせに結構な小物。2巻以降は主人公夏之介以外の選手や球団関係者の給与の話にもおよぶ。さらに結婚や家族といった人生設計の話にも関わっていく。中盤以降はまた夏之介に話のメインが戻り、プロとして開花したり、個人としてもチームとしても調子が良かったり悪かったりとぐいぐい読ませる展開になる。後半は一気読み。
    過去編がちょいちょい挟まれることで伏線を張りながら次の話ですぐに回収していくような作りになっているのも面白い。過去編と現在編で人間関係が結構変わっていて、その経緯を過去と現在で比較しつつ、2つの時間軸から探っていける。険悪な関係の2人がお互いに人間的に成長して和解していく過程を見るのもいい。
    年俸の話をする以上、チーム事情による人事事情もドラマになる。選手側から見た年俸の話があれば、球団から見た年俸の話もあるわけで、それが人の運命を大きく変えたりもする。
    話の中で、いろいろな人が才能開花する瞬間がある。どのキャラも人間味があってなんだかんだ好感が持てるので、その瞬間は読んでいて嬉しくなる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.11.14

  • MMD

    MMD

    グラゼニ=“グラウンドには銭が埋まっている”!! 下は240万円から、上は数億まで。格付けが、年俸によって完全に決められている超格差社会・プロ野球。凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)は高卒でプロ入りした8年目の中継ぎ投手。左腕でサイドスローという一風変わった武器と、全球団の1軍選手の年俸をソラで言えるという不思議な特技で、厳しい世界を必死でサバイバる!(Amazon紹介より)続きを読む

    投稿日:2016.07.08

  • harukaze21

    harukaze21

    このレビューはネタバレを含みます

    やっと読みました。スポーツものは好きだけど、学生時代から始まってどんどん強くなるっていうストーリーとは違い、プロとはいえ微妙な立場の凡田さん。グラゼニっていうのは、本当だし、プロの人たち、そんなこと意識してるのかなと思うけど、この視点が面白い。プロっていうのは、生きていくためにお金稼がないといけないからね。凡田さんは、8年目だけど、これから上へいくのだろうか。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.01.12

  • sunshine

    sunshine

    面白かった!プロ野球を選手の生活目線、経営者目線で見たものはこれまでなかったと思う。この人を抑えたら、すぐ2軍に落とされるだろうと思って投げる。そんな心理も描き出されていて、プロ野球の厳しさを少し知ることが出来たと思う。続きを読む

    投稿日:2014.10.30

  • akuma908

    akuma908

    BookLive!の1巻無料で読了。
    ここ半年くらい、モーニング本誌で読んでいるのだけれど。これまでの野球マンガとは違う、本当に異色な作品。けど面白い。昔「プロ野球」が好きで良く見ていたのだけれど、最近のメジャー一辺倒の日本の野球界からは、ちょっと距離を置いていた。どこが違うのかな、日本もメジャーも同じ野球なのに、と思っていたのだけれど、こういう「裏側」とか「人間くささ」が、昔のプロ野球にはにじみ出ていたのではないか。テレビを見ているだけで大量のプロ野球情報が流れてくる、そんな昔のことを思い出させてくれる作品でした。続きを読む

    投稿日:2014.02.23

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