【感想】招かれざる客

アガサ・クリスティー, 深町眞理子 / クリスティー文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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ブクログレビュー

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  • 伊賀嵐山

    伊賀嵐山

    戯曲なので苦手な人はなかなか読みづらいかもしれないですが、内容は素晴らしいものでした。いい意味でアガサ・クリスティーらしい作品でタイトルの回収もしっかりやってのけるところが読んでいてすごく気持ちよかったです。続きを読む

    投稿日:2023.10.01

  • kaokao

    kaokao

    小学生の時に読んで、そして誰もいなくなったよりも最初にアガサクリスティにハマった本。
    舞台上で繰り広げられる独特な世界観に引き込まれて、小学生だった私は、なんだこの本は!とそこから何度も読み返した。

    投稿日:2023.07.16

  • 麦とろ

    麦とろ

    2023/03/05 読了
    短編なのに読み応えたっぷり!
    会話劇によって人物像が際立ち、ひとりひとりに共感したり、苛立ったり。戯曲は初めてでしたが読みやすかったです◎
    クリスティーの他作品も読みたいな
    続きを読む

    投稿日:2023.03.05

  • じょう

    じょう

    名探偵コナンに登場する阿笠博士、その名の由来であるアガサ・クリスティー。
    名前だけは馴染みがあったので、ミステリはほとんど読んだ経験はなかったもののワクワクしながら本を開いた。

    戯曲であることも、それが何かも知らぬまま読み始め、第二幕あたりでやっと演劇がベースなのだと気付いた。無知な上に勘が悪い。

    最初こそ形式に戸惑ったものの、すぐにその世界にどっぷりと浸かってしまった。推理などする余裕もなく、筆者の思うままに振り回されてあっという間に衝撃の最後を迎えた。

    結末を知ってからもう一度読み返すと、心情などは一切書かれていないので「この人は一体どんな気持ちでこんなことを…」とまた違う謎が深まってしまった。
    そういった意味では小説だと大体答えが描かれているので、これを想像するのもまた戯曲の楽しみ方なのだろうか。

    ハマりこそしないジャンルだが、クリスティーの描く世界ならもっと読んでみたいと思わされた作品だった。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.19

  • bukurose

    bukurose

    雪の夜車を溝に落とした男が助けを求めある屋敷にやってくると、そこに男が死んでいて傍らには私が殺したという美しい妻が立っていた。男はその女を助けたいとあれこれ策略をめぐらす。このとっかかりが何故?そこまでするか?と納得できずちょっと読むのにつっかえたが、だんだん屋敷の人々、看護人たち、被害者の母、妻の友人の男性、被害者の弟といろいろな思惑が発露されるにつれおもしろくなった。途中からあれが犯人か?と思ったらそうだった。セリフで被害者の性格や家族の関係があらわにされる過程は演劇的にはとてもおもしろいと思う。

    解説の小池真理子氏が、クリスティの魅力の一つは女性の描き方として、魅力的な年のいった女性を登場させていることだ、と述べているが、この劇でも被害者の母は思慮ある存在として描かれている。


    1958発表
    2004.9.15発行 2012.10.25第3刷 図書館
    続きを読む

    投稿日:2020.01.29

  • Στέφανος

    Στέφανος

    原書名:The unexpected guest

    著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
    訳者:深町眞理子(1931-、東京、翻訳家)続きを読む

    投稿日:2019.01.10

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