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アガサ・クリスティー, 高橋豊 / クリスティー文庫 (49件のレビュー)
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肋骨臀部
このレビューはネタバレを含みます
ミステリよりロマンス成分が多め。途中までミーガンが犯人と思ってたのでハラハラしていたが、全然当たっていなくて逆に安心した。冷静になると犯人の動機がゲスい。マープルはゲストキャラ的扱いだったが、これはこれでいいかも。
投稿日:2024.02.03
ポプラ並木
マープルシリーズ第三作。やっぱり犯人当て3連敗、難しい。元軍人のバートンの語りでストーリーが展開される。飛行機事故のため療養中のバートン兄妹、ロンドンから田舎町で過ごす。しかし静養どころではなく陰湿で醜聞的な嫌がらせの怪文書が頻発。疑心暗鬼になった住民がいきり立つ。そして、弁護士の妻が殺される。さらにお手伝いのアグネルも。怪文書を書いているのは誰なのか?動機は何なのか?さらに、マープルはいつ登場するのか?そこでバートンが弁護士一家の中のミーガン(20歳)に恋をする。犯人は意外と身近にいた!やられた~④
投稿日:2024.01.12
JINTA(じんた)
ミス・マープルの活躍が見れる!と意気込んでいたら、全然出てこない。この物語の語り部は軍人のバートン。さすがクリスティ。あるムラで事件が起き、なにやら不審な手紙が届き。そして最後にはマープル。心踊らされ…た。続きを読む
投稿日:2023.11.08
へ〜た
ミス・マープル・シリーズを何冊か読んでそろそろ読み飽きた頃だったのだが、これは良かった。といっても、ミス・マープルは主要登場人物一覧にも登場しないくらいの端役で、チラっと出てきて、事件を解決して帰って…いく謎の老嬢としてしか描かれない。しかし古き英国の田舎の雰囲気を大いに湛えた描写は楽しめる。 解説の久美沙織が書いている「大好きになってしまったキャラたちが犯人だったらどうしようと、ハラハラさせられる」という表現がまさに的確。推理小説にこういう楽しみがあるとは!続きを読む
投稿日:2023.11.03
きなこ黒蜜
ミス・マープルの長編3作目。ミス・マープルが終盤まで出てこない。出てきたら一気に謎が解けるんだけど、こういう主役っぽくない名探偵は珍しいかも。 ミス・マープルはなかなか出てこないけど、語り手の青年ジェ…リーと妹のジョアナがいいキャラで、ロマンス要素もあって楽しく読んだ。 久美沙織さんの解説も面白かった。続きを読む
投稿日:2023.10.24
momchap
ミス・マープルものとして読むとちょっと物足りないかもしれない。ミス・マープルの出番は後半のごくわずか。 それでもやはりクリスティらしい誰もが怪しく見える作品で、主人公の兄妹が微笑ましい。 じっと編み物…をしながら、頭をフル回転させるミス・マープルのように世の中を見てみたいと思ってしまう。彼女の頭の中では様々なことがきちんと整理されていくのである。続きを読む
投稿日:2023.10.22
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