【感想】アイヌモシリ紀行 松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』をいく

早川禎治 / 中西出版
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • dollyosaka

    dollyosaka

    幕末に蝦夷地を歩き回って調査した松浦武四郎の記録をたどって、平成の今自分の足で歩いた記録。著者はこの時60代なかばだから、道南から根室、道北へ歩くなんてクレイジーなアイディアだ。でも歩かないと分からないことも多いし、共感できるくだりが多く、大変面白かった。
    原発のある泊村がやたら金のかかった村で、すぐ隣の村は昔のままだけど、花なんか植えられてあって、こっちの方がいい、と言うところは全くその通り。
    環境破壊とゴミが多いというところも、共感できる。
    ところで間宮林蔵の5代目子孫でアイヌの人で、真見谷さんという人が今もおられる。奥さんがアイヌ人だったのだが、明治維新の後苗字をつける時役人が、間宮という姓とつけるのはおそれおおい、と真見谷としかつけてくれなかったそうである。
    全くひどい話だ!
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    投稿日:2012.02.25

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