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丈月城, シコルスキー / 集英社スーパーダッシュ文庫 (5件のレビュー)
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1
カンピオーネシリーズのファンにとって、はたまらない一冊
3巻で、護堂がウルスラグナを倒すまでが描かれましたが、まだエリカとずぶずぶになってないですし、ドニとの因縁も語られませんでした。本巻で残りの空白が埋められます いやー、こうやってエリカは護堂の愛人に…なったんですなあ。あ、エリカ様が「わたしの純潔は失われた」とか言って、すすり泣いておられる。随分と可愛いらしい。護堂は悪い奴だなあ。 本巻は中編二本仕立てになっていて、前半の敵はメルカルトで後半の敵はドニでした。権能の使い方に慣れていないので、護堂はすぐピンチになるし、というかすぐ死ぬのでエリカがかいがいしく世話を焼きます。ドニとの戦いはとにかくドニが凄いですね。まあ、それと同じくらいアホなんですが。 3巻で、カンピオーネとなった最初のエピソードを書き、かなり間をおいて第二エピソードを書いたわけですが、これは正解と思います。シリーズのファンにとってはたまらないですが、初見だとこんがらがるし、こんなにたっぷりページを割くこともできなかったでしょう。 毎回書いてますがやっぱり面白いです。続きを読む
投稿日:2013.11.14
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タカツテム
11巻にもなって時系列的に2番目の物語をやるなんて珍しい構成だよなぁ… 時系列的に護堂が色々と足りていない序盤の段階であり、第3巻のような回想の前後を現在の話で挟んでいた構成と違い、こちらは全編過去…編のためエリカ以外のヒロインも登場しない。そのため、直近のランスロットやアレクと大立ち回りを披露していた10巻と比べるとどうしてもパワーダウンしている印象が否めない。 それでも10巻の護堂と変わらないのは戦闘に対する姿勢。普段は平和主義者を装うのに、いざ戦闘となればあらゆる躊躇を脱ぎ去って相手を全力で叩きのめそうとする姿勢はこの頃から顕著 カンピオーネになりたてで自分の権能もまだまだ理解していない段階でも、そこらの魔術師相手に猪を召喚してしまう豪胆さはかなり普通じゃない 第3巻の時点では平和主義者的な言動はそれなりにあったから、戦いを繰り返す中で現在のようなタイプになっていったのかと思いきや、初戦のメルカルト戦の時点で一端のカンピオーネらしい戦い方がちらほらと。もしかして護堂って戦いの中で変化したのではなく、元から戦闘になると全力になってしまうタイプだったのだろうか?続きを読む
投稿日:2018.09.02
まき子
カンピオーネになってからメルカルトと戦い、ドニと戦った時の話。 バアルは旧約聖書に記述されているキリスト教やユダヤ教の神にとっての敵。ただその神格を表す文書は少なく、バアルを敵とする教典に多くが書かれ…ているそうな。 嵐は雨季にしか現れず、雨の恵みとともに生命をなぎ倒す。そんな象徴。続きを読む
投稿日:2012.09.17
F.key
過去編その2。エリカは昔から可愛くてイイ女でした。本編でもこの勢いで頑張ってほしい。「剣」の作成方法はエリカ発なのね。初々しいところが見られて満足。
投稿日:2012.01.04
k9
このレビューはネタバレを含みます
祝アニメ化… 売れるラノベ→アニメ化、すっかりそんなビジネスモデルが一般化してしまった今日この此頃、皆様如何お過ごしでしょうか? 誕生編第二弾でしたが、本編に比べると初々しいですね ところで十の権能って全部使えるんだっけ? まだ切札残ってたかな?他の魔王が強すぎるんで、だんだん見劣りしてきた気もする…護堂ハーレムは人材が多いのでそっちでカバー? アニメ、ベン・トーくらいのデキなら大成功ですが、はたして?
投稿日:2011.12.24
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