オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎 / 新潮文庫
(2230件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
700
814
487
77
20
  • 良く言えば天才的、悪く言えば理解不能。

    良く言えば天才的、悪く言えば理解不能。
    氏のデビュー作との事ですが、確かに若々しさというか尖った印象を受けました。
    虚と実を織り交ぜた不条理な世界観は何故の連続で頁を捲る推進力にはなっていましたが、それも納得できる解答や伝えたい命題が明確であってこそ。
    後期クイーン問題やカオス理論の独自解釈については解りやすく述べられていたものの、ただそれだけを伝えたいにしては舞台装置が異質で、もっと別の命題があると想像させられるのが自然でしょう。
    そこが読み取れない所に読後をモヤっとさせている一因があるのかと。
    読解力のある方向け。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.08

  • 間違いない!

    9年前にこの作品に出会い、ここから伊坂幸太郎さんが大好きになりました。
    今まで読んだこともないジャンルだったので、最初夢中で読み、続けてじっくり2回目読みました。
    今でもときどき読み返したりするほど大好きです。

    伊坂幸太郎さんは作品間で同じような人物(もしくは同じ特徴をもった人物)を登場させることが多いので、
    これを読んだ後は、他の作品がもっと楽しくなると思います!
    続きを読む

    投稿日:2013.10.01

  • 伊坂幸太郎の長編処女作

    不思議な小説である。今回も仙台が舞台の小説ではあるがそこからさらに遠くにある「萩島」が舞台。現実世界と地続きではあるが異世界のような舞台で起こる喋るカカシの殺人事件。実際にはありえない設定なのですが、意外とリアリティをもって読んでしまった。そして伊坂ワールドには必ず登場する「悪意」。今回は主人公の昔なじみの「城山」。淡々と悪事を働くこの男がどう絡んでくるのかと期待して読んでいたのですが、いきなりあっさりと退場するところは若干、物足りませんでした。

    世界を構築してそこで起こる殺人事件を推理する主人公を登場させるというスタイルは、山口雅也の「13人の探偵士」や「日本殺人事件」などがありますが、この作品に関して言えばミステリーといえるほどのトリックや推理が展開されるわけでもなく、なぜ「ミステリー倶楽部賞」を取ったのかがよくわかりません。むしろファンタジーに近いように感じた。不思議と先が気になり、読んでしまう作品で読了後も後味すっきりとでもいいましょうか。

    伊坂作品は、それぞれの登場人物がいろいろとリンクしているのですが、本作の重要人物?であるカカシも度々他の作品に登場しているらしく、他の作品も読んでみたくなった。

    ※「欠けているもの」については、最後まで気づきませんでした。。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.26

  • かかしの予言に依存する閉ざされた島

    鎖国状態の島の中心には,未来を言い当てるかかしが.
    未来が見えることの意味,人と関わることによって変わる未来,みたいなことを考えながら読んでいました.
    終わり方はちょっとどうかと思ったので、星4つ.

    投稿日:2013.12.08

  • 独特の世界観

    中盤くらいまでは何が何だかまったくわからず、読んでいるのが苦痛なくらいでしたが、中盤以降は独特の世界観に引き込まれます。
    伊坂ワールドは独特な世界観なので好みがはっきりわかれそうですが、好きな人には堪らない作品なのではないでしょうか。
    これがデビュー作とは・・・恐るべし伊坂幸太郎。
    続きを読む

    投稿日:2014.12.05

  • デビュー作にして伊坂ワールド全開!

    リアルとシュールが入り混じり交錯する伊坂ワールド全開。しゃべる案山子が居たり、人を殺してもいい存在?の「桜」がいるシュールな世界である、「荻島」。
    物語の後半になって仙台と言うリアルな世界が絡んでくると、荻島がリアルで仙台の方がシュールな世界に感じてしまっている自分が居ます。続きを読む

    投稿日:2013.10.04

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • miyabiman

    miyabiman

    吉田松陰と萩が出てきた時はびっくり。丁度歴史を勉強していたので。

    足りないものがわかった時はぞわっとした。

    いい話。

    投稿日:2020.11.14

  • みースタイル

    みースタイル

    1
    まだ読んでなかったので。
    登場人物のクロスオーバーがあるから続けて読みたいのに、「終末のフール」がはまらず止ってるから近々再予定

    投稿日:2020.10.27

  • まき

    まき

    「動物を食って生きている。木の皮を削って生きている。何十、何百の犠牲の上に一人の人間が生きている。
    それでだ、そうまでして生きる価値のある人間が何人いるか、わかるか?」

    「ゼロだ」
    P.304

    投稿日:2020.10.26

  • Eriko Yanagawa

    Eriko Yanagawa

    ファンタジー?
    伊坂ワールド全開の伏線回収しまくるストーリーは最後畳み掛けるように盛り上げてくる。

    伊坂幸太郎さんは、他にももっと面白い話があるので、このお話は少し退屈に感じてしまった…。

    memo
    かかしの優午が殺される話。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.19

  • ナサ

    ナサ

    著者のデビュー作とのことだったが結構変わった作品で驚いた。ミステリーというよりファンタジーな感じがするが、空想的な不可思議さというよりリアルでありながらどこか不思議に感じる面白い小説だった。

    投稿日:2020.10.11

  • 奏悟

    奏悟

    伊坂さんデビュー作。何度目かの再読。
    ミステリーのようで、ファンタジーのようで、不思議な世界観。
    やっぱり面白い。

    投稿日:2020.10.10

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。