【感想】日本の黒い霧(上)

松本清張 / 文春文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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  • 上下巻

    時代背景によると全部繋がる事件なので、後半(下巻)にレビューを投稿しています。
    宜しかったら覗いて下さいね。

    投稿日:2015.04.02

  • 松本清張が突き止めた真実

    『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞したことをきっかけに、
    朝日新聞社の記者から作家に転身した松本清張。

    名誉、権力、愛にまみれた男と女の悲劇を描かせたら彼を抜く者はいない。
    数々の小説がドラマ化される等、世代を超えて大人気の松本清張が書くノンフィクション。

    1960年、「黒い霧」という言葉を流行らせた松本清張のノンフィクション『日本の黒い霧』。
    この本は、戦後GHQの占領下に起きた事件の背後に潜む、政界や財界のいくつもの不祥事を「黒い霧」と呼んだ。

    松本は『小説帝銀事件』を書く際、事件に疑問をもって調査していくうち、
    さまざまな事件にGHQのある部門が関与している事実にいきたる。

    下山事件で下山国鉄総裁はなぜ殺されたのか、その影に潜んだ事実とは何か。
    ソ連元代表部二等書記官・ラストヴォロフの失踪事件や帝銀事件の平沢貞通犯人説への疑問等、
    軍事占領下に起きた事件を、小説家の調査力と推理力で紐解いていく。
    続きを読む

    投稿日:2016.03.03

ブクログレビュー

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  • smatoga

    smatoga

    このレビューはネタバレを含みます

    大変興味深い一冊だった。

    なぜあれほど労働組合を推奨したり、共産党を合法化したGHQが数年後にレッドパージを行ったか不思議だったが、この本で流れがすっきりとした。

    この本が書かれたころ(昭和49年か?)はたぶんこういう雰囲気が濃厚だったのだと思う。どうも、昭和と平成が陸続きでないような気がしてならない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.05.15

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