政治学の名著30

佐々木毅 / ちくま新書
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • ナカオ

    ナカオ

    世界的な古典名著を数ページでまとめている。このような形でまとめてくれると、その本の概要が簡単に分かるから、いざ読むとなった際大いに役立ちそう。

    古典を読み切れるような読解力がほしい、、

    投稿日:2020.05.18

  • コナン.O.

    コナン.O.

    佐々木毅(1942年~)氏は、政治学・西洋政治思想史を専門とする、日本を代表する政治学者。東京大学総長、国立大学協会会長などを歴任し、現在、(社)学士会理事長、東京大学名誉教授。紫綬褒章、文化功労者、瑞宝大綬章、文化勲章などを受章している。
    本書は、古今東西の政治学の古典・名著から厳選された30冊について、そのエッセンスをそれぞれ6ページ程度で紹介したものである。
    収録されているのは、マキアヴェッリ『君主論』、ヴェーバー『職業としての政治』、ホッブズ『リヴァイアサン』、モンテスキュー『法の精神』、プラトン『国家』、孔子『論語』、アウグスティヌス『神の国』、カント『永遠平和のために』、クラウゼヴィッツ『戦争論』、マルクス&エンゲルス『共産党宣言』、ロールズ『正義論』、トクヴィル『アメリカにおけるデモクラシー』、福沢諭吉『文明論之概略』、孫文『三民主義』、ハイエク『隷従への道』、アレント『全体主義の起源』等。
    私は、2007年の初版を購入し、これまで部分的に拾い読みをしてきたが、今般改めて全体を通して見てみようとしたのは、昨今の世界が(特に)政治的に行き詰っていると強く感じているからであるが、著者は図らずも「まえがき」でこう述べているのだ。「政治学の名著なるものはその内容が非常にごつごつとしている。そこでは人間の集団生活のあり方と個々のメンバーの生殺与奪に関わることが話題の中心であり、お互いに踏まえる現実も創造しようとする現実も異なっている。この解があるようでない世界について知的なチャレンジを繰り返すことに一定の共感と意味を見出すこと、これが政治学の名著と付き合う時に求められる条件である。・・・これらの名著が単なる知的アクセサリーの域を遥かに越えて、まさに現実を支え、さらには新しい政治的な現実を生み出した原動力でもあったことを忘れてはならない。このように政治学の名著は単に「ありがたがるべきもの」であるに止まらず、そこには恐るべき力が秘められていたのである。・・・その意味で政治学の名著はシリアスに受けとめられなければならない。そしてシリアスなものをシリアスに受けとめる習慣をなくすことはやがて大きな災いの素になるであろう。」と。
    翻って、現実の世界はどうであろうか。「Alternative facts(もう一つの事実)」という驚くべき発言を臆面もなく繰り返す某国大統領をはじめ、世界の少なからぬ政治家・指導者が、思考することを止め、あまりに短絡的・感覚的なパフォーマンスに終始してはいないだろうか。。。
    政治学は、自然科学とは異なり、おそらく唯一の正解の存在しない世界である。
    しかし、いや、だからこそ、我々は、政治について「シリアスに」考え、今日よりも少しでも良い明日のために、「知的チャレンジ」を繰り返さなければならないのではないかと思う。
    (2020年4月了)
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    投稿日:2020.04.07

  • starkirari

    starkirari

    1冊につき、紙数が少なく、物足りなさを感じながら読み進めていくと、名著を梯子として政治学物語を猛スピードで駆け抜けてきたことに気付く。体系的であり、かつ、流れる良書

    投稿日:2018.06.06

  • bax

    bax

    このレビューはネタバレを含みます

    [ 内容 ]
    人間が集団の中で生活することのあり方や異なる集団同士のもつれ合いと闘争…。
    そこには一定の解はなく、その都度の考察を必要とする。
    政治学の名著が扱ってきたのはまさにそのことに他ならず、現実がますます混迷を深めているいまだからこそ、それらを繙くことは千鈞の重みを持つにちがいない。
    厳選された三〇冊の世界へ政治学の第一人者が案内する。

    [ 目次 ]
    1 政治の意味
    2 政治権力
    3 政治と徳
    4 政治と宗教
    5 政治と戦略・平和
    6 政治と経済
    7 民主政論
    8 歴史の衝撃の中で

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

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    投稿日:2014.11.06

  • nekohoumu

    nekohoumu

     政治学の古典30冊の概要を解説した本。その本の大まかな内容の紹介だけでなく、書かれた時代背景と意義があるからありがたい。
     でも、まあ本書を読んだだけで古典を読んだ気になっちゃうとまずいですので、気になる古典があれば実際に読んでみましょう。笑
     
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    投稿日:2014.01.11

  • みっきぃ

    みっきぃ

    紹介されているのは『君主論』『リヴァイアサン』『法の精神』『論語』『社会契約論』といった古来の名著。難しそうでなかなか読もうって気が起きないのだけど、少しは読んだほうがいいのかな。理解できるかどうかあやしいが…さんてん。とりあえず、紹介されている本のうち『孫子』は既読、『論語』と『戦争論』は積んでいるから読まないとな。続きを読む

    投稿日:2013.05.23

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