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黒野伸一 / 小学館文庫 (5件のレビュー)
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総合評価:
竹輪と蒲鉾
1
なかなか考えさせられる
楽しい一方で、なかなか考えさせられる本です。 ただ、最後の終わり方は少しどうなんだろう、と思わなくはないですかったですが、少し毛色のかわった本を読みたい方にはおすすめです。
投稿日:2014.05.27
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文海胡
この作者、老人と若者を取り合わせた話がホントに上手いですね。 どんどん人が死んでいくのに、悲壮感がないというのも素晴らしい。 コロナ禍のstayhome期間に読んだ本として、印象に残りそうです。 きっ…とあの掛け金は、初恋の彼女の残りの人生を豊かにしてくれることでしょう。続きを読む
投稿日:2020.05.03
ゆづき
誰が一番長生きをするか大金を賭けることにした幼馴染みの六人の七十六歳からの年月。元気な老人達が明るく、居候になった二十歳女子や不良青年達との交流がなくてもきっと全く取っ付き難くなかっただろう身近さ。戦…時中の話は短いながら凄惨。病死や老人による老人介護も関わるのに淀みや暗さがなく健やかで温かかった。続きを読む
投稿日:2018.10.13
masajichan
このレビューはネタバレを含みます
評価は4. 内容(BOOKデーターベースより) 「どうせなら金を賭けないか?誰が一番長生きするか」聡、弘、明男、正輝、博夫、規子の6人は、小学校時代からの幼なじみの76歳。全員ヒマな上、比較的元気なので、時折同窓会を開いている。しかし話題は、暗いものばかり。そんなある日、6人の中でも最も明るくマッチョな明男がそんなラテンな提案をする。皮肉にも、酔狂な賭けを通じて彼らはお互いのことをよく知るようになるのだが…。生と死、老いと人生を切なくもユーモラスに描き、高齢化社会を希望で照らす、ヒューマン・エンタテインメント。賭け金総額五千七百万円、『長生き競争!』ここに開幕。 年寄りの老後の?むちゃな賭け事の話かと思いきや人生観や死への思いなどなかなかの読み応えを感じた。自分だって80歳過ぎても死に対して覚悟なんて出来ないのだろうなぁ~。
投稿日:2018.06.13
evelyn123
すべての人間が避けて通れない最期を、こんな風に描けるなんて、黒野さん中々やります。 かなり前にドラマ化されていたらしく。宇津井健と石原さとみ。確かに石原さとみの雰囲気にピッタリな感じ。
投稿日:2016.04.23
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