山折哲雄, 槇野修 / PHP新書 (4件のレビュー)
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moon23
「源氏物語」に出てくる京都の現在の風景、神社仏閣、地名を訪ねる。1000年も前の小説に出てくる場所を現在に当てはめるのは、至難のことだったと思われる。 ただ、たいへん丁寧な仕事をされているため、この本…を持って京都巡りをしたいと思った。 物語の内容も丁寧に紹介されていて、紫式部一人が書いたのではないと、書かれているのには驚いた。確かに、内容がガラッと変わるのを説明されると納得。 あんがい紫式部は全く関わってないんじゃないのと、思ってしまう。(紫式部が大嫌いなので) 私の好きな神社仏閣も紹介されているのも嬉しかった。 ぜひ、この本を持って京都巡りをするぞ~‼続きを読む
投稿日:2013.11.08
chiefdora
源氏物語の帖々をなぞりながら京都を散策するガイドブックです。 源氏は好きなのですがこの本は・・・ちょっと退屈で読み進めるのが軽く苦痛でしたw しかし宇治十帖に対する著者の感想が少し面白かったです。… 本当に男の人って宇治十帖をつまらないと思ってるんですねぇ。 宇治十帖は源氏で語ったストーリーを薫や匂宮でまた再びなぞらえているだけで何の面白みも新しい発見も無い、と断罪されてますw あと序盤には「世の男性の多くは『源氏物語』とは『平家物語』と同じような源氏の武士物語だと思っている」っていうのも「そ、そうくるかwww」と眼から鱗モノでしたw 私個人は宇治十帖は十分に面白く、特に八宮の大君・中君は源氏に出てくる女君の中で唯一と言って良い「好きな女君」です。 更に唯一好きな男君も匂宮です。 一番キライなのは薫ですがw 大好きと大嫌いなキャラが存在すると言うことはそれだけ物語に魅力があるということにつながります。 このガイドブックを読んで宇治十帖への興味を削がれた方がいらしたら、是非田辺聖子さんの「霧ふかき宇治の恋」上下巻をお薦めします。 若菜上下に負けずとも劣らない小説としての面白さがそこにありますよ。続きを読む
投稿日:2012.07.19
HITTON
このレビューはネタバレを含みます
この本を片手に京都に行きたくなります。 内裏や坊条図なども載っていて、当時の京都の様子もわかります。
投稿日:2011.03.26
henahena1
「『源氏物語』のストーリーを紹介しつつ、その舞台となった京の都の各所を紹介して、『物語』に溶けている風光を見ていく」(p.188)という本。新書にしてはやや分厚め。内容としては、ストーリーの要所を紹…介しながら、メインは源氏物語に登場した架空のスポットを、ここではないかという推測のもとに紹介し、訪れてみる、という感じになっている。 源氏物語の内容を知っており、かつ京都を訪れることがあるならば面白い本だと思う。観光情報も載っており、京都御所などの参観要領や、観光に際したちょっとしたアドバイスなども含まれている。実際、この本を元に、「清水寺は早朝がおすすめ」とか、「JR宇治駅からよりも京阪宇治駅からまわった方が良い」などは実践してみた。さらに第一章その三を参考にして河原院、本塩釜町、渉成園のあたりも散策してみて、観光に深みが出た感じがする。ただこの本を愉しむためには源氏物語のストーリーを知ってないといけないと思うので(この本だけでストーリを追うのは難しい)、他の本で源氏物語のストーリーを知っておくと良いと思う。(09/02/10)続きを読む
投稿日:2008.06.23
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