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澁澤龍彦 / 文春文庫 (21件のレビュー)
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小助
最も悪女だと思ったのは則天武后。彼女は出世のために自らの子供を殺し、親族を殺し、時の皇后を嵌めた。メアリー・スチュアートは恋愛に生きた女性で、別の男と一緒になるために夫を殺した。
投稿日:2022.08.07
アホリズム
西洋悪女物語+則天武后。まさかの則天武后逆転満塁ホームラン。恐るべし破壊力。私感もあってか、メアリ・スチュアートが魅力的に描かれていた。女性の強さ、弱さ、気高さやしたたかさ等様々な要素を読み解くことが…できる。続きを読む
投稿日:2018.03.27
reinou
このレビューはネタバレを含みます
2003年(底本1964年)刊行。 主に西洋の中世・近世史における「悪女」12人の人物評伝。 悪女と言いつつ、桐生操の同種の書で出てくる悪女よりは遥かにまともな人物が多いので、些か拍子抜けではある。 これが「悪」(姦通・近親相姦・毒殺魔等々)の徹底的追及を避けたことによるのか、あるいは下品に陥りがちな「悪」を著者の文体が和らげたのかは判然としないが…。
投稿日:2016.12.19
へな
悪女とは何たるものか。 本書には、意外な人物も屡々現れる。 小さな此の世界では、自身の持つ能力(容姿も含め)を理解し、それを利用して金銭を得る狡猾さを示す事が殆どだろう。其れ故に、国家権力と云う余りに…スケールの大きな此の本の価値観を、現代人の私には些か計り知れない所が多い。 殺戮の残虐さよりも、恐らく権慾の方が尽きる事の無い分、悍しいのだろう。つい残虐な殺戮に目が行き勝ちだが、悪女の根底は其所に在る。 澁澤氏の文章には、矢張り感服させられる。臨場感に溢れる訳でも無く、ただ流麗さを感じさせる。 内容的には然程興味を懐けなかったが、こうした価値観や言葉に触れるのは決して無意義な事では無いだろう。続きを読む
投稿日:2012.10.26
kochidonto
私は性悪説派の人間なので、誰しもが悪女になる素質を持っていると考えている。どれだけ純真無垢な心を持った人でも、誰かのちょっとした言動や何かしらの経験がキッカケとなり、とんでもない極悪人になり得ることはあるだろう。そう思うと人ごととは思えない、ちょっと怖い一冊。
投稿日:2011.11.16
にゃお
山崎洋子といい桐生操といい、悪女やらのお話は大好きなのです! 澁澤の描く悪女は淡々としていていながら、非常に美しい!
投稿日:2010.11.26
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