ガセネッタ&シモネッタ

米原万里 / 文春文庫
(68件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
13
28
21
4
0

ブクログレビュー

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  • hiro

    hiro

    読了。ロシア語通訳・翻訳者の米原万里さんの本。英語に比べると少数話者の言語を扱う人の考え方は、今まで気づかなかったことに気づかされる。
    旧ソ連時代の市場原理主義ではない考え方から生まれた文化、芸術の発展、英語経由のみの情報収集の危うさなど。
    これまで、ロシア文学にあまり興味はなかったのだけれど、この本を読んでロシア文学も読んでみようと思えた。
    言葉を生業にする人の書く文章は、さすが言葉選びも心地よく面白い。
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    投稿日:2019.02.23

  • ken1maeda

    ken1maeda

    実際に読み終わったのは,ずっと昔.同じ本を3冊も買ってしまいました.1冊は入院した病院の看護師さんに.もう1冊は,入院していた友人のために.米原万里の本として,最初に読んだものです.こんな面白い本を書く人が亡くなって,非常に残念です.続きを読む

    投稿日:2018.10.24

  • chipico117

    chipico117

    同時通訳者の米原さんのエッセイ。
    言い回しとか、慣用句とか、たしかに同時通訳者を悩ませそう。
    笑いを訳すのが難しいのはたしかに。
    その国の文化を知らないと、ただ言葉尻だけを訳して伝わるものにはならない

    世界的名作は、みんな翻訳で読まれている。
    マリアが処女で懐妊したのも誤訳の問題?

    ロシアは市場原理が働かなかったから、売れない言語の翻訳もある。(なるほどー)

    エッセイとしては面白かったけど、毎回エピソードがあまり代わり映えしなくてほしふたつ。
    続きを読む

    投稿日:2018.09.17

  • gaaco

    gaaco

    通訳の話も興味深かったが、ロシア文学者についての文章も面白かった。
    もてる作家は作品も短い。
    日本文学に置き換えても、結構当てはまるかも。

    それから、鉄のカーテンの話。
    本来は劇場の防火幕という意味
    日本の辞書には、東西冷戦の際の分断の比喩で、チャーチルの演説で有名になったことしか触れていない。(小学館の『大百科事典』では初出がゲッペルスだったということまで乗っているらしい。)
    それに対して、ロシアの辞典やフランスの辞典では、ちゃんと原義が載っているとのこと。
    いろいろな言語ができたら、こんな引き比べもできるんだなあ、と羨ましく思った。
    まあ、煩わしいかもしれないが。
    そrrから、この話、この間放送が終了した柴原智幸さんの「攻略英語リスニング」でも取り上げられていた話題だった。
    柴原さんも、そういえば同時通訳者。
    その道では有名な話なのかも、と思う。

    米原さんも、亡くなって、もう十年以上ってしまったのか。
    この本で対談している柳瀬尚紀さんも、昨年だったか、亡くなった。
    グローバリズムという名前のアメリカ化が、この間さらに進んできた。
    米原さんなら現状をどう見ただろう。
    続きを読む

    投稿日:2017.06.18

  • はまのゆーさん

    はまのゆーさん

    言葉について考えるには良い本。英語習得が子供を国際人にすると勘違いしている親に読ませたい。こういう人を本当の文化人と言うのではないか。それにしても惜しい人を無くした。

    投稿日:2017.06.08

  • しんじつ

    しんじつ

    米原さんの文章はホントにおもしろい。そしてう〜んなるほどぉと納得させられること多々あり。賢い人だなあとつくづく思う。

    投稿日:2017.03.12

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