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姜尚中 / 集英社単行本 (18件のレビュー)
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総合評価:
崩紫サロメ
2
東京に行きたくなった(笑)
何となく姜さんは東京が嫌いなのかと思っていたが、どうも誤解だったようだ。 本書を通して東京のいろいろな場所を巡っていると、この街の魅力に引きずり込まれる。 何と言っても東京は「永野鉄男」を「姜尚中」に…変えてしまった街。 東京で「ストレンジャー」として生きること。 在日韓国人である姜さんにとってそうであったように、生粋の関西人である私にとっても きっと、苦くも魅惑的で、自分を大きく変えることになったのでは? ・・・と、学生時代に「東京体験」をできなかったことを残念にすら思えた。 ちなみに本書、写真が盛りだくさんなので、Readerよりも液晶端末で読んだ方が良いかもしれない。続きを読む
投稿日:2014.07.26
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557198
あるサンクチュアリの中でソフィスティケートされてきました。なんやそれは! 日記みたいな感じでぐっとくるやつがなかった
投稿日:2015.11.26
a0019447
このレビューはネタバレを含みます
いろいろと考えさせられることがある本。 東京についての深い教養を養ってくれる本、 <メモ> ・絵画というものは、見る人の精神的な世界と混じりあうと、一瞬にして火花が散るようなことがある。視覚を通じて、直感的なひらめきがおこる。
投稿日:2015.01.23
H.Sato
アイデンティティとは、簡単に言うと自分は何者であるかということ。 大切なことはステレオタイプ化された幸福感ではなくて、自分が肯定できる人生の意味を見出すこと。そしてそれにはやはり悩む力が必要。 社会…における大学の役割が変化したことも大学の在り方を変えた。即戦力を求める流に従って、大学の学問はすぐに役立つ実学を重んじるようになった。具体的には高額、エンジニアリング、土木工学、応用技術化学など。 そもそも生きる目的や目指す社会が名になのかわからなければ、豊な社会は築けない。だから広い意味での教養、人文学のしっかりした土台が必要。たとえ正解にたどりつけなくても、意味や目的について関gなえる思考回路を学ぶことは非常に重要。そしてそれこそが智の共同体であるUniversityの本来の役目。 文学を読んだら知性が高まるとか人間性がよくなるというわけではない。むしろ文学を読まば読むほど悩んでしまうところがある。ではなぜ文学を読むのか。それはおそらく本と対話することで、肥大化した自己から、もう一人の自己を発見していくことができるからでしょう。自分の抱え込んでいる両義性について考えたり、自分の存在理由について思索を深めることで、幾重にも自分を発見することができる。そのきっかけを文学は与えてくれる。続きを読む
投稿日:2013.07.28
akimiho
だいすきな姜尚中さんの東京探訪記。 これが雑誌BAILAの連載だったとは。意外。 そういえば以前、女性誌で悩み相談の連載を 持たれていたのを読んで、姜さんに好感をもった んだった。 文章だけの読み物と…は趣が違ってよかった。 取材後記みたいなのからも姜さんの人となりが 伝わってきて。 それにしても姜尚中さんてフォトジェニック!続きを読む
投稿日:2013.06.09
Satch.Nkn
ミーハー根性で姜尚中のサイン本ゲット。 女性誌のバイラに連載されていたコラムとあって、現代思想のバックグランドがない人にも簡単に読める。 なぜ東京は人を集めるのか? という直球のクエスチョンに、…姜尚中が実際に各エリアを訪れ、ポストモダニズム的観点から分析。続きを読む
投稿日:2013.01.14
grchibi
著者は本当に社会を深く分析する人である。 彼のように冷静に客観的に、しかし暖かい目でもって社会を見つめられる人が日本で活躍しているというのは、とてもいいことだと思う。 本にも書かれているが、今は、多…くの人が物事を損得で見ようとする時代であるが、それだけではとても寂しい社会になってしまう。そして長い目で見ると未来もない。 少し日常に疲れたら、読んでみたい本である。続きを読む
投稿日:2012.08.25
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