【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(イラスト簡略版)

渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫
(112件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
31
46
23
1
1
  • 小気味良い残念具合

    ぼっちな主人公の考え方がとても面白く、奉仕部の面々との会話も非常に魅力的です。たまに主人公の持論に納得しそうになって考えさせられることもあり、そういう意味でも楽しめるかもしれません。
    また、イラストのついていない廉価版ということで値段が安く購入しやすいのも良かったです。はじめの比企谷の作文のように、本や完全版ではイラストと一体となっている文章の部分もたまにありますが、本作ではその部分も活字化されているので特に支障なく読めます。続きを読む

    投稿日:2013.10.31

  • 主人公らしくないのがいい

    当然のことながら主人公が活躍する物語ではありますが、その思考や行動が一般的な主人公像からはかけ離れています。
    しかしながら、そこがこの物語の面白さです。
    それと、千葉県への愛にあふれています。

    投稿日:2013.09.24

  • 残念さが売りのぼっち文学

    残念な思考の持ち主の主人公が自信をもって貫くぼっちとしての学生生活。担任の女教師がそんな彼の残念っぷりを見かねて強制加入させた奉仕部でのヒロイン雪乃との出逢い編。捻くれ主人公と毒舌ヒロインのラブコメチックな展開だが、残念な彼等は遭遇する青春イベントで普通の人たちみたいな選択をしないので物語は蛇行する。それでも結末は無難にクリアしてしまうから、彼等の残念な青春活劇は軌道修正されない。悲劇であるはずのぼっち生活が、そのぼっち達の主観からはまた違った見え方をすると感じさせる作品。ばっちの斬新な発想が悲壮感より喜劇性を含む愉しいものだと感じさせてくれる作品。続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • 半沢直樹辺りが好きなら結構楽しめるのかも

    2巻を買ったので復習。
    改めて読むと善悪が明確な対立構図に驚き。
    ラノベ読者層はこういった偏った価値観は却って受け入れられないと思ったのですが。
    自分も含め半沢直樹辺りが好きなら結構楽しめるのかも。

    ただ主人公が恵まれていて「ぼっち」という言葉が宙に浮いていたのが物語を薄くしていた様な。
    重松清の疾走辺りのぼっち感があればもっと感情移入が出来た気がします。

    あとイラスト頼みの描写には苦言を。
    自分はしばしば絵無し版を買うので描写が薄いと情景が見えず途方に暮れてしまいます。

    そゆことで準備完了。
    次は人気作の本領が見れるか?
    続きを読む

    投稿日:2014.06.02

  • 一人が故に

    常に友達が作れず寂しい高校生活を送ってきた主人公
    ある美少女との出会いをきっかけに俺のラブコメが始まる
    と思っていた‥‥‥

    投稿日:2013.09.24

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    主人公のモノローグがバンバン入ってくる系ラノベ。
    個人的には好きです。
    アニメを昔見たことがあったので、なんとなく覚えてる内容だったけど、面白かった。
    どのキャラもわりと面白い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.11.08

  • あの鐘を鳴らすのはゴリラ

    あの鐘を鳴らすのはゴリラ

    性格がひねくれてるいかにも陰キャぼっちが女の子に囲まれてラノベ的展開を繰り広げる感じか〜と思って読んでましたが、最後のシーンでそっちの方向に行くのね!?ってなりました。
    私自身はリア充に対して別に何も思わない陰キャぼっちなので、ラノベとかでよく見る典型的陰キャ像に若干辟易してて途中で読むのやめよかな...と思ってました。
    でも最後の方は、その後の出来事をどう切り抜けるのか楽しみになる展開だったので2巻も読もうと思います!
    続きを読む

    投稿日:2023.09.13

  • ainon

    ainon

    厨二病ど真ん中、といったかんじの
    ライトノベル


    とはいえ、中学生がよんだら
    それなりに共感するのかも

    投稿日:2023.04.07

  • 真昼の月

    真昼の月

    このレビューはネタバレを含みます

    比企谷八幡、平塚静先生に奉仕部部室に連れていかれ、雪ノ下雪乃に出会う。
    奉仕部でどちらが人に奉仕できるか、勝負することになる。

    奉仕部の初依頼、由比ヶ浜結衣からクッキーを上手に作る依頼を受け、雪ノ下と八幡がそれぞれ回答。由比ヶ浜が部員になる。

    2つ目の依頼、材木座義輝が書いたラノベを読み、
    雪ノ下と八幡が材木座にめった刺しの感想を述べる。

    3つ目の依頼、戸塚彩加から、テニスを強くなりたいとの依頼があり、雪ノ下、八幡、由比ヶ浜、材木座とともにテニス特訓。葉山隼人、三浦優美子らとテニス勝負をすることになったが、八幡のボッチショットが決まり、試合には勝利。

    最後、平塚先生が、奉仕部の雪ノ下と八幡の勝負は互いに2勝ずつとの裁定を下す。この2勝ずつについては、伏線。回収がある模様。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.05

  • サリーちゃん

    サリーちゃん

    比企谷八幡君の、ちょっとひねくれたモノの考え方や、ボッチでもマイペースに学校生活を様子が、面白いし、元気をもらえる!
    比企谷八幡君のひとり言や、考え方が面白い。

    他の登場人物たちの、キャラ設定もなかなか面白く、楽しく青春ラブコメを味わえた。続きを読む

    投稿日:2021.09.16

  • 大吉堂

    大吉堂

    青春とは嘘であり、悪である。ぼっちの高校生比企谷八幡が生徒指導の教師に連れられた教室は、完璧美少女の雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」だった。

    友達のいないぼっちの主人公が、孤高の少女と出会いなんらかのコミュニケーションを経て関係性を築く。これはライトノベルのひとつの定番ですね。
    でもここで何故主人公がぼっちなのかの説明はほとんどされないのです。なんらかの理由がある。とあるエピソードに基づく。そういうことなしに単に、ぼっちであると描かれます。まるでぼっちであることが、その主人公の性質であるかのように。

    でも考えてみれば、そんなものかもしれません。気づいたらいつもひとりだった。友達ってどうやって作るの? と、ひとりでいることに理由などないのです。結果としてぼっちなのです。
    誰かと友達になることに明確な理由がないように、ひとりでいることにも明快な理由なんてないのです。
    そしてぼっちであること自体を、本人は否定しないのです。変わりたいと強く願っているわけでもなく、ぼっちでいることに安心さえしているのです。

    だからこの手の話では、ひとりでいることを乗り越えようとはしないのですね。それが主人公のアイデンティティでもあるのですから。ぼっちを否定せず、でも他者とのコミュニケーションを経ることで、何かが変わる…ような気になること。そこを楽しく描いているのです。

    だから今作主人公の八幡も、決してコミュニケーション不全ではなく、コミュニケーションの経験値が足りないだけ。だから特定の相手とは言葉も交わすし、ヒロインの暴言や皮肉に反応する。
    きっと、ぼっちを経験する多くの読者には心地よい空間でしょう。ぼっちでいながら、やり取りする相手はいるのですから。
    それがライトノベルという娯楽小説で、ぼっちを扱う大きな意味と武器だと思うのです。だから読んでいてとても楽しかったのです。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.04

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