鹿男あをによし

万城目学 / 幻冬舎文庫
(458件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
141
207
66
5
2
  • 主人公のキャラがなぁ・・

    大絶賛してる人には申し訳ないが、私はこの物語はイマイチ好きになれない。
    いや面白かったですよ?奈良の美しい自然と神の使いの鹿。情景が目に在り在りと浮かんだし、途中から古代ロマン溢れる壮大な?ファンタジーになっていく辺りはなかなか良かった。
    ただ、途中までひっぱり過ぎだろうという感は拭えない。最初からおそらくキーパーソンだろうと思わせる女の子の正体が明かされるのはいい加減後になってからだし、何より主人公の男性に魅力が感じられない。
    「コイツの性格はどうなんだ?」と始めからイライラし通しだった。
    却って脇を固める人々や、神の使いの三神獣の方がよほどキャラが立っていると感じたくらいだ。
    ・・いや、これが作者の狙いなのかもしれない。
    格好良くもいい人でもない、いわば禄でもないような
    主人公を敢えて据える事によって、より登場人物たちが活きるという。
    だとしたら、やはり見事な物語なんだろうな。
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    投稿日:2019.12.31

  • 流石、本屋大賞ノミネート作品

    ストーリーの面白さは勿論のこと、所々に散りばめられている奈良の名所描写が素晴らしい。
    プリンセストヨトミも素晴らしい作品でしたが、益々万城目ファンになりました。

    投稿日:2019.07.30

  • 十二支の因縁の件。絶対人に言いたくなること請け合い。

    私、勝手に「かりんとう効果」と名付けました。全編を通して、その時々の先生の気持ちに寄り添いながら、
    かりんとうの味わい方が変化する、かりんとうのかじり方が違うという、面白い法則を発見しました!
    ほかにも、ほんのちょこっとの芭蕉さんの出番すら、爆笑級です。なのでどれくらい楽しめるかって・・・!
    その上、「おれ」からの一人称の目線なので、先生の心・思う事はダダ漏れの一直線でわかり易い。
    いい奴だなあ!
    なんてったって、とんでもない事されたのに、それを受け入れようとするなんて、いい奴に決まっている。
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    投稿日:2016.11.21

  • 鹿男あをによし

    設定がユニーク。面白かった一冊です。

    また、楽しめる本に出会うのが、待ち遠しいです。

    投稿日:2016.07.18

  • 出汁のきいた味わい深い本。

    神経衰弱気味で生真面目な男が奈良の高校に赴任したのをきっかけに奇怪だけどどこが面白い大きな出来事に巻き込まれていく話。

    とにかく登場人物がすべて魅力的で読めば読むほど話に没頭していった。どんないい話でも登場人物に魅力がなければ味気ないからこの「鹿男あをによし」は満点に近い合格点だ。

    昔読んだ夏目漱石の「坊ちゃん」と重なる部分が多いなと思うが、もしかしたら作者は意識していたのかもしれない。

    万城目学を読むのは2冊目だが、もうすっかりファンになってしまった。出ている作品は読破しようと思っている。
    続きを読む

    投稿日:2016.06.07

  • 「わくわく・はらはら」が止まらない

    面白いです。奈良を舞台に古代歴史が・・・違うな~
    日本人崩壊を回避するヒーロー物・・・これも違うなぁ。
    いずれも違わないけど、纏めると奇想天外でスピード感のある展開。読み出したら止まらないエンターテイメント作品です。是非、読んでみて下さい。爽快な気持ちになれます。続きを読む

    投稿日:2015.05.29

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ブクログレビュー

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  • みさき

    みさき

    『武士道〜』からの剣道繋がり。でも剣道ほとんど出てこなかった。ファンタジーミステリー?ごった煮が成立してるのがすごい。読後感の良い本は好き。

    投稿日:2021.10.01

  • Ryohei

    Ryohei

    前半、流れに乗るまではあまり本を捲る手が進まなかったが、「サンカクの奪い合い」が話の核となることが分かってから、堀田が剣道部に入部してくるあたりで、内容に引き込まれていった。少しファンタジー味とコメディー味が強いため苦手なジャンルではあるのだが、奈良の古代史も間接的に絡んでき、歴史という観点からも奈良の街歩きという点からも興味深い小説だったと思う。続きを読む

    投稿日:2021.09.25

  • くも

    くも

    大学院を休学させられた上に奈良の女子校の先生にさせられた男の人が急に鹿になってしまい…

    すーっごく面白かった!何がよかったって、これって「坊っちゃん」じゃん!「坊っちゃん」meets ファンタジー。神経衰弱とかストレイシープとかマドンナとか。いちいちときめかされた。剣道の試合とかはドキドキさせられてそれも面白かった。

    図書館で借りたんだけど、あまりの感動に購入した本。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.18

  • Am

    Am

    邪馬台国や神話と絡めたストーリーは面白く、エンタメ小説としてとっても読みやすかった。古都奈良の描写も爽やかで、秋のよく晴れた日に読んで正解でした。

    ただ、主人公がどうも苦手。
    自分を客観視できていなくて、そのせいで微妙な立場に置かれるのはまぁ自業自得なんですが、我が身を振り返って胸がキリキリしました。

    周囲に寛大な人が多いのが救いかなあ。特に剣道部の名前も出てこない子達、みんな心が広いし真っ直ぐ。主将さんも人間ができてる。

    最後も気持ち悪くて...おじさんの願望むき出しじゃないでしょうか。最後まで堀田さんを「野性的魚眼」って形容してるのも、とことん失礼。何様なんだ。”神経衰弱”はしばらく治りそうもないですね。

    もしかして、魚眼って何かの神話と絡めてるとか?坊っちゃんで出てきたっけ?何か意味がある描写なんでしょうか。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.11

  • ちとせ

    ちとせ

    「プリンセストヨトミ」「偉大なる、しゅららぼん」から続いての、万城目作品3冊目。ありっこない荒唐無稽な設定が、なぜか日常の中に見事に成立している世界観に引き込まれる。
    いずれの作品も、作者の歴史好きが随所にあらわれていて楽しませてくれる。特に登場人物のネーミングは、歴史好きには楽しめる。
    こんなこと、あったら面白いよね~、と思わせて、でも、どこかで、実は私たちが知らないだけで本当にあったりして(いや、あったらいいな)と思わせてくれるところに、万城目さんの力量を思いしらされる。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.07

  • みな

    みな

    すごく奈良に行きたいなと感じられるお話だった。まさかこの人が・・・と推理しながら読むともっとこの小説を楽しむことができるのかなと思う。

    投稿日:2021.08.30

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