プラネット ウォーカー 無言で歩いて、アメリカ横断17年

ジョン・フランシス, 尾澤和幸 / 日経ナショナル ジオグラフィック社
(4件のレビュー)

総合評価:

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  • 自分が決めたことを、黙々と遂行する

    17年以上に渡り、すべての移動を徒歩でおこない、そして一切の言葉を発しないという生活を続けたジョン・フランシス。その奇妙な旅の記録をまとめたのが本書、『プラネットウォーカー』 です。

    ある日、サンフランシスコで起きた原油事故を目撃してしまったジョン。それに衝撃を受けた彼は、石油を使った車や飛行機に乗らない生活を送ることに決めたのでした。

    しかし、車を使わない生活は友人に会うのも一苦労。映画を観に行くのには丸一日かかるという有様です。さらに、「一人でそんなことをして何になる」という他人との議論に疲れた彼は、言葉を発することも止めるのです。

    しかし、始めは誰からの理解も得られなかった彼の小さな決意は、ゆっくりと周囲の人間たちの意識も変えていきます。

    何てことのない積み重ね(実行するのは異常に大変)が、確かに世界を変えていく。
    読後には、確かな希望を実感できる1冊です。
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    投稿日:2015.12.24

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  • enato

    enato

    偶然目撃した原油流出事故をきっかけに、車に乗ることとしゃべることを捨てた著者が、家族に会うために、米大陸を西から東へ徒歩で横断した旅路を綴った自伝です。
    本当に黙ったまま旅ができるのかと思ってしまいますが、さまざまな人と出会いながら、一途に信念を貫く著者の姿に胸が熱くなります。続きを読む

    投稿日:2015.05.15

  • usalex

    usalex

    この本を以前読んだときには、言い争いが嫌だから完全に「無言で」自らの思うところを貫いたというところに心を惹かれたのである。
    多くの宗教にも「無言の業」というのがあると思うのだが、無言の巡礼者というところに興味をもったのだった。
    最近は、私自身が流行りのウォーキングにはまってやたらと歩いているのだが、やってみるとこんなに楽しいことはない。自分の足で、自分の体重を引き受けて、一歩一歩確実に進むことで、大抵の悩み事が解決されていくような気がする。
    確かに、今の世の中は、目まぐるしくなりすぎたのだ。
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    投稿日:2012.08.02

  • nashiogw

    nashiogw

    10年以上、声を発さずに過ごせますか?
    自分との対話。モノローグではなくセルフダイアローグを続けた男がいました。馬鹿にされても、理解されなくても、自分の信じる道を続ける覚悟、、見習いたいものです。

    一番印象深かった言葉は、「君はきっと、飛行機に乗るようになるし、声を発するようにもなるだろう。だが、今は、しゃべらず、歩くことが必要なんだろう」という趣旨の発言。
    自分を納得させるため、やらずにはいられないことってありませんか?
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    投稿日:2011.07.10

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