【感想】ヴィクトリアン・ローズ・テーラー21　恋のドレスと湖の恋人

　マクダフ城を脱出した後のクリスとシャーリー。ハクニール家へ向かうまでの小休止回。

　アイリスの独白は真実か演技か、複雑な心をしている人だと思う。

お互いに大切に思いあっているのに、なぜかすれ違っている感じがします。
階級の差って心の深いところにあるものがそれほどまでに違うということなんでしょうか。
巻末のアントニーのページ（？）が最近楽しみです…。続きを読む

とりあえずこの巻まで読了。やきもきさせるのが常套とはいえ、じれったい。パメラの恋の行方も気に成る所。あと一番好きなのはフリル。

シャーロックメロメロ（ダブルミーイング）。アントニーはいい従僕です。

パメラがお悩みモードに入っちゃってるのが辛いー。

巻が進むにつれて、シャーリーのヘタレ加減がどんどん出てくるという・・・
かえって、脇を固める人たちの方がよっぽどしっかりしてるかも。
と言っても、恋というのは理屈じゃないから自分の感情に振り回されて、…思ってもみなかった自分が出てくるというものだろう。
そうやって、自分や好きな人に振り回されるのも、人生の醍醐味というものだろう。続きを読む

あまあま。
たいへん可愛らしくて好きなんだけど、後半の一人芝居部分はちょっと……。
本編のなかに差し挟む必要はあったのかな。とか。

パメラとクリスの出会いでさえ短編なんだから、あれも短編で本編とわけ…てよかった気がする。続きを読む