【感想】水滸伝 十六 馳驟の章

北方謙三 / 集英社文庫
(55件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
14
23
12
1
0

ブクログレビュー

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  • 彩海本

    彩海本

    面白い。
    相変わらず面白かったんです。
    もうかなりラストに近くて、かなり梁山泊も、宋もギリギリの状況ね。
    盛り上がりまくってるのょ。
    もう、なんにも言うまいと思うくらいに興奮が続く、16巻。

    最後の最後に。
    解説が吉川晃司。

    これが。
    また。
    かなりの。
    恥。だと思う、、、、、、、

    オトコたるものロックだぜ。
    みたいな節で、シンバル蹴り上げる。
    的なオトコわっしょい。

    みたいな解説で。
    もう表現しきれないくらいダサくて。
    読んでて、わたしが赤面しそうだった。
    恥ずかしくて読んでられない。。。
    多分だけど、
    吉川晃司自身も恥ずかしくて、お願いだから
    この解説は無しにして欲しいって言って、
    新刊とかには載ってないんじゃないかな?

    くらい恥ずかしい内容、、、、、

    びっくりした。

    たまに、有名人の解説あるけど。
    みんな割と達者で、芸能人ってなんでもできるんだなぁ。すごいよなぁ。
    って思ってた中の大物がコレで。安心した部分と、腰抜かすくらいダサくていたたまれませんでした、、、、、

    これは。吉川晃司の最大の恥部発見。

    と、私は思ってます。
    LINEニュースでトップになれる恥部だと思う。

    よく、これで。北方謙三、許したなぁ、、、、
    おれの漢気小説台無しじゃん!!!
    って、言えなかったんだろうなぁ。
    と、思うと。
    そこ!オトコギだして欲しかったなぁ。とも思ったわ。
    こんなおとこギ溢れる小説書いといて、それはないょうー!!!!
    って16巻でまさかの激オチでした。
    これは。
    なし。
    ホントなし。
    これから読む人、ホントに解説は読まずに閉じて。早く閉じて。
    梁山泊に心を傾けつつ解説は読まない。
    これに限る。
    あーもう、久々にこんなダサい文字読んだ。
    っていう。衝撃の解説でした。
    いや、ダサいロックンロールが書いてるならそのままでオッケーなんだけど。
    吉川晃司っていうね。
    いや。
    気になる人は是非、むしろ解説だけ読んで欲しい。
    これは、
    吉川晃司の人生最大の恥部だと思う。


    #吉川晃司の人生最大の恥部
    #発見
    #吉川晃司
    #これはこれは
    #めちゃくちゃ恥ずかしい
    #ロックンロールってこういうのなの!?
    #えいちゃん泣く
    #絶対泣く
    #辛い
    #わたしだけなのか?
    #これはダサいよ。
    #最強にダサい。
    #よく許したな。
    #この解説。
    #これはキテル。
    #梁山泊総崩れのダサさ
    #あまりにもキョーレツにダサくて
    内容飛ぶ
    #おったまげ
    #吉川晃司おったまげ
    #ロックンロール聞いて泣く
    続きを読む

    投稿日:2024.04.08

  • ひまわりめろん

    ひまわりめろん

    お久しぶりの『水滸伝』は王英さんの浮気がバレる第十六巻

    逃げます
    王英さん脱兎のごとく逃げます
    そして近付けません
    仕事に打ち込みます
    なんの解決にもならんのに距離置きます

    情けない!(´Д⊂グスン
    せっかく北方のアニキによって生まれ変わったはずなのに!
    ぜんぜんダメやん王英さん
    もうある意味男の中の男や
    ま、だいたいこういうとき男ってとりあえず逃げるよねw

    はい、今回は夫婦の巻でしたね
    王英×扈三娘の他にも、秦明×公淑、裴宣×孫二娘、孫新×顧大嫂、孫立×楽大娘子と五組の夫婦が登場
    それぞれの想い、それぞれの関係、それぞれの結末、それぞれの未来を見せてくれます

    考えてみると夫婦って不思議な関係だよね〜
    なんていうかその関係性ってほんと同じなのは一つもないというか、なんなん?なんなん夫婦って!

    そして前巻での大きな戦の後、傷ついた両陣営が回復にあてる静かな巻のはずが…もう死ぬやん、双方どんどん死ぬやん、もう!
    そしてそして最終盤に関わらず、またまたとんでもない魅力的な敵も登場して楽しみが過ぎるわ!

    あと今巻はなんと解説が吉川晃司なのよ!
    この解説がまたすんばらしいのよ!解説だけでも一読の価値あり!

    はい、一〇八星ぜんぜん”違わない”じゃん!のコーナー!

    今回は梁山泊第百位の地数星、渾名は小尉遅(しょううつち)の孫新と第百一位地陰星、 渾名は母大虫(ぼだいちゅう)の顧大嫂の夫婦です

    少尉遅は兄の孫立と共に鉄鞭を使って戦ったことから、唐代の武将で鉄鞭の使い手である尉遅敬徳(尉遅恭)になぞらえて付けられました
    母大虫の方は雌の虎という意味で、二三十人の男を相手にしても引けをとらない女傑で、奥さんの顧大嫂のほうがだいぶ強いです

    そしてオリジナルでは後先考えずに突っ走る顧大嫂を孫新が抑えるという関係性
    二人で酒屋を営んだり、敵陣に潜入しての諜報活動など『北方水滸伝』でも同じような役回りですね

    何より、二人はオリジナルでも作中一番のおしどり夫婦なんです
    『北方水滸伝』でも互いに深く深く愛し合ってるのが見えて、もう好感しかない
    互いが互いを良く理解していて、一番に思っていて、尊敬し合っている
    そして相手以外は考えたこともない、目に入らないっていう理想の夫婦関係
    『水滸伝』のベストカッポー!
    続きを読む

    投稿日:2023.10.18

  • kumapooooo

    kumapooooo

    今回はかなり盛り上がってるよー。アゲアゲです。
    まずはみんな大好き王英さんから、こんかいもやらかしてくれて期待に応えます。ほんとどーしよーもねーな感がすごい。騙される扈三娘もホント箱入り娘っていうか。こんなありがちな展開もまた良いではないか。
    まぁこれはオマケかもしれんけど、他にも大物どうしの戦いがてんこ盛りでオールスタースマッシュブラザーズ的なワクワク感があってね。
    次回もお楽しみに!
    続きを読む

    投稿日:2022.02.23

  • あかね

    あかね

    このレビューはネタバレを含みます

    もう16巻まで来てしまった。最終決戦に向けていろんな場所で少しずつ動き出していく巻。

    秦容をおひざに!座らせてる!パパ秦明!!!!!ちょっと!!!!!!甘味屋開けるんとちゃいますか!!!!!!!!!

    ジュニアたちが確実に育っていく、志が、魂が引き継がれていく
    郝思文→息子「おまえは、私の誇りだ。」
    純粋な一文が心に沁みる。
    親子とは良いものだ。
    ……子をなせーーーー!!!!!!!
    (扈三娘オメデトウ)(孫ニ娘ファイティン)

    くっそおおおおお史文恭!!!!
    くそがあああああああ
    扈三娘、不倫現場に乗り込んできたの恐ろしすぎてわろた童貫よりこっちのが全然怖い
    史文恭、、、、クソが、、、酷い死に方をすればいい、、、クソが、、、、、、、誰が殺す?史文恭のことを。孫ニ娘が殺してくれ、頼むから、クソが、、、、、
    喜びと悲しみは同量の場合もあれば悲しみが多い場合もある。孫ニ娘は可哀想やけど。
    劉唐が殺せたんは良かったけど、クソが!クソがー!!!!!!!!!!んにゃろーーー!!!裴宣ーー!!!!柴進ーーー!!!!がーー!

    孫立一家、どこかつれないなとは思っていたけど……キツかった、普通に人が死ぬよりも、キツかった、でもこれも人の姿か、、、

    ごめんなさい嘘です扈三娘より童貫の方が怖いです。
    ほんの数ページで童貫の戰の恐ろしさが嫌というほど分かった、今までよりも更に苦戦の予感。

    我が推し燕青と洪清という最高の体術使い同士の戦いが見れた。やっぱり。読みたかったものを読ませてくれるのありがたすぎる、読む前に深呼吸したもん。
    礼儀正しい燕青ほんまに心の底から推せるお願いしなんとって〜〜( ; ; )
    袁明「いい国を目指せ、公孫勝。梁山泊が、そうやって闘えば、宋もまたいい国になる」

    李師師一体何者?!?!頭のキレる女ほど怖いもんないぞ?!?!女はやはり強い、孫ニ娘も顧大嫂も。顧大嫂の悲しみの乗り越え方が理想的だった。悲しみも含めて孫新との思い出は全て自分だけのものだって。自分だけの悲しみを大事なものだとも。経験も感情も全て自分の糧にして生きているからこんなに強くてカッコいいんやろうな。いいな、なんか。

    解説コーナー
    まさかの吉川晃司!!!!!!笑
    文章が熱い!!!!北方謙三に負けへんくらいの熱さ!!!
    「ロックンローラーだから宋江を好きとは書けない。宋江にロックわかると思うかい?」
    笑笑
    多分わからんと思う!!!!!!!!!!笑
    でも「中々良いものだな」とか言いそう!!!笑
    絶対2回目は聴かんけど!!!!!笑

    本当に、こんなに楽しい解説コーナー初めてですわ。
    次は大詰めの17巻、私は負けない!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.10

  • kikko999

    kikko999

    大きな戦はない。梁山泊と青蓮寺の暗闘がメイン。それでも次々死者が出る。しかも扇情的な謀略にはまっての無様な死とか…北方さん、容赦ない。やられたらやり返す暗殺合戦、壮絶な一騎打ち、ラスボスとのファーストコンタクト…後半は読みどころ満載。残りあと3巻、徐々に最終決戦に近づきつつある流れに心がざわつく。続きを読む

    投稿日:2021.11.18

  • おとがわ

    おとがわ

    4.4

    デカ戦後の復旧と諜報戦。だけだと思ったけど後半がエーーグ過ぎる。
    色んな場所で怒涛の展開が起きまくった。

    ・童貫との野戦
    圧倒的な強さを持つ敵でありながら、童貫と鄷美・畢勝の関係はどこか好感も持てる。斥候の口が震えてたけど、読んでるだけでそれに近いものを童貫に感じた。

    ・致死軍vs青蓮寺
    初めての公孫勝目線だと思ったらいきなりの大仕事。お互いへのリスペクトが込められた袁明との最後の語り合いに痺れた。思わず袁明好きになりそうだった。燕青vs洪清の体術最強同士の戦いも激アツだし。

    ・李師師と帝の登場
    公孫勝が名を出してたからなおさらその登場に驚いた。知らないが故に何より不気味すぎるし、只者じゃなさそうすぎる。ただならぬ恐怖を感じた。帝はちゃんと一人称が朕(ちん)だし。

    ・吉川晃司
    文芸なんてクソ食らえとは言ってるけどすげえ良い熱い文だった。人間味も分かるし。爆笑しながら読めるあとがきってあんま無いよね。最高だよあんた、って言いたい彼に。

    この喜怒哀楽のどれにも当てはまらない展開は過去一のそれ。ますます底が知れないぞこの作品。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.13

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