【感想】水滸伝 十三 白虎の章

北方謙三 / 集英社文庫
(50件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
15
19
10
1
0

ブクログレビュー

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  • toshi1231

    toshi1231

    13巻。官軍の攻撃で武将が倒れていく梁山泊。しかし彼らの体を張った闘いでまだまだ均衡は崩れない。さあ、終盤戦に。

    投稿日:2024.03.02

  • 彩海本

    彩海本

    とうとう全巻購入してしまった。。。

    もう止まらない水滸伝への熱い想い、、、
    止まらない。やめられない。

    今回は一番いいところを美容室で読んでしまって、、、頭の上を天使の輪のようなヒーターがクルクル回ってる中、流れる涙を隠し切れないわたしでした。笑!!!!

    美容師さんに、そんなに本で泣きます!?

    ってビビられる。笑笑

    これはね、ダメ。
    13巻の良さを熱く説明するには、やっぱり一巻から読んでもらわないと。そしたら、きっとあなたも泣ける。と、語って帰ってきました。

    水滸伝を手に持ったことない人に、どう伝えても伝え切れない。この本の溢れ出す熱い男たちの戦い。友情。もう、これはとにかく一巻を読み始めてもらうしかないのよ。

    ただし、読まずに生を終えるとしたら。

    この世で出会う素敵な本のホントその一部を逃したと思った方がいいよ。可哀想だ。ホント。

    と、思うのはわたしだけでしょうか?

    ちなみに、あんまりにも熱く語るから一巻から読み始めて、止まらなくなる旦那がうちにおります。
    笑笑

    #水滸伝
    #北方謙三
    #死ぬまでに読まずしたらなんと可哀想なことか
    #人生で出会うべき本
    #これは読んだ方がいいよ
    #全19巻に怯むな!
    #みんなわたしに続け!
    #彩っていう旗を掲げる
    #みんな水滸伝持ってるかー!?
    #読んだかー!?
    #読んでるかー!?
    #続けぇー!!!

    続きを読む

    投稿日:2024.02.17

  • ひまわりめろん

    ひまわりめろん

    いよいよ官軍が本腰を入れて梁山泊に攻め入る第十三巻
    しかも今回は青蓮寺の働きで有能な指揮官を揃えて来やがりました
    そして梁山泊は初の大惨敗を喫します

    また、セカンドジェネーレーションの担い手となりそうな子どもたちが次々と登場、好漢たちの導きにより成長していく過程も今後の楽しみ
    う〜ん、大河ロマン

    はい、一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー!
    今回は第十二位の好漢、天満星の美髯公(びぜんこう)朱仝です
    渾名の美髯公は言わずと知れた三国志の英雄関羽の渾名でもありますよね
    中国では神様になってるくらいの人の渾名ですから、当然ただおひげが立派というだけではこの渾名で呼んでもらえません
    義に厚く、武勇に優れた人物ってことですね

    『北方水滸伝』では親友とも言える雷横が戦死したときに切ってしまいます
    美髯公というのは中国では特別な渾名ですからね
    自らそれを否定するようなことをすることに相当な想いが表れています

    また、『水滸伝』屈指の人気キャラ黒旋風の李逵と仲が悪いというのはオリジナルと一緒なんですが、仲が悪くなった理由というのがオリジナルではなかなかに残酷なエピソードなんですよね
    オリジナルは好漢たちもけっこうというかかなり非道いことやります

    『北方水滸伝』では双頭山という砦の総隊長を務めていますが、オリジナルでも雷横と一緒に梁山泊の門を守っていたので、そこから着想を得ているのかもしれません

    そして『北方水滸伝』ではめちゃくちゃカッコいい散り方をします
    もう楊志に次ぐかっこよさ
    詳しくは是非読んでほしいけど、もう泣く
    泣くしかない
    オリジナルではけっこう最後のほうまで生き残るんですが、この対比はもうあまり意味ないかもしれない
    だって、どんどん死ぬもん『北方水滸伝』
    続きを読む

    投稿日:2023.10.02

  • あかね

    あかね

    このレビューはネタバレを含みます

    途中まではメモをとりながら読んでいたけど、双頭山の戦いになってからは無理だった。

    以下感想。
    やっと気付いた。武松は潘金蓮のことを想うたびに心が崩れそうになるのを志で支えているんだ。茫洋としているのは心の中で必死に自分を立て直そうとしているんだね

    董万が賢すぎる、、、
    智恵が働くとはこういうことよ、、、
    こっわい、、、

    彭玘が韓滔の話し方を真似した時からきっと仲間を守って死ぬと決めていたんだろうな。韓滔がそうだったように。呼延灼は連れてきた大好きな二人が立て続けに死んでしまって、でも自分の軍務が落ち着くまでは自分を奮い立たせていた。しかもお酒の力を借りないと泣けないの。なんて人間らしいの。どんなに大切な人が死んでも、その命は自分の責任下にあって、しかも絶対に取り戻すことはできない。そんな重圧の中で泣くのを堪えていて。抱きしめたくなる、そんな背中をしている呼延灼。

    双頭山の戦い、今までとは比にならないくらいの壮絶さ。戦いとしては董万の勝ちではあるけれど。心意気は絶対双頭山の勝ちよ。
    朱仝と李忠は二人とも部下を守った上で漢として散っていった。朱仝の最期が本当に格好良くて。林冲との会話。吹き消したように消える目の炎も。当たり前やけど私にできることなど何もなくて。久しぶりに声を上げて泣いてしまった。本当に格好良かった。雷横と、死んでもうたでも頑張った〜!ってお酒を飲んでいてほしい。

    呉用への不信感?みんな少しずつ感じていて、そしてそれを伝えての人事異動(言い方)。しっかりした組織やなぁ。
    あと李逵と宋太公。宋太公の心を暖めてあげた李逵の言葉が本当に純粋で泣いてしまった。誰だって、幸せに生きて欲しいよ。最期に二人と出会えたことが一番の親孝行になったよ宋江。

    そして最後の最後に……孔明。やっぱり死ぬ時は死ぬ。仕方がない。分かっているけれど、運が悪くて死んでしまうのは辛い。戦って死ぬのを見るより、運が悪い方がこっちは辛い。だって違う未来があったかもしれないんだもの。とりあえず木はFIREした。それで良い。怖い顔やのに優しい孔明。ずっと大好きで忘れなかったよ。

    泣きに泣いた13巻。ここからは怒涛だろう。心して。水を多めに飲んで。気を引き締める。

    解説コーナー
    単行本で読んだので今回はなし。次図書館行った時に解説だけ読む。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.06

  • kumapooooo

    kumapooooo

    何度も負ける梁山泊だけど、なかかかしぶとい。中国みたいに領土が広いと、その広さを生かして全土を逃げ回る、みたいなのは、共産軍とか項羽とかあるけど、でんと構えて耐えているんだからスゴイと言うべき。
    とまぁ、何しろ人も増えてきて色々と報告されるもんだから、どこが良いとか悪いとか難しいんだけど、ちょいちょい挿入される小話的なエピソードが割と好きさ。続きを読む

    投稿日:2022.01.31

  • daidaddy

    daidaddy

    2021.12.9
    梁山泊も大きくなって内部でも色々出てきた。
    そりゃそうだよなぁ。
    ここからどうなっちゃうのだろう…
    李逵がやっぱり最高だなぁ。癒し。

    投稿日:2021.12.09

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