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高嶋哲夫 / 集英社文庫 (41件のレビュー)
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総合評価:
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Michyan
このレビューはネタバレを含みます
南海トラフ、東海トラフ、日本海溝トラフの各型地震が同時に発生、津波が日本各地を襲う。そして原発にメルトダウンを起こすが爆発寸前で食い止める。本書は東日本大震災前に描かれたもので原発事故が的中したことに驚く。防災制度、政府や民間などの対応について詳しく書かれており、災害時の様々な対応を想定するのに役立つ。
投稿日:2024.03.26
masato
面白かった 自然災害パニック小説3部作(M8、TSUNAMI、東京大洪水)の2番目の作品! 311の前に描かれた物語ではありますが、311で起こることを予言していたかのような展開。 M8の6年後の設…定ということで、M8の登場人物たちが再び登場します。 ストーリとしては、 東海地震と東南海地震、南海地震がほぼ同時に発生。 これらの地震によって、大津波が発生。 地震災害、津波災害にくわえて、原発も災害が... これらの災害に対して、登場人物たちはどう向き合うのか? まずは、地震予知に対する考え方。 予知情報を出す出さない。発令の責任は誰がとる、など地震予知にまつわる問題、課題を浮き彫りにします。 この辺は東京大洪水でもM8でも語られています。 さらに、津波に対する市民の認識。 やはり、人間は経験してみないとわからないのか... 311が思い出されます。 そして、原発 これらの災害に立ち向かうヒューマンドラマということなのですが、自衛隊員、原発職員、首相、防災職員、それぞれ立場から、日本を市民を守るためにとる行動が心を熱くします。 こういうべたな展開は弱いんです。 本作が出た時には防災サスペンス&シミュレーション小説 しかし、311を経験した私たちは現実を知っています。しっかり振り返り、生き残るために何をするか、何ができるか備えておく必要があると思います。 お勧め!続きを読む
投稿日:2021.09.11
gawappa2
南海地震と東海地震だかが連動して起きる超巨大地震と超巨大津波を描く。 連作みたいで、この作中世界では先んじて首都圏大地震が起きている。その復興中に今度は津波が起きるという筋書き。安全措置をほどこしてい…るはずの原発が地震と津波の合わせ技で危機に陥る、、、本書の出版が2008年となると、なかなかに予言的な作品だったということ。続きを読む
投稿日:2021.09.09
ひろひろ
311の前に書かれたのに東日本大地震と本当に同じシナリオというのには驚く だけど現実は人はそれほど悪くはないと言うこと
投稿日:2020.09.21
nimo
小説として面白い。そして3.11を知っているからこそ感じるリアリティー。でもこれは2011年以前にかかれているという事実。本当に色々興味深い。防災意識も高まりました。高嶋氏は初めてでしたが他も読みたく…なりました。続きを読む
投稿日:2020.02.02
hu-tarou
この小説は、大地震が起きてそれに伴って起きる「大津波」による日本人攻防の話です。 この話の中に一時避難の場所の一つに原子力発電所の建物が書かれていますが、この小説が書かれて出版された年までは「原子力発電の建物は丈夫」とされていましたが、出版後の第五刷直前の「2011年3月11日」の東日本大震災とその翌日の「福島県の東京電力・原子力発電所水素爆発」関連によって「原子力発電の建物は丈夫」を言う箇所は合わなくなっています。
投稿日:2019.05.17
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