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新野剛志 / 文春文庫 (112件のレビュー)
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総合評価:
あっくん
6
新野剛志による旅行会社の空港係員の活躍を描くシリーズ一作目!
タイトルの「あぽやん」が一体何を意味するのか、それが気になって読み始める。しばらくは明かされないが、明かされてみるとなるほど、そういうことかと納得する。そのあぽやんたちが巻き込まれる騒動と、それによっ…て成長していく主人公がストーリーの軸だ。 空港係員といっても、本作の係員は航空会社の子会社の旅行会社で働く人たちなので、他の旅行会社では持っていない特権も持っている。また、旅行会社のカウンター業務についても解説され、普段何気なく対応してもらっている空港の人たちの仕事が垣間見れて面白い。 ストーリーも空港ならではであるが、登場人物も癖のある人が多く、本当にこんな人ばっかりだったら大変なのでは?といらぬ心配もしてしまう。 旅好き、飛行機好きの人には既知の物事もあるかもしれないが、空港がどんな風に動いているのか、その一部を知ることができて、また旅に行きたくなる。そんな作品だ。続きを読む
投稿日:2015.10.16
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AkiraF
4
いやされる!
ドラマ原作本。「あぽやん」とは空港勤務の旅行会社の社員。新野さんは実際「あぽやん」だったということで、エピソードがリアル。やはり、経験に基づく話は説得力がある。また、主人公の仕事での成長や、片思いが描…かれている。自分の若い時が思い出されて、なんだかいやされた。続きを読む
投稿日:2014.11.21
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カクピロ
私にとって身近な場所が舞台になっているので、親近感が湧きました。軽快なリズムで話が進むので、あっという間に読了。次編も期待します。
投稿日:2023.10.28
9678
コロナ後、飛行機に乗る機会が増えたので、手にしました。色々なトラブルを通じて成長してゆく姿が良かったです。
投稿日:2023.07.25
muushikamiishika
「8月のマルクス」を書いた作者として記憶していたので、はじめは少しとまどったが、肩の凝らない、連ドラのような作品で、読み終わるとすぐに続巻を買ってしまった。
投稿日:2022.09.22
inachi
最初は空港を知らないので、イマイチ話に入り込めず、一度でも読むのをやめたが、だいぶ経ってから、なんとなくもう一度読み始めたら、なかなか面白かった。
投稿日:2022.06.12
kenken1967
空港勤務が舞台の小説を初めて読みました。 空港勤務の過酷さや旅行会社の内情を知り、頭が下がる思いです。 既刊のあぽやん第二・三弾が楽しみです。
投稿日:2020.04.28
syiki
私には全然なじみがない空港が舞台だけど、とても楽しく読めた。旅行会社の中でも日陰部署とされている空港に配属された主人公29歳、最初はふてくされていたのが、仕事をこなすにつれ責任と自覚が芽生えてくる様子…が応援したくなるお話。いろんなお客さんがいて、スタッフも個性的、毎日が笑顔とトラブルに彩られた職場・・・でも、そこが特別に刺激的で作り話っぽいという印象はない。主人公も転んだり力みすぎたりへこんだりと、全体的に身近な感じ、等身大に思えるところが良かった。続きを読む
投稿日:2020.04.24
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