【感想】そうだったのか! 現代史

池上彰 / 集英社文庫
(173件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
68
59
29
3
0
  • 簡潔でいて、濃い内容

    小学生にでも理解できそうな内容ですが、決して稚拙な書かれ方ではなく、大筋と共に何故そのような事態に陥ってしまったか等、
    時事問題それぞれの側面がしっかりと描写されている面もあり、専門用語や難解な日本語で、ただただ語気強く並べ立てた他の書よりも、はるかにおススメです。
    この著者のように、物事を深く理解し、かみ砕き、そして誰にでもわかる言葉で相手に伝える。簡単そうでいて実は難しいですよね。
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    投稿日:2013.10.16

  • 本当にそうだったのか!です

    世界のニュースを聞くたびに、どうしてそうなったのか? その背景や歴史は?と思うことがよくあります。
    例えば、イスラエルと中東の問題。 いままでいくつかの本を読んでみましたが、とても複雑でよく分からなかったのですが、この「そうだったのか!現代史」を読んで、本当に「そうか、そうだったのか!」とうなづくことができました。
    またベトナム戦争での悲惨な戦いでは、思わず目を閉じてしまったぐらいです。

    全ての章での説明はとても簡潔で分かりやすく、なぜそうだったのか?の背景もきちんと書かれています。 現代の世界を知たい方に、本当にお勧めできる本です。
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    投稿日:2013.10.01

  • ベルリンの壁は東西ドイツの間にあったと思っている人、さぁこれを読みましょう

    少し前に書かれたものなので過去の出来事が中心になりますが
    これらの出来事が今の世界情勢と密接に繋がりあっている事が良く解ります

    池上さんは多くの人が何を解っていて何を解っていないか
    また何を知りたくてどう書けば理解できるかを良く知っていますね
    私はこの本を読んで世界の見え方が変わりました
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    投稿日:2014.06.14

  • 学生のときに読みたかった

    現代史がこんなにワクワク面白いなんて

    ほんとに学生のときに読みたかった!
    この本から、さらに本が広がる感じ

    投稿日:2013.11.09

  • POST TRUTHの時代を乗りこなすために

    トランプ大統領が誕生し、アメリカファーストの保護主義のもとさまざまな政策を大胆に断行しています。そうしたことは一体どんな積み重ねの果てにあることなのでしょうか。

    池上彰が、政治、経済、宗教まで歴史を丁寧に紐解いていくシリーズの現代史版。個人の発信する情報量が圧倒的に増え、情報の真偽の精査も難しくなってきました。POST TRUTHと言われる時代、自分の頭と人の意見を混ぜながら上手に判断するために知識と知恵と経験が必要です。

    「湾岸戦争を米露冷戦との関係は?」「オイルマネーは世界の何を握っているの?」「「結局、イスラエル・パレスチナ問題ってどういうこと」などなど、当然知っているけど、人に説明できるほどには知らないいろいろを、噛み砕いて誰にでもわかるように池上彰が解説します。
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    投稿日:2017.04.19

  • とにかくわかりやすい!

    恥ずかしながら今まで理解しようとしてなかった諸問題に関して、池上さんらしく分かりやすく解説してくれています。
    なぜそのような事態になってしまったのか?その時代背景と国・人物の思想、理想と現実のギャップ、情報統制をしいた結果諸外国にまで影響が及んだことなどなど非常に勉強になりました。
    歴史をよく知らない若者(20代?)が現代史を学ぶ上で最初に読む本としておすすめです!
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    投稿日:2014.07.27

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ブクログレビュー

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  • てわ

    てわ

    世界史をあまり勉強してこなかったので、改めて勉強になった。自分の興味の問題かもしれないけど、多少の読みづらさを感じた。細かく読むというよりか、わからないところはサラッと飛ばすのが良いかもしれない。

    投稿日:2024.02.05

  • さってぃ

    さってぃ

    現代史について、教科書やテレビでキーワード的に結果だけを認識していて、それを取り巻く要因や環境、つながりがなんだったかというのを全く知らなかった、さらには世界でどんなことが起きていたか認識もしていなかったと言うことを痛感させられた。もっと現実世界に目を向けようと思った。続きを読む

    投稿日:2024.01.30

  • shosho

    shosho

    大変分かり易い。自分が生まれた後に起こったこともたくさん書かれており、意識が低かった自分でも聞いたことがある名前、事件が出てきてとても勉強になる。

    投稿日:2024.01.09

  • yoshi

    yoshi

    以下のテーマについてどの程度知っていて、どの程度話せるでしょうか。


    湾岸戦争


    スターリン


    朝鮮戦争


    キューバ危機


    文化大革命


    毛沢東


    ベトナム戦争


    ベルリンの壁崩壊


    ポルポト


    言葉は聞いたことがあるけれどどうことかはいまいち・・・と言う方におすすめです。


    当時の社会、世界情勢と為政者の思想、行動が分かりやすく解説されています。


    「そうだったのか。」「知らなかった。」と感じることがたくさんありました。


    冷戦時、共産圏のことは「鉄のカーテン」「竹のカーテン」と呼ばれ、どのようなことが行われているか、西側諸国にはほとんど知られていませんでした。


    それがソ連崩壊と共に明らかになり、世界は驚愕しました。


    今なお多くの国に影響を与えているソ連の共産主義。


    民主主義を盾にした数々のアメリカの介入。


    現代につながる世界史について知っておくべきことばかりです。


    また、内容が章ごとに区切られているのでそれも読みやすいです。


    冷戦から現代につながる世界史を一通り知りたい方にはおすすめです。


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    投稿日:2023.12.25

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    209
    「現代史のさまざまな出来事や事件を解説してくれる本。現代史が理解できると、毎日の世界での出来事や事件などの背景がわかる。ニュースや深部tんを読むことも楽しくなる。人間は自分の経験からしか価値判断を下すことが出来ない。個人個人の経験が狭く限定されたものであるとするなら、なおさら、ぼくたちは他人の経験から多くを学ぼうとする謙虚な姿勢を持つ必要がある。そして、他人の経験を深いところで学び取るための最良の手段の一つは読書であると思う。」
    (『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より)

    第二次世界大戦後の現代史を、なるべくやさしく解説。

    目次
    冷戦が終わって起きた「湾岸戦争」
    冷戦が始まった
    ドイツが東西に分割された
    ソ連国内で信じられないことが―スターリン批判
    中国と台湾はなぜ対立する?
    同じ民族が殺し合った―朝鮮戦争
    イスラエルが生まれ、戦争が始まった
    世界は核戦争の縁に立った―キューバ危機
    「文化大革命」という壮大な権力闘争
    アジアの泥沼―「ベトナム戦争」
    ポル・ポトという悪夢
    「ソ連」という国がなくなった
    「電波」が国境を越えた!「ベルリンの壁」崩壊
    天安門広場が血に染まった
    お金が「商品」になった
    石油が「武器」になった
    「ひとつのヨーロッパ」への夢
    冷戦が終って始まった戦争 旧ユーゴ紛争
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    投稿日:2023.08.15

  • 3

    3

    ドイツ〜西ベルリンと東ベルリン
    中東〜イラク、クウェート、イラン、イスラエル
    ソ連〜レーニン、スターリン、フルシチョフ、ゴルバチョフ、エリツィン
    中国〜天安門、毛沢東、鄧小平
    台湾
    インドシナ〜ベトナム、カンボジア(ポルポト)
    キューバ〜チェ・ゲバラ、カストロ議長
    ユーゴ

    ユダヤ教〜旧約聖書
    キリスト教〜旧約聖書と新約聖書
    イスラム教〜旧と新とコーラン(聖典)
    続きを読む

    投稿日:2023.06.26

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