【感想】世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛

桐生操 / 文春文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
1
3
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

    2009年(底本2006年)刊。ホモ、近親相姦、ロリコン、サディスト、カニバリズムなど禁断の愛(ただ、実際は愛のような綺麗なものではない関係)について、主に西洋の実例を解説。時期はプレ近代から現代まで。倒錯はまだしも、耽美でも甘美でもなく、余りの嫌悪を覚える実例に言葉を失う。というのも、物語の中で美しく描かれるのとは全く違い、これら関係の内実は、暴力・束縛・カネ・欲望・支配といった、愛という美しい響きを感じさせるものとは程遠いものだからである。特にロリコン。金や地位を欲する者が少年少女をあてがう。
    暴力を用いて支配欲を満足させるなど、無垢な子を支援し巣立たせるというような美しさのかけらもない。純朴さとは全く無縁である。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.01.21

  • hiroshirakawa

    hiroshirakawa

    タイトルに惹かれておっかなびっくり手に取った本

    同性愛・近親相姦・ロリコンなどのエピソード満載

    人間だけが本能ではなく、理性的に従ってパートナーを選ぶ生物であるが故に倒錯してしまうということなのだろうか?続きを読む

    投稿日:2012.05.15

  • rila90a320

    rila90a320

    このレビューはネタバレを含みます

    途中からは愛情関係なくなってます。ダーマーがもう死んでるのに、今でも生きているみたいに書いてあって、ちゃんと調べてないのがよくわかる。ツメの甘さが目立つ。興味をそそられる話もありましたけど…。面白半分に読むのが一番かもしれません。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.11.29

  • 嶋

    実際のエピソードなので、読んでいて「ほほう」となった。世界にはいろいろな愛のかたちがあるんだなあ、なんて思ったりした。

    投稿日:2011.08.18

  • bug_yossy

    bug_yossy

    面白い!
    著者の興味とワタシのソレが合っているように思える。
    文章も気持ちがいい!

    もっと読みたい

    投稿日:2011.03.09

  • 時龍

    時龍

    やっぱりヴィレヴァン。こんな本ばっか置いてるあの店が大好きだ。「禁断」愛だからこそ人は惹かれてしまうんだろうか。夷や私はそんな気ないですけど。でもいくつか素敵だなぁむしろこれは純愛じゃないかと思ってしまったものもあり。個人的に目次にニジンスキーの文字があった時点でびっくり。まさか続きを読む

    投稿日:2010.09.04

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。