【感想】新編　ことばの作法　心を伝える“ひと言”の知恵

外山滋比古と対話をしているかのような感覚で読めた。
笑ったり、思わず突っ込みたくなったり。
感覚の違いを話し合ってみたくなったり。
納得できるところや、同感だと思うところも多くあり、とても楽しく読めた…。続きを読む

三章の新・文章作法が面白かった。面白い文とはなにか。それは心にすんなり入ってくる文章。確かに。わかりやすい文章のコツは同じ言葉をつかわないこと。参考としては、1枚の原稿用紙に同じ言葉が2つないか注意す…ること。難しいけど、意識していきたい。手紙を書くことが文章の練習になるというのも面白かった。
文中に朗報があった。話のうまい人は文章がまずい。文章のうまい人は、たいてい話下手である。…ボクもいつか文章をうまく書けるようになりたい。
もらった手紙を、本のしおり代わりにする外山先生がとても粋だと思った。続きを読む

笑うこと、笑わせることくらいはなんでもないと思っている人が多いが、知的な笑を作りだそうとするのは大変なこと。
人間は自分と違うことをする人間をみんな変態扱いする修正を持っている。
日本では話は話で、文…章は文章。両者は別物。続きを読む

最近の会話や電話、手紙について思うことを書いたもの。
ちょっと価値観ずれるなと思った。
葉書は好きだけど、葉書を用意しないし郵便局にも持って行かない。習慣化していない人間にとって、葉書を出すことは電話…の何倍も労力がかかる。
ただ、電話よりも葉書の方がずっと良いと思う人がいる、ということに気付けて良かった。続きを読む

前に著者の別の本を読んだけど、内容がちらほら被ってる。加えてちょっと感情的というか、理論より気持ちを優先して書いているのでいまいちピンと来なかった。
ただ、「美しいフランス語をもたせました」の下りはは…じめて知った。その言葉が美しい。続きを読む