【感想】脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める

築山節 / NHK出版
(354件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
76
136
83
17
4
  • 言われてみると当たり前、だけど言われなければ意外と見過ごす。そんな忠告。

    「定年退職してからは、毎日ゴロ寝してテレビを見てばかり居る高齢者」や
    「いつも夜更かししてパソコンに向かう学生・社会人」
    を見ると、『頭の動きが鈍ってそうだな』と思いますよね。そういう『頭に良くない行動』を指摘し『生き生きと生活出来るための行動』を教えてくれるのがこの本です。

    というと「そんな魔法のようなテクニックがあるのか?」とお疑いでしょうが、本書で上げられているのは決して突飛なアドバイスではなく、比較的皆が納得しやすい物です。そして、その大半が「言われると納得だが、意外とやってない行動」だと思います。

    単なる読み物としても面白かったですし、雑談のタネとしても良書です。また、著者は「高次脳機能外来」を担当されるお医者様なので、医学的な面でも内容に問題は無いと思います。

    これから頭を使う機会の多い学生や社会人、そして頭の動きを若々しくしたい中高年の方にお奨めしたい本です。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.01

  • 脳のメンテナンスしてますか?

    最近、頭がぼんやりして考えがなかなかまとまらない事が多くなったような気がする自分には、最適の本でした。
    体のメンテナンスにはみんな気を使っていると思いますが、脳のメンテナンスについては意識していないと思います。
    この本には、そんな、脳をメンテナンスする方法や心構えがたくさんあり、自分にあったものを実践できるようになっています。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.12

  • 日常にちょっとした工夫を

    タイトルにあるように、脳の働きを高めるためのちょっとした処方箋が15個の習慣として示されている。
    脳がどうこうと言われると一般人にはなにやら難しい話なのではないかと思うかもしれないが、本書ではそういったことはなく、全体を通して平易な言葉で書かれているのですらすらと読むことが出来る。
    また具体的な症状も実際の患者さんとのやりとりをもとに書かれているので身近な実例として感じられるし、そのための対応策も日常に取り入れやすいようなシンプルなものを提案している。

    冒頭にも書かれているが、決してすべてを実践しようと力むのではなく、自分もこんなことで困ってるからこれは役に立ちそうかな、と思う事を気楽に実践していくのがいいのかなと思う。
    ちょっと近ごろ頭が冴えないと感じる人や、脳の働きを高めるにはどうしたらいいのかと思ってる人をはじめ多くの人にお薦めできる。
    続きを読む

    投稿日:2015.03.06

  • 一つ一つが納得できる「言われてみれば」の習慣

    何か頭がぼんやりする、言い間違いや物忘れが多い気がするといった人はこの本は役立つだろう。

    紹介されている15の習慣は難しいものではなく簡単で「なるほど、これは頭の働きを良くしてくれそうだ」と思える。15全てを習慣づける必要はなく二つ三つ試してみるだけでもかなり違うと思う。続きを読む

    投稿日:2016.10.09

ブクログレビュー

"powered by"

  • きっしーまむ

    きっしーまむ

    脳が冴えるためのトレーニング方法が書いてあり、とてもためになった。ボーっと生きている昨今、時間を決めて作業するなど緊張感をもって、規則正しく、意識的に生きることの大切さを学んだ。感情的になるのは、脳を甘やかしていることにハッとさせられた。続きを読む

    投稿日:2024.04.02

  • しゅんきち

    しゅんきち

    脳の働きを道のり時間速さで例えるのは斬新で面白い。自分も脳の回転数を上げてみようと思った。また、積極的に言語化をして前頭葉を鍛えていくことも必要だ。

    投稿日:2024.03.26

  • まーくん

    まーくん

    脳の思考が止まってることが多かったので読んだ。朝少し早く起きて部屋の片付けや音読など2つのことを実行し、頭の回転数を上げていきたい。時間の制約を設けて試験を受けている状態を1日に何回作るかと言う点は良いと思った。睡眠は6時間以上、できれば7時間半眠りたい。睡眠の前に大雑把に頭に入れておくと、朝起きたら思考がまとまってる時があり実感できた。続きを読む

    投稿日:2024.01.28

  • azuki1062

    azuki1062

    このレビューはネタバレを含みます

    2006年刊行の新書。この時点ですでに「小さな画面を見ている時間が長過ぎる」と書かれていますが、スマホの普及で事態はより深刻化しているでしょう。ぼんやりした頭をすっきり冴えさせる、ちょっとした習慣を提示した本で、サクッと読めます。

     最近、何となく頭がぼんやりしている。記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、たまに行う脳トレーニングではなく、生活の改善である。『フリーズする脳』で現代人の脳に警鐘を鳴らした著者が、すぐにでも実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。仕事ができる脳、若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。

    本書で示された15の習慣は、6つのテーマに分けられます。1 生活のリズムを整える(朝、体を動かす:時間制限を設ける:睡眠を大事に)/2 思考力を高める(家事こそ脳トレ:「行動予定表」をつくる:「机の片付け」を重視)/3 記憶力を高める(目・耳を働かせる:「報告書」を書く)/4 出力する力を高める(長い話を組み立てる:相手の身になって話す)/5 脳を健康に保つ(食事:健康診断)/6 応用編(「失敗ノート」を書く:活動をマルチに:人を好意的に評価する)
    それぞれの方法は決して難しくはないものの、「習慣化」するのは結構大変かも。「肩肘を張り過ぎず、できることからコツコツと」…と、「言うは易く行うは難し」の狭間で…。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.27

  • shimooon

    shimooon

    このレビューはネタバレを含みます

    何か一つでも日常生活に取り入れられるものがあればと思って購入。
    前半部分が特に参考になった。

    ・脳のリズムと生活のリズムがずれると時差ぼけのような状態になってしまうため、生活リズムを安定させる必要がある
    ・時間の制約をつけて仕事をする(試験を受けている状態)
    ・夜の勉強は中途半端に行い、睡眠中の整理力に期待する
    ・家事や雑用が脳トレになる

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.24

  • 708

    708

    ・規則正しい生活
    ・適度な運動
    ・仕事には時間の制約を
    ・マルチに活動
    ・人に話す習慣、受け手にどう伝わるかも意識して
    ・雑用や家事をこなす
    ・困難な課題やすぐに対処出来ないことへの置き場所を設けることで頭の中を整理
    ・マインドフルネス
    ・飽食、肥満は脳に良くない
    ・色々な趣味、コミュニティがあった方がひらめきが得やすい
    ・人を好意的に評価する癖をつける

    この辺りが自分で実践出来そう、すべき項目だと思ったのでメモ
    続きを読む

    投稿日:2023.04.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。