【感想】モルグ街の殺人事件(The Murders in the Rue Morgue)

エドガー・アラン・ポー, 佐々木直次郎 / 青空文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • 作家界のレオナルド・ダ・ヴィンチと呼んでいます

    1841年!
    日本なら江戸時代に発表の本作。
    嘘か誠か地球初の推理小説で密室ものとの事、まずは探偵デュパンの小気味よい推理が冴え中々の立ち上がり。とても古さを感じさせない洗練されたものを感じました。
    また恐怖小説が得意分野とだけあって遺体発見のシーンはかなりぞっとできます。
    そして何より結末! これは凄すぎでしょう!
    初の密室トリックなどとすっかり忘れ去ってしまうような衝撃的なラストでした。
    腰を抜かしました。
    短編ながらあらゆる点で飛び抜けた作品。
    作家界にもこんなレオナルド・ダ・ヴィンチみたいな人がいたんですね…
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    投稿日:2014.04.22

  • これが推理小説の原型だと知ると、確かにと思う

    いやいや、なかなか読みづらい作品でした。原因は時代背景などの知識が無いせいでもあるんですが、事件発生してからが面白かった。

    デュパンが変わった人で探偵役、私が記録者と言うことかな?いろいろ突っ込みどころがあったけど、時代かな?新聞で事件の詳細、誰がどう証言したかとか詳し過ぎるんだけど。
    デュパンが新聞の情報と現場調査で犯人を突き止める話。犯人あれってありですか?有り得ないよと突っ込んだり、まぁ、今では有り得なくとも当時なら凄い事なんだろうな。
    ちょんぱ出来るくらい剃刀ってそんなデカイ凶器だったのか。
    これを機にあとの作品も挑戦してみようと思う。

    ボランティアで作ってくれた事には感謝してますが、文章としては読み辛さがどうしてもあります。
    改行などで切って頂けると、見やすくなるかも知れませんね。
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    投稿日:2016.04.15

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