菅原裕子 / 二見書房 (12件のレビュー)
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総合評価:
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つづき
「子どもの心のコーチング」のパパ向けバージョン。 (夫に読ませたくて借りてきたはいいものの結局読んでもらえず放置されてたので私が読んでしまったシリーズ。) 子育てには父と母がそろっていることではなく、…あくまでも"母性"と"父性"が必要なのだということ。 夫の子どもへの叱り方になぜかいつももやもやしてしまうのは、夫が私と同じ"母性"のアプローチで叱っているからだったんだなぁと思った。いや、それ同じこと私がもう言っとるから!みたいな。 私が口うるさく怒りすぎたところに加勢されても全然嬉しくないし助からないし、子どもはそれじゃ逃げ場もなくなるし親の言うこと聞かなくなるだろう。夫にして欲しかったのは、"今をきちんと"と近視眼的になってしまう私の視野を広げさせてくれて、子どもを"将来どうあるべきか"に導いてくれる父性のアプローチだった。サポートされている、最後を支えてもらえているという安心感。 母性と父性が両立して機能しているのが子育てにはやっぱり重要だと感じました。 私が先回りしてついつい手伝ってしまうところを、どっしりと鷹揚に構えて子どもにやらせるという余裕。 心配ゆえ「ダメ」と禁止してしまうところを、論理的に子供を信じて任せられる冷静さ。 母親不在の日曜日、普段は食べさせてもらえないカップラーメンを父親が買ってきてくれたときのあの嬉しさと言いようもない美味しさを思い出しました。続きを読む
投稿日:2019.01.13
千葉達也
父親になっての参考書籍その2。 あまり新しい発見はなかったが、こういった本を読む前に自分がもっていた考えが間違ってはいない、という後押しされる本となった。 「子どもにもう少し頑張ってよりよい人生を生…きてもらうためにできることは、親自身が今のこのとき、もう少し頑張って自分の夢に向かうことです」 これなどは常に思っていることで、子どもは親の背中をみて育つ。それであれば、子どもに恥じない生き方をしないといけない。「嫌だな、逃げたいな」と思って、そこで自分が逃げた場合には子どもも同じ場面で同じ行動と取るのだと思う。子どもにこういうときにはこう行動してほしい、と思うのならば、親である自分がまずやらなければならない。 ハートフルコミュニケーションが提案する「子どもの自立を促す三つの力」。それは「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」。 これは最初の「愛すること」にすべて繋がっていると思う。それは「愛すること」もまた責任である、ということ。そして人の役に立つというのは、相手への献身であり、それもまた相手への愛(思いやり)である。そして、相手が喜んでくれれば、それは喜びである。 なるほど、と関心したのは「ぜひ、仕事の話をしてください。子どもは父を通して世界を見ます。そして、そんな世界に興味を持つでしょう。」というところ。 わたしの父はあまり家で仕事のはなしはしない。仕事が嫌いなわけではないが、ほとんどしない人だった。仕事とプライベートとわける、という考え方は正しいとわたしは思っている。仕事のストレスを家庭に持ち込むなどは嫌な方だ。しかし、ここでは、家で仕事のはなしをすることで子どもは、仕事とは何であり、その仕事にはどのようなやりがい、喜びがあるかを知り、親の仕事のはなしを通して世界を知る、ということである。大学生になっても将来何をやってよいかわからない、という人は多い。そこにひとつの参考として親の仕事を教えて、未来への糧に出来たらいいな、と感じた。まぁ、娘にシステムエンジニアになってほしいか、というと考えるところである。 「愛情は与えるもの、尊敬は勝ち取るもの」。 この一文は新渡戸稲造の武士道にも通じるものがあると感じた。武士道の礼とは「相手への思いやりであり、究極なところでは愛に近づく」。そうしてそういった行いの先に相手から尊敬がある。続きを読む
投稿日:2017.12.17
あお
今年度41冊目。 父として読んで良かった。母親は2人いらない。父しかできない子どもの育て方、もうちょっと探究していこう。
投稿日:2016.01.17
llamas
子供に任せて自分でやらせる。 「ならぬことはならぬ」 「拳骨は一生に一回に取っておく」 母親のサポート(一枚岩) (思春期)子供を何とかしようとしない。話を聞く、一緒に何かやる(スポーツなど) ヘルプ…からサポートへ 子育ての焦点は今ではなく未来へ。 父親は「責任」を教える。続きを読む
投稿日:2015.06.18
フラビオ
2015年4月20日読了。父親に向けた、子どもの心のコーチングのガイド。筆者は元々企業向けのコーチング研修を生業としていた人のようで、「相手が子どもであれ大人であれ、コーチングのやり方は同じ」とする主…張にはうなづける。子どもを不当に「能力の低い人」として扱わず、その能力を信じて色々な未知のことに挑戦させる、それを後押しするのが母親ほど深くは子どもとつながりのない父親の役割、ということか。親自身が夢を持って挑戦する姿や困難に立ち向かう勇気を持っていることを子どもに見せることが大事、とは確かにそうだろう。自分はどうあるべきか。続きを読む
投稿日:2015.04.20
しろちどり
子供を愛する「愛」において 父親と母親は同じである。 しかし、 愛の表現においては、「母性」と「父性」に違いがある。 でも、 子供の成長においては、どちらも必要なのです。 子育てにおいて、父親…と母親とぶつかることがありますが、お互いを理解する為に、読んでおいたほうがいいかも。続きを読む
投稿日:2013.03.14
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