新装版 江 姫たちの戦国 中

田渕久美子 / NHK出版
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • しょうご

    しょうご

    豊臣家の人々

    複雑な縁者が多いな豊臣家。。
    そんな中でも、特に江の発言力に驚く。こんなに太閤に対抗できるだろうか。。

    利休との関係、秀忠との関係など、もっとドロドロした内面が描かれるとおもしろかったなぁ。

    この巻の最後で、やっと我儘娘の江に、大人の落ち着きを感じた。
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    投稿日:2018.05.29

  • officehiguchi

    officehiguchi

    内容紹介

    女の戦は生きること。本日只今を生きること。
    戦国の世の運命に翻弄された、美しき浅井三姉妹の三女・江。その波瀾の生涯。大奥の潔い終焉を描き「篤姫」ブームを巻き起こした田渕久美子が、大奥の始まりに至る道のりを、江を主人公に、鮮やかに華やかに描く。新装版・中巻。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    田渕久美子
    島根県生まれ。NHKでは連続テレビ小説「さくら」(橋田賞受賞)、月曜ドラマシリーズ「妻の卒業式」、夜の連続ドラマ「女神の恋」「ダイヤモンドの恋」など話題作を多数執筆。前向きに生きる女性たちの姿を豊かな表現で描き、視聴者から深い共感を得ている。また、ドラマ以外にも映画・ミュージカル・落語・演劇・狂言など幅広い分野で精力的に執筆活動をしている。大河ドラマは、「篤姫」(2008年)に続いての2作目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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    投稿日:2017.08.12

  • immrm

    immrm

    江が秀忠と3度目の結婚。畿内の大地震の後、秀忠と本当の夫婦になったところで、中編は終わり。
    淀が豊臣家の人間になり、また豊臣の時代の終わりも近づいてきた。
    ここからは徳川家として生きていくであろう下巻へ。続きを読む

    投稿日:2012.04.16

  • aoiuxuioa

    aoiuxuioa

    下→上→中 の順番で読んだ。1日1.5冊ペースだったけど、それだけぱぱっと読める本、読んでおく本、ということで推し測ってください。

    投稿日:2011.08.03

  • れもん

    れもん

    幕府の開闢に深く関わった江と、その幕府に幕を引いた篤姫。そこに因縁めいたものを感じました。でも、「戦国人」たちの感覚や息づかいはなかなか伝わってこない。焦りを感じ始めたある日、訪れていた取材先で、ふと、気づきました。合戦も天下取りも、関わっていたのはもっぱら男だ。愛しい人が、明日にも戦で死ぬかもしれない、そんなひりひりと切迫した時代、女たちはただひとえに争いのない日々を思い、恒久的な泰平を願っていたのではないだろうか、と。(田渕久美子・脚本家の言葉より)
    (本書帯より引用)

    秀吉が関白となった直後から物語は始まる。まずは九州攻め。そのあたりから、千利休や秀次との関係が狂っていくようだ。なにかしらのすれ違いが生まれている。
    そして、とうとう茶々が秀吉の気持ちを受け容れた。20歳になった茶々の気持ちの変化をもう少し細やかに描いて欲しかったと思うのは贅沢だろうか。マメな秀吉に気持ちが動いただけのように思える。妹たちの結婚も影響したのか・・・。秀吉は待ちわびていた自分の子供を得た。茶々の懐妊。北政所(おね)さえ成し得なかった偉業だ。そうなると、養子である秀次との関係もさらにぎこちなくなっていくことに。
    秀次の弟、秀勝と真の夫婦となり娘までもうけた江は、秀次とも徐々にうち解けるようになっていったが、そうなってみると秀吉の動きが恐ろしく不気味に見えてくる。当の秀次はより敏感に秀吉の心変わりを感じ取っていただろう。

    秀勝の死、秀次の心の荒み、利休の秀吉への冷たさ、秀吉のために犠牲になったといっても過言ではない秀吉の妹・旭姫と大政所。どれもこれも、晴れやかな天下人となった秀吉には似つかわしくない危なさを感じさせる。当の秀吉の茶々とその子たちへの執着ぶりも尋常ではない。

    秀吉の本心とは裏腹に悲しい最期を遂げる秀次や利休。天下人ともなると、心のままに言葉を発することもできないのか。農民であった昔であれば、笑い話になったであろうことでも、武士同士となると、殺し合いになる。
    秀吉は「満足」という言葉を知らぬかのように、次から次へと領地を得ようとする。九州の次は小田原、そして朝鮮の向こう側の明。天下統一を果たして、女子たちがやっと穏やかに暮らせると安心する暇も与えず、戦い続ける。そして、自分の力を強めるための駒として娘を使う。江は三番目の夫の元へ嫁ぐことになった。徳川家である。

    江は言う。「私は自分の思うまま、信じるままに生きようとしました。でも何ひとつ叶いません。ならば、天の作り出す流れに、おのれの意志をもって乗ろうと決めたのです」
    江も少し大人になった。子供の頃のように、何事も納得いくまで動かない、というわけにはいかないことを経験してきたわけだ。可愛い我が娘と一緒に暮らすことすら諦めさせられた。
    三番目の夫である秀忠は言う。「それは木の葉のように流れに従うということと同じだと思う」と。
    何事にも執着せず、若いのに諦めきったような日々を送る秀忠と、それに反発する江。これから先、どのような夫婦となっていくのか、楽しみである。

    それにしても秀吉の心はやはり農民のままなのだな。秀吉は信長に取り上げられることでのし上がってきた。そして、相手の心をつかむ戦術を駆使して。いくら他の武家との付き合いで必要だからと茶の世界へ足を突っこんだところで、茶の心は理解できない。風流など解せない。だから、金で飾った茶室などという馬鹿げたことを思いつく。しかし、プライドが高い秀吉は、風流人だと思われたい。人々から尊敬されたい。利休はその弱点を突く。秀吉と利休は、惹かれ合いながらも、憎み合っていたのかもしれない。

    生まれ持った器に合わない地位を手に入れてしまったがために、秀吉とその周りの人々は大切なものを失ってしまった。秀吉も憐れに思えてくる。
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    投稿日:2011.02.20

  • toshiyuki3

    toshiyuki3

    秀吉の周りで、女性たちの運命が目まぐるしく変化していく。江は2人目の夫 秀勝と死別し、3人目の夫 徳川秀忠に嫁ぐことになる。この巻のラストはドラマチック。

    投稿日:2011.01.07

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