【感想】第四の壁 アナザーフェイス3

堂場瞬一 / 文春文庫
(92件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
23
52
10
5

ブクログレビュー

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  • y u

    y u

    このレビューはネタバレを含みます

    大友さんの学生時代の仲間内での事件

    アノニマス
    アノニマスのように仮面を被った人たちが何重にも仮面を被った作品だった

    作品半ばに
    彼らは、自分がそうであったかもしれない姿だ
    引き伸ばされた青春の喜び
    という大友さんの言葉がある
    自分が演劇を辞めたことを後悔したような表現が続き、彼が纏う『複雑』の雰囲気がより混乱させていたように思う
    詰めきれない、あと一言が引き出せない情報にもやもやした

    そこから刑事の大友に戻してくれたのが警察の同期
    一転して彼は警察官になり、芯のあるいつもの大友さんになって安心した

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.30

  • sh

    sh

    ★★★★★ 心が動いた名著。何度も読み返したい
    ★★★★☆ 暇な時に読み返したい
    ★★★☆☆ 読み返しはないが面白かった
    ★★☆☆☆ 面白くなかった
    ★☆☆☆☆ 同上

    投稿日:2023.07.05

  • ひゃっほう

    ひゃっほう

    全くもってつまらない、読み進めるのが苦痛な作品でした。
    主人公・大友という人物に、魅力がなく、むしろ嫌悪感さえ覚えるほど。
    「様々な顔を持つ男」ではなく、「自己を確立できていない男」としか見えません。
    一作目では、ここまでひどい印象を受けなかったのですが。

    なぜ、大友は比較的優秀だと見なされているのかが全く描かれておらず、また、捜査中の彼の言動からもそれを感じ取ることができません。
    ただひたすら、彼に都合の良い方向に物事が進むだけ。

    あくまでも謙虚な人柄を描いている(強調している)ようですが言動の端々に、大友の自己評価の高さが感じ取れ、その矛盾についても上手に整理できていません。
    人物描写が中途半端なまま、ヒーローを作り上げても違和感が残るだけです。

    また、作中で起きた殺人(未遂)事件も退屈かつ先が読めるもので、ひどく残念でした。
    読み手が知りえることの出来ない、新しい事実が次々出てくるのは、個人的に非常に好まないものです。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.12

  • nami

    nami

    演劇に興味あったりしたら多少は違った感想かもしれないけど、自分にはあまり面白くなかった。絞られた容疑者からなかなか先に進まずぐるぐる。大友の過去が少し明らかになったけど。大友の住んでいる町田の描写が詳細でリアルだったから親近感。シリーズだから読んだけどこんな感じだとシリーズ読みやめるかも。続きを読む

    投稿日:2022.09.07

  • pukuchans

    pukuchans

    第3段。
    今回は大友鉄の学生時代の仲間に起こった事件。
    鉄の青春時代を織り交ぜながら事件は進んでいきます。

    第4段も楽しみです。

    投稿日:2022.07.20

  • HIGASHI

    HIGASHI

    シリーズ3作目。大友が劇団出身という何気ない設定が今回の物語に深く結びついている。警察官、父親、それに加え元劇団員という3種のそれぞれ顔が今回の物語展開に広がりと厚みを出している。
    シリーズを重ねるごとにそれぞれの登場人物の性格や役割もはっきりと見えてきた。これからも読むのに楽しみなシリーズ作品。続きを読む

    投稿日:2022.05.30

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