ワーキング・ホリデー

坂木司 / 文春文庫
(219件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
52
93
49
6
1
  • 父ちゃん、頑張る!

    仕事中(ホスト)の職場に、いきなり訪ねて来た息子・進と夏休みを過ごすことになった大和。
    しっかり者でかかあ殿下的な進に、新米親父・大和が振り回されながらも少しずつ親子の距離を近づきます。
    元ヤンキーなだけに思考・行動がやんちゃな部分が抜けきらない所が、大和の魅力ですね。
    こんな父親がいたら、振り回されるけど楽しいだろうなと思いながら読みました。
    最後の方はちょっとホロッときちゃいましたね。
    出先で読んでいたので泣きはしなかったものの、家で読んでいたらダメだったでしょうね(;_;)
    進の夏休みが終わるまでの短い期間の物語ですので、気軽に読めると思います。
    この作家さんの作品を読むのは「和菓子のアン」に続いて二作目なんですが、
    今回も食事のシーンでまた胃がキューってなっちゃいました。
    引き続いて続編の「ウィンター・ホリデー」も購入して読みたいと思ってます。
    続きを読む

    投稿日:2014.12.15

  • 初めまして、おとうさん……?!

    元ヤンキーで今はホストの大和のところに
    小学生の男の子が「おとうさん」と、たずねてきて、ビックリ!というところから始まり……。

    しっかり者でまるで「おかあさん」のように家事をこなす小学生男子、息子の進くんとの短い夏休み生活。
    ホストから宅配便業者へと転職するのですが、
    宅配便屋さんとしての「お仕事もの」としても、そして進くんとの「父と息子もの」としても
    すごく楽しめます!
    ちょっとコミカルで、でもしっかり人情のこもった、温かくて気持ちのよいお話です。
    進くんがコンビニと家にあるものでつくってくれる朝食とか、本当においしそう。
    生活が愛おしくなる、そんな部分もとても魅力です。

    父と息子、もう、比較的軽いタッチで描かれているけれど、
    しっかり泣いてしまいました。坂木さんの作品で流す涙は、とても幸せな涙でもあります。

    坂木司さんの作品の中でイチオシです!
    続きを読む

    投稿日:2017.02.24

ブクログレビュー

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  • shushu

    shushu

    「はじめまして、お父さん」
    元ヤンで現ホストの「ヤマト」の前に突然現れた
    10歳の少年

    父と子のひと夏を暖かく描いた作品
    ヤマトは熱いし、進はいい子だし。

    お母さんもふくめて、ちゃんと家族になれるといいね続きを読む

    投稿日:2019.10.08

  • kenta5089

    kenta5089

    坂木司先生。最高です。
    とにかく暖かいです。
    あんまり考えずに読めます。スラスラ読めるし、見ていて自然とほっこりします。
    活字初心者でも安心。
    とにかくおもろ。もうすでに再読しまくり。

    投稿日:2019.10.03

  • asakusasann

    asakusasann

    このレビューはネタバレを含みます

    おもしろかった。宅配業者の働き方が細かくかかれていて、これを読んでからはエコ配みると、「あ!本のやつ!」ってなるようになった。
    感謝が増すなー。

    ジャスミンがかっこよすぎる。
    進君のごはん食べたい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.08.30

  • たまネコ♪

    たまネコ♪

    「クロネコヤマトの宅急便♪」のあのリヤカーがモデル。街中でたまに見かけるけど そんなにスピード出るようには見えなかったけどな(笑)
    ヤマトの捨て台詞「〜この野郎」が耳に残る♪チャラくてもいいお父さん!続きを読む

    投稿日:2019.08.14

  • ももチョビママ

    ももチョビママ

    元ヤンキーで、元ホストの沖田大和、ある日、突然訪ねてきた進の出現によって、突然父親に

    普通なら逃げてしまいそうなところ、大和さんは、逃げなかった

    大丈夫かいな?と私も不安に思ったが、この大和さんすごかった
    真正面から進に向き合い、全力でぶつかっていった

    ハニービー・キャリー(リヤカー ) を引きながら、荷物を配達する姿を進に見られそうになり、大和はとっさにリヤカーの陰にウンコ座りをする
    息子に気づかれなかった安心感と訳のわからないむかつきにいらつく
    隠れなきゃならないほど俺は悪いことをしたのか?
    いや、してねえ
    じゃあなんで隠れたりするんだ?
    そりゃあ、息子に見せたいような姿じゃないからに決まってる

    (どんな食い物も食い物に変わりはない、なんて言ってたのはどこのどいつだって話だよ)
    食べ物に上下がないように、仕事にも上下はないはずだ。そのことがわかるまで、ちょっとばかり時間がかかった。けど今なら分かる。この仕事はカッコ悪くない。リヤカーだってダサくはあるが、カッコ悪くない。本当にカッコ悪いのは、てめえの息子に嘘をつくような心。それだけだ

    もう取り繕う気もなくなった俺は、窓の向こうの進に軽く手を振ってみた。無視されるかな。それともそっぽを向かれるのかな

    雨のカーテンで遮られた進の表情は見えにくい。けれど大きく両手を丸にした姿は、離れていてもよくわかった

    息子に何を伝えるべきなのかを考え、葛藤する大和さんが、カッコいい その真っ正直さは、嘘偽りがない

    そして、その心をしっかり受け止める進

    まだ、始まったばかりのこの親子としての交流は、読んでいても、危なっかしいが、ほのぼのとして、幸福を運んでくれる

    進は、夏休みを終え、母親の元に帰っていったが、また、次回作で再会するだろう 楽しみだ
    続きを読む

    投稿日:2019.07.07

  • 地球っこ

    地球っこ

    夏の眩しく力強い太陽と、空へぐんぐん茎を伸ばす向日葵。そんなイメージの父子でした。
    二人が過ごすハートウォーミングなひと夏の物語に元気がもらえます。
    どこかに行かなきゃ、ご馳走食べなきゃ、だって今日は記念日だもん!いえいえ、優しい思い出をつくるのに特別なことなんて必要ないようです。毎日のなんてことのないやり取りや会話が、実は忘れられない思い出となっていることに、いつか気づくときがきます。

    カンカン照りの夏のお日さま。ベランダから取り入れたばかりのお日さまの匂いがするお布団。ほかほかふかふかのお布団に飛び込む子どもたち。そんな何気ない夏のひとときに幸せを感じていたことを思い出させてくれました。

    そして、宅配便のドライバーの皆さん。いつもありがとうございます。だんだん暑くなってきましたが、どうぞお体にはお気をつけて……
    続きを読む

    投稿日:2019.06.18

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