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南條範夫 / 文春文庫 (8件のレビュー)
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総合評価:
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たくぼん
このレビューはネタバレを含みます
幕末から明治にかけての商いに目を向けて書かれている。主人公は岩崎弥太郎だが、伊藤俊輔や井上馨、大久保利通といった維新の元勲から、渋沢栄一といった新しい世を創って行くものまで様々な人が登場する。 上巻は明治維新に向けて、ポンポンと話が進むが、下巻は政治のことや周辺状況の解説が多く、読んでいてはっきりいって飽きる。 全二巻
投稿日:2020.02.29
緑の驢馬
何気なく手に取ったのですが、読み出したら面白くて止まらなくなってしまいました。岩崎弥太郎を中心に幕末の有名人が大勢登場する群像劇なのですが、狂言回しである架空の人物、三橋節弥の人物像が一風変わっていて…非常に魅力的です。名前が慶安事件(由井正雪の乱)の丸橋忠弥と似ているところに愈々興味をそそられました。続きを読む
投稿日:2018.09.06
越後の鬼人
タイトルとは異なり、弥太郎を中心に据えながらも明治維新の主要人物を総合的に切り取る内容。歴史小説ながらもタッチ・内容は極めて精緻で、勉強している感覚が強い。 しかし、初期の弥太郎は全くのクソ野郎だな笑
投稿日:2016.04.18
yuhei
明治維新の岩崎弥太郎を知るならこの一冊はマスト。 また、商売人としても知っておくべきマストBOOK。
投稿日:2012.10.31
bubu-o
日本が激変する時代。沢山の豪傑たちがいたもんだ。生き方、考え方、今からは考えられないくらい大きい。岩崎弥太郎伝というにはどもう本人の事を掘り下げて欲しい。幕末の諸人物伝といった所か
投稿日:2011.03.01
バフィ
龍馬伝で興味を持ったので読んでみました。大河では狂言回し役なので、かなりコミカルな人物に設定されてますが、実際はかなりしたたかで政治的な面を持っていたようですね。三菱財閥誕生の物語として興味深く読ませ…てもらいました。続きを読む
投稿日:2010.06.11
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