【感想】Op.ローズダスト(下)

福井晴敏 / 文春文庫
(38件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
11
10
13
2
1

ブクログレビュー

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  • masao3966

    masao3966

    大変面白く読ませていただきました。物語の流れは丁寧過ぎる位丁寧でした。この小説を読む前も警察と自衛隊の小説をよみましたが、こちらのほうが面白かったです。ただ残念なのは下巻は映像での表現がわかりやすい。正直、文章では私の読解力では把握出来ない。続きを読む

    投稿日:2022.09.23

  • gawappa2

    gawappa2

    このレビューはネタバレを含みます

    毎度おなじみの「この国」のネジレの指摘。
    超絶能力の主人公、哀愁ありつつ熱いおじさん、残した家族、権力争いする官僚、玉砕覚悟の特攻、アメリカの手の中にいる日本、、、著者の日本軍、自衛隊シリーズはこれで打ち止めとなった。

    Twelve Y. O.(講談社、1998年/講談社文庫、2001年)
    亡国のイージス(講談社、1999年/講談社文庫、2002年)
    川の深さは(講談社、2000年/講談社文庫、2003年)
    終戦のローレライ(講談社、2002年/講談社文庫、2005年)
    6ステイン(講談社、2004年/講談社文庫、2007年)
    Op.ローズダスト(文藝春秋、2006年/文春文庫、2009年)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.11.16

  • toyoshy

    toyoshy

    最終巻。
    中巻で謎らしい謎は解明されており、あとは因縁の決着をつけるだけ、といった感じ。
    一応最後にどんでん返しはあるが、こじつけみたいなもの。
    相変わらず細かい情景描写が多く、読むのに苦労した。

    投稿日:2018.09.15

  • 耳烏賊

    耳烏賊

    行動描写や心理描写が細かいくて話が長いが、話は面白い。物語の展開どおり勢いよく読みたいが、内容が細かくしっかり読まないとわかりにくいところもあり、どうするか悩むところだが、とりあえず、展開に合わせて勢いよく読み飛ばして、あとでじっくり読み直すことにした。
    地の利が無いので、距離感や位置関係が特に頭に入りにくかった。これも後で地図にて確認する。
    続きを読む

    投稿日:2018.02.05

  • masato

    masato

    面白かった
    バトルエンターテイメントストーリー
    福井ワールド全開の物語
    いつものとおりダイスが出てきます。

    いよいよ下巻です。
    下巻では臨海副都心が戦場になります。
    すごい描写です。
    そしてそこでやろうとしていることがすごい!副都心を丸ごと消滅させるオペレーションです。
    それを阻止すべく、丹原、その上司の羽住、並河、が活躍します。
    戦闘シーン満載で武器の名前や性能はさっぱり理解できませんが、その世界観、迫力、臨場感は十分伝わってきました。
    そして、終焉に向けて話が進みます。

    いわゆる勧善懲悪であれば、悪者はみな死んでいってハッピーエンドですが、そこには単純に白黒つけらえる世界ではなく、テロ側にもストーリがあります。
    さらには昔の仲間というところが効いています!
    そして最後の最後で丹原と一功の死闘、そして終焉。
    ここで終わりかと思いきや、主人公丹原に届く一通のメール。
    泣かせます!
    なんでメールが届くんだぁっていうのはちょっとおいておいて(笑)
    そして最後のエンディングが心地よいです。

    映像で見てみたい。
    映画化してくれないかしら?
    福井さんの小説はいくつか映画化されていますが、さすがにここまで規模が大きいのは映像化は難しいかも..

    ってなわけで、非常に読みづらくて、読むのに時間がかかりましたが、とても楽しく読み通すことができました。
    満足!!
    続きを読む

    投稿日:2016.07.23

  • jacopas57

    jacopas57

    映像化されないかな…。
    上、中、下巻の長編とはいえ、並河と朋希、朋希の過去という三つの話が、最終章に向けてうまいこと語られていきます。下巻の最終章では、文字通り1分1秒が濃密なアクションとしてラストまで駆け抜けていく。

    さすが福井氏の作品だなぁと感動する各種ウェポンが入り乱れるそれは、軍事モノに無知な自分にも、頭のなかで明確にイメージされます。なんといってもそれらを扱う各登場人物が、とても魅力的に描かれているからでしょうか。
    留美なんか、最終章で一気にファンになった読者も多いはず…。(自分はまさに)

    ともあれ、映像化を望んで止まない作品に出会えた。(ヘタに映像化してもガッカリですが)

    新しい言葉、探してみます。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.24

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