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三羽省吾 / 文春文庫 (34件のレビュー)
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サンキューサンチュー
著者の太陽がイッパイいっぱいが面白かったので読んでみました。リストラをうけて失踪した父親のあとにのこされた崩壊寸前の家族5人が主人公となる短編ストーリーです。章が進むにつれて紐解かれる真実に心をつかま…れます。表現の仕方が巧みなところもツボで第2章の夫婦は似るっていうけどのくだりは最高です。続きを読む
投稿日:2021.09.05
ユウ
とある家族の群像。本当の姿は中々気づけないけど、家族は良いものと感じる。猫の名前は部長代理。友人に貸したら号泣したと言ってたので、響く人に凄いストーリーらしい。私はいまいち響かなかった。
投稿日:2020.02.08
Rika
とにかくいい。家族って一筋縄でいかないけど、みんなそれぞれの想いがあって、人と人とのつながりを感じられる。
投稿日:2019.12.17
makoto084
このレビューはネタバレを含みます
何かで評価さててたか忘れたが、積読の一冊。 はじめの3章はありきたりの話。五人家族の末っ子の中坊語りからはじまり、次女の女子高生語り、ニート兄貴の語り。あぁ、著者の俺こんなに技術持ってます的な自己満足小説かと思いきや、4章位から前三章てある違和感が、緩和され、話が繋がりまとまり、ひと筋縄ではいかないなと思わせる展開。家出した父親不在の家族の話から、実は、そもそもこの家族血の繋がりが複雑で(祖父と父は養子、長男は父の前妻の子、次女は母の不倫相手の子、末っ子だけが失踪した父親とアル中になった母との間の子)家族なんて血の繋がりなんか関係なく、関係性で成り立つものだと言う家族のあり方を訴えた小説だとわかる。 そんな構成よくできてるが、語り口が軽いのと、謎解きみたいな読み口なので、読後にそうだったんだよなあという終わり方で、特に印象に残らない。そんな小説だった。
投稿日:2018.10.01
match9226
一家の主が、突然家出した。残された5人の家族は、一つ屋根の下、全く噛み合わない生活に転がり落ちた。 3人の子供たち、妻、ボケ始めた爺さんのそれぞれの目線で描かれる、それぞれの想い。誰もバラバラでいいな…んて思っていない。何とかしたいともがきながら、でも誰とも相談しないからすれ違う。もういやだ。そんな感じ。 さて、それぞれの想いは通じるのでしょうか。通じたら、どんな感じになるのでしょう。続きを読む
投稿日:2016.05.22
todo23
再読。 父親の家出を契機にバラバラになった家族が、それぞれの挫折を経て、また一つにまとまって行く話。 三羽省吾さん、気になるし、好きな作家さんなのですが、何だか印象が纏まらないというか、何か統一さ…れたテーマのようなものを持たない作家さんのような気がします。 もっとも寡作な作家さんですから、間が空いてしまうせいかもしれませんが。 初回に書いている印象よりかなり良いのですが、では何処がと問われても出てこない。特に大きな共感も無く、何とも感想が描きにくいのです。 ===================== 08-066 2008/08/27 ☆☆☆ 家庭崩壊とその再生の物語です。 世間では評判の良い作品ですが、何故かピンと来ませんでした。 「うっせぇなぁ」しか言わない14歳。再婚した母親に遠慮して目立たない優等生であることを目指した17歳。不本意な仕事を退職したものの、それを言い出せない27歳。いずれも良く出来た造形なんですけどね。 語り口のせいかもしれないし、設定された状況(父親が失踪しても、数年分の蓄えはある)のせいかも知れませんが、どこかシリアスさや切迫感が無い。なんだか単に「話し合わない」だけの家庭崩壊。そしてエンディングでは再びまとまる方向なんだけど、そのきっかけも唐突な気がします。 もっとも、本当の家庭崩壊なんて、こんなものなのかもしれませんが。 どうも、私は重松清の世界を期待したようです。その期待とのギャップが、肩透かし感に繋がっているのかもしれません。冷静に考えれば、確かになかなか良い作品に思えるので。 しかしネコの「部長代理」のネーミングは秀逸でした。続きを読む
投稿日:2015.12.03
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