臨場

横山秀夫 / 光文社文庫
(257件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
46
123
66
8
2
  • 真実は現場にあり

    いつもの事ながら、読み始めて数ページで一気に引き込まれる。
    短編ならではの良さを持った切れ味鋭い作品が並ぶ。

    主人公の「終身検視官」倉石が前面に出ていない分、強烈な存在感が増幅している。

    著者が短編の名手である事は定着している。しかし「64」を知った今、新たな長編を待ち望むのは、私の身勝手さだろうか。期待したい。続きを読む

    投稿日:2015.09.09

  • かっこよすぎ!

    主人公監察医「倉石」全て読み終わった後に一言・・・。「かっこよすぎだろう!」と思わず言葉がでてしまうほどの人物描写力でした!最高です

    投稿日:2015.04.18

  • 『終身検視官』の活躍。

    L県警にて『終身検視官』の異名をとる倉石義男。事件に携わる人々の目を通して、鋭利な観察眼と独特のキャラクターで臨場にあたる倉石の活躍を描いた短篇集。
    横山氏の他の警察ものに比べると、割りとトリッキーな事件群。あくの強い倉石の人物像。その彼を周囲の目線から浮かび上がらせるスタイル。そのどれもがビミョーに噛み合わさっていないかな…。
    検死のリアリティ、そしてそこから事件の真相に迫っていく物語性は引き込まれるものがあるので、もう少しボリュームを増やして、各話をじっくりと描いて欲しかったところ。
    続きを読む

    投稿日:2014.02.23

  • ドラマより小説をお勧めします!

    読んでるうちに倉石義男像が頭の中で作られますが、それを映像化
    したのがドラマで演じる内野聖陽といった具合です。
    ドラマを見た方なら映像が頭に浮かんでくることでしょう・・・
    しかしドラマでは描ききれないリアル感を体験します。
    横山秀夫ファンならずとも読み易いオススメの本。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.26

ブクログレビュー

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  • ricca

    ricca

    医師とは異なる、検死官というしごと。生きているものより、時に雄弁に、うそ偽りなく語る。はがきの話に泣いてしまった。

    投稿日:2020.01.12

  • はな

    はな

    作中にはこじつけのような部分もありますが、話は面白い。
    けど、警察小説ならではの専門用語とか、組織とかのくだりが古クサイ気がする。
    一話があっという間に終わってしまい余韻が残らないので、長編でじっくり読みたいと思いました。続きを読む

    投稿日:2019.12.16

  • ぽっぽ

    ぽっぽ

    このレビューはネタバレを含みます

    捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に読み取ってきた-誰もが自殺や病死と判断する案件を殺人だと見破り、また逆に殺人と見立てられた死体を「事件性なし」と覆す。
    ”終身検察官”と呼ばれる彼の生き様を描いた八編収録。

    *****

    タイトルの”臨場”は”事件現場に臨み、初動捜査に当たること”を指すそう。
    倉石さんは色々と呼び名をつけられている、伝説的な男。
    ”倉石学校”と言って、彼を慕う人々からは”校長”と呼ばれたり。
    本人は無骨で、けして気さくな人柄とは言い難いが、検視の腕は超一流。
    遺体、そして、現場、洞察力、判断力、その正確さは圧巻。
    上が何と言おうと、絶対に譲らないものもちゃんと持っている、他の人物視点で描かれる、部下や被害者への彼なりの思いにもぐっときた。

    メインは倉石。
    でも、語り手は全て彼以外の人物。
    その人物たちの倉石への感情も実に様々。
    色んな視点から倉石、という人物の生き様を読むことができる。

    横山さん…警察小説、はまりそう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.12.12

  • ありんこゆういち

    ありんこゆういち

    あらすじ
    臨場-警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。人呼んで『終身検死官』-。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全八編。続きを読む

    投稿日:2019.11.05

  • イワトビペンギン

    イワトビペンギン

    本作は読むより前に、以前、テレビドラマで見た。もともと刑事が犯人を追い詰め、ときには銃撃戦となる派手な刑事ドラマが大好きなのだが、その後、警察ドラマは科学的なテーマにシフトしていった。その一角を担っていた(と思っているが)「臨場」は、事件現場のありとあらゆるモノを手掛かりに、事件の真相を暴いて見せた。そのやり方がとても斬新で、決して刑事が拳銃片手に派手なアクションをしなくても、面白いドラマができるのだと感じた作品だった。
    ドラマでは、検視官・倉石のキャラクターが立っていたが、それは小説でも同様だった。小説では、ドラマ以上に現場の状況や遺留品だけでなく、そこから事件に関わっている人々の心情や過去まで明らかにしてみせる。倉石はそこから立ち昇る真の動機や真相を、現場に落ちている「証拠」と重ね合わせ、真相を暴くのである。一見はぐれ者に見えて、実はクールな検視官というキャラクターは、オリジナルの小説でも健在だ。ミステリアスな私生活についても同様である。ドラマの脚本家は、倉石の人物造形は、オリジナルに忠実だったらしい。
    短篇集だけに、そうした倉石の活躍が何度も楽しめる。短い物語の中にも、巧みなプロットと無駄のない記述だけに、濃度は高い。多くの物語の間で、主人公たる倉石のキャラクターもブレることはない。決して長い物語ではないけれども、懐石料理を味わったかのごとき充実感が得られるのではないかと思う。
    組織(特に警察のような、ヒエラルキーがはっきりとした組織)の中で、その論理を少しばかり外れてしまい、しかしそれを卑下することなく孤高を貫く人物を描かせたら、横山秀夫の右に出る人はいないのではないか。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.30

  • girigirionigi

    girigirionigi

    会社にお世話になってる人からいただいた本です。

    検視官が主人公の話。

    現場を抑えて、
    部下からは、慕われていて、
    でも組織からはやっかみにされがちな存在。

    内容的には、
    今まで警察関係の小説って読んだことなかった。面白いと感じた半面、
    当然やけど、やや現実味に欠けるのかなと。
    あまり世界観に入れなかったかな。
    私の読解力不足かな笑

    ただ短編やったので、
    通勤時には、読みやすかったです。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.29

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