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山田正紀 / 徳間文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
hoge2
1
物語世界が一変するおもしろさ
連作短編集ですが、最後の短編を読むと物語世界が一変します。 個々の短編の面白さもさることながら、全巻を読み終えて、新しい意味を与えられた物語を再考するとき、読者は2度目のカタルシスを味わうことができる…のではないでしょうか。 SF作家として当時、既に地位を確立していた作者がミステリに挑戦した作品とのことですが、SF作家の余技でもなく、SF作家とミステリ作家が一人の人物に共存しているということでもなく、あくまで作家がSFでも通用する技量と想像力を駆使してミステリ作品としても優れた物語を書き上げたといえると思います。続きを読む
投稿日:2015.04.27
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future4227
本一冊まるごとトリックです
なんとも不思議な小説だった。 勿体ぶった謎解きもなく、一つ一つの事件は結構あっさりとトリックが明かされてしまう。 連作の短編集のような感じかなぁと思いつつ読んでいると、最後で一気につながってくる。 地…名や登場人物の名前で、途中何度も「あれっ?」と疑問に思う場面があった。 混乱しながら読み進めていくうち、最後にやっとすっきりする。 本全体がトリックのように構成されていた。 構成的には見事である。 ただ、盧溝橋事件当時の時代設定のせいか、今一つ感情移入できないまま終わってしまった。続きを読む
投稿日:2017.01.19
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nva33783
探偵が呪師霊太郎というなんともいわくありげな名前だなあ。何か怨霊が見えるとかいう特殊能力を備えた探偵で、幽霊たちの目撃証言から犯行を推理するとかいうのだったらどうしようと思いきや、そんなことはなかった…。 というかこれだけインパクト?のある名前のあるくせに何もないなんてちょっと拍子抜けしてしまった。面白くないわけじゃなかったけどね。この昭和のなんとも言えない雰囲気が好き。続きを読む
投稿日:2010.09.28
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