逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

井沢元彦 / 小学館文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • kozokanto

    kozokanto

    聖徳太子は天皇になれなかったのになぜ「聖徳」という称号されたのか、天智天皇の死因や年齢が全く日本書紀に書かれなかったのは天武天皇による大本営発表のようなもので実は暗殺ではないか、天武天皇の血統の由来は何か、聖武天皇が奈良の大仏を建立したのは鎮護国家思想ではなく妻の光明皇后の意向を受けて長屋王の怨霊を封じるため。4テーマとも徹頭徹尾、怨霊封じというテーゼで書かれており、トンデモ本としても大胆な展開。古代に関しては資料の関係上、登場人物の題材がもっぱら皇室に限定されているのはやむなしか。続きを読む

    投稿日:2020.11.08

  • hiyusuke9

    hiyusuke9

    相変わらずこれまで習ってきた日本史を覆す理論で面白い。

    天地と天武は兄弟じゃないとか、聖徳太子は殺されたとか、そういう学校で習わない事をズバッというのは快感でもある。

    昔って天皇という最高位をめぐって殺し合いが起きてたんだなぁとしみじみ感じた。今も昔も地位というものに惹かれてしまい、血が流れたり、足の引っ張り合いが起きるのは変わらないなぁと思う。

    人間とは今も昔も変わらないと本当に感じた。
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    投稿日:2019.04.11

  • beck

    beck

    オーディオブックで視聴完了。
    聖徳太子編めっちゃおもしろかった。

    何があれって、うちの地元の太子町が出てくるところが最高(違

    井沢さんの面白い所は、色々な資料を引っ張り出してきて、推論を組み立てるところにあり、教科書やこれまで読んだどんな歴史書とも違う世界を見せてくれるところにある。

    本当に井沢説が正しいかはわからないけれど、腹に落ちるし胸も躍る。僕は歴史家ではないので、正しい歴史を正しく理解したいわけではない。僕らが点と点で知っている出来事や人名を有機的に結んでくれる本書は実に読んでいて楽しいし、僕が理解する歴史に対して深みや幅を与えてくれる素晴らしい本だと感じる。

    続きのオーディオブック化が待ち遠しい。
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    投稿日:2018.10.14

  • kyan88

    kyan88

    井沢氏の解釈
    古代のある時期から「徳」という名は、「ご無念な生涯であらしめられた」天皇に贈られることになった。
    天武はなんと「忍者」だった。
    持統王朝は、持統系の皇族と藤原氏の「連立内閣」だった。
    マテラスはそもそも卑弥呼であった。
    子孫を蘇我氏によって皆殺しにされ、子孫による祭祀をたたれた聖徳太子は怨霊化した。
    日本の大魔王「崇徳上皇」は、アマテラスの決めた「日本はアマテラスの子孫が永久に支配する」という根本原則に対して「天皇家を没落させ天皇家以外の人間をこの国の王にする」と、呪いをかけた。
    長屋王一族の供養つまり怨霊鎮魂にために東大寺と大仏は建立された。
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    投稿日:2018.10.12

  • 木戸のねこ

    木戸のねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    今回は聖徳太子と聖武天皇の時代。
    「徳」という称号のついた天皇はいづれも不幸な星の下にあったという説。ほほう、だよ。これまた面白い。
    そして天皇が二系統あったという説。天智系と天武系。実は血筋が全く違ったのではないかと。
    私はこの人の言うことを考察できるほど知識はないが、この人の言うことは面白い。

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    投稿日:2017.01.19

  • wankoronyan

    wankoronyan

    このレビューはネタバレを含みます

    飛鳥時代の日本すっげぇ面白い!偽りの歴史が剥がれ落ち、覆われていた史実が表出する感じがたまらん。嘘ばっかり!

     天智天皇とか天武天皇とか持統天皇とか日本史の授業でもしっくりこなくてなかなか覚えられなかったのは、論理的にストーリー性が無かったからだと思っていたんだけれど、ようやっと歴史物語として理解できた感じがある。
     やっぱ嘘ついてたんだな。そりゃそうだ。現代だって政治家はいっぱい嘘をついて、ぎりぎりの国際関係を維持したりしているんだ、古代にやってないわけがない。

     天智天皇と天武天皇のところがやっぱ面白かったな。天皇の謚号の由来から二人の関係性を明らかにしていくところはシビレタ。
     壬申の乱とかこの辺の時代の歴史書はいくつか読んだことがあるが、つまんないなーとしか思えなかったけれど、この本を読んだことでいろんな情報がつながって、最高に知的興奮を覚えている。

     この本を読んだら、八木荘司の『遥かなる大和』とか永井路子の『美貌の女帝』とかを読むことをお勧めする。なるほどってなる。知識が深まること間違いない。

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    投稿日:2016.04.21

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