【感想】蒼き海狼 小学館eNOVELSシリーズ

火坂雅志 / 小学館
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • 蒼二郎の活躍を通して大和魂が燃えあがる!

    「蒙古襲来」。歴史を学ぶ中でこの国難を知ったときの衝撃は大きかった。
    以降も持ち続けていたこの史実に対する好奇心が『蒼き海狼』との出会いに
    つながりました。

    時は鎌倉時代。日本は他国から侵略行為を2度に渡り受けるという危機に瀕する。皮肉にも、一族を国外追放された北条氏から倭国(日本)を守るために
    スパイとして選ばれた海の民・朝比奈蒼二郎が、大モンゴル帝国に潜入。
    日本で鍛え上げられた体術を武器にフビライ汗をあと一歩まで追いつめる。
    その後、中国やヴェトナムに渡って戦い続けたことにより矛先を南方に向け、
    3度目の元寇を未遂に終わらせた。地位や名誉ではなく蒙古への激しい敵意を
    もとに戦い続ける主人公の蒼二郎の生きざまは凄まじいの一言。

    当時の世界最強超軍事大国と言われたモンゴルの日本支配という野望を根絶した蒼二郎の活躍を通して大和魂が燃えあがります。著者はNHK大河ドラマ「天地人」でも有名な火坂雅志氏。(スタッフH)
    続きを読む

    投稿日:2013.09.24

ブクログレビュー

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  • まんまる

    まんまる

    「壮大なスケール」とコピーに書かれているけど、ほんとに壮大だった。鎌倉時代とサーフィン、密偵の組み合わせが新鮮。そして主人公はまさに海の男。日本→中国→モンゴル→ベトナムと、爽快な旅を続ける。最後は何が起こったの?ちょっと不明だけど、さわやかに最後まで読めた。続きを読む

    投稿日:2022.09.06

  • みん

    みん

    あらすじをちらっと読んだ感じでは、"また蒙古襲来のお決まりのお話か〜"と思っていましたが、読んでみてびっくり。2度の蒙古襲来後のお話。3度目の蒙古襲来も可能性があったんだと面白く読めた。まあ当然日本人が主人公になってしまうのだが、最後はベトナムまで行っちゃうし。続きを読む

    投稿日:2005.05.12

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