新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
嶽本野ばら / 小学館 (196件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
ノジノジ
私もふりふりひらひらのお洋服を着る者です。ロリータとコメディって共存しうるんだ…!!こんなにかわいいのにこんなにウケる。
投稿日:2023.10.22
ぽろしり
このレビューはネタバレを含みます
趣味が正反対でも、思想が合わなくても、学校の偏差値が天と地ほど隔たっていても人間は「ダチ」になれる。サイコーですね。人間が友達になるのに必要なのは自分の生き方に筋を通すこと……そんな友達がいるなら、絶対離しちゃだめなんだと強く思いました。
投稿日:2023.04.03
ももりんか
嶽本野ばらは、いつも気になる作家さんだ。 私自身はロリータファッションをする人でもなく若くもないけど、嶽本野ばらの作品からはロリータはただファッションではなく生き方そのものなのだ、ということがよく伝わ…ってくる。 「スリーピングピル」、「シシリエンヌ」、「タイマ」と読んできて4冊目。 話のテンポもよく、夢中で読み進めてしまった。 他の作品も一通り読むつもり。続きを読む
投稿日:2022.12.05
kaaazunoko
ヤンキーとロリータの女の子の友情物語…と言ってしまうと陳腐な感じがするけど、全然そんなことない。ふたりの生き様がかっこよくてしびれました。そして友情がないと言いつつもお互いの胸の裡にはたしかに友情が在…って、とても胸があたたかくなりました。友情っていう安っぽい言葉がないからこその絆みたいなものを感じました。ふたりが将来どうなるのか楽しみですね。続きを読む
投稿日:2022.08.28
ヒイラギ
いや、面白い。 若かりし頃がフラッシュバックする。 好きなものは、とことん極めるのがいい。 周りの目なんて気にしない。 今さらだけど、本作がヒットして、映画化され、その映画も話題になるのもうなずける…。 そして、やっぱりこの2人の友情がいい。 うらやましいね。 映画みたくなったぞー!続きを読む
投稿日:2022.06.15
zasetu
野ばらちゃん(今回はそう呼ばせてもらいます)の本はこれで12冊目。私の読書遍歴の中で、野ばらちゃんほど特異な位置にある作家は居ません(ちなみに私は乙女でもなければ女のコでもありません)。これには正直、…自分でもよく分からないのですが、でも結果として、私は文庫本『ミシン』を初めて読んだ時から、Vivienne Westwoodなんて全く知らなかったのに、野ばらちゃんの小説に、そして野ばらちゃんの書く強い乙女たちに魅了されてきた男性読者の一人だったのです。そんなことを最近、『それいぬ』等の代表作を読むようになって強く感じます。 私話が長くなりましたが、本作『下妻物語』も『それいぬ』同様野ばらちゃんの代表作です。いよいよ野ばらちゃんが大好きになった今だからこそ読んでみました。 めちゃめちゃ良かったです。アカデミックでペダントリーな野ばらちゃん作品も大好きですが、今作みたいなギャグも、そして変わらない野ばらちゃんらしさも、すごく好きです。 ロリータに生きる竜ケ崎桃子ちゃんがロリータを語る序盤の段階で、「これぞ嶽本野ばらの描く乙女だ」「私が憧れ、自分に正直になろうと思わせてくれた乙女だ」と、早すぎる涙をほろと流したのはいい思い出です(笑)。どこか別の感想にも書きましたが、「我を貫く」ことがどれだけ勇気のいることか! 人は最後には結局1人で死んでいく。どんなに愛し合った後でも異なる夢寐に生きる。それなら自分が見つけ出した価値観を尊重せずしてなにになる! それで自分が排されるならそれでいい。一人でいい。人間じゃなくたって構わない! ……と、こう考えられる桃子ちゃんは本当にすごいなぁと、自分もそうなろうと……ウッ…… ロリータに生きることとは、超ワガママであることであり、アナーキーであることであり、パンクであることである! という思想は、『ミシン』から綿々と私の根底に備わっています。今作でそれを体現してくれたのが桃子ちゃんであり白百合イチゴちゃんでした。イチゴちゃんもとっても素直でバカだけどカッコいい子でした。高校デビューからの日々が意外と壮絶でしたが…。 ヤンキーもロリータも根底にあるのは同じ、自分を曲げないこと。それは本作の中にも様々なエピソードとなって現れています。桃子ちゃんはヤンキーを「ダサい」と言い、イチゴちゃんはロリータを「ヒラヒラ」だと言いますが、決してお互いの主義を否定することはなく、受け入れてくれます。イチゴちゃんが泣いても桃子ちゃんは言葉こそかけませんが、 イチゴちゃんが泣き終わったあとに「大人になったんだよ」と言ってくれるのです。だからこそ、このふたりがお互いに作用し合い、影響を受けあって、とうとう物語の最後の最後に「サイコーのダチ」となる瞬間は感動ものです。……それも、その辺に転がってそうな、甘ったるい「感動モノ」ではないのです。私は野ばらちゃんの作品が持つこういった側面…なんだろう、本当の物語というか、そういった感慨を含んだ小説をずっと求めてたんだと思います。だから、野ばらちゃんのお耽美な文体もも、ギャグも全部好きだし好きになりました。『下妻物語』は、決して簡単ではない感動を私に与えてくれたのです、本当に。 さて、ごちゃごちゃな感想だけどこのくらいにします。わたしは、自分を棄てたくなってしまった時、野ばらちゃんの本を読むことにしています。『下妻物語』も、今を生きる私にとってのバイブルと足り得る、とってもステキな作品でした。続きを読む
投稿日:2022.04.03
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。