【感想】シャドウ

道尾秀介 / 東京創元社
(136件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
23
52
43
6
1
  • もう少し足りない感が…

    嫌いではないです。
    モヤモヤ感とかドロドロ感が
    ほしい人には、物足りない。
    最後はスッキリ?かなぁ、微妙。
    しいて言えば、悪者になった
    人物の所業に、感情移入し過ぎ
    むかっ腹がたちました。
    無難な作品です。続きを読む

    投稿日:2014.02.01

  • あざとい

    構成や仕掛や道具立てに大変凝っているが、それに振り回されて、リアリティやキャラクター、心理など(精神医学を題材にしているのにもかかわらず)が薄い。子供も大人もご都合主義によって造形されているという印象を受けた。語り口はうまいが、あざとさが目立って、最後のどんでん返しに至るまでに、犯人などどうでも良くなってしまった。そんなに面白くない。続きを読む

    投稿日:2014.06.05

  • シンプルだけれど、こういうのがいい

    物語の半分くらいのところまで、疑惑の種がまかれ、誰が何をしたのか気になってきます。
    半分をちょっとすぎたあたりから、その疑惑が少しずつ解明されていきます。
    そこからは、「どうなるんだろう?」「この人が、○○したのか?」と考えながら一気にクライマックスに。
    結局、自分が考えていた内容とは違う終わり方になりましたが、満足。
    他の方の評価は低いですが、シンプルに「誰が何をしたのか?」を追えるので、このジャンル初心者(私もそうです)にはお勧めです。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.14

  • 2転3転

    精神科医の2つの家族をとりまく物語。精神のバランスのもろさが伝わってきた。
    きっかけがあればバランスが崩れてしまう。
    どこまでが正気でどもまでが計算なのか・・
    子供の心強さに感銘した

    投稿日:2014.06.06

ブクログレビュー

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  • mysnavi

    mysnavi

    母親を癌で亡くした小学五年生の我茂凰介。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まった。そんな我茂家に様々な気遣いをしてくれたのが水城一家で、父同士、母同士、子供同士が同級生の両家は深い関係で結ばれていた。一方、水城家も問題を抱えており、凰介の同級生亜紀の母親が自殺を遂げる。さらには亜紀が交通事故に遭ってしまい…

    多視点描写によって真実を上手く覆い隠しながら、数多く散りばめられた伏線によるミスリードが巧み。ダブルミーニングを用いて、行間を読む読者をまんまと罠に嵌めつつ、終盤にかけて二転三転たたみかける展開は著者の十八番。しかしながら、精神障害(サイコ)を扱ったこの手の作品は先例が数多くあり、新鮮味に欠ける。犯行プロセスもいささか強引で、警察が真相に辿り着けなかった点も疑問。小学生は辿り着けるのに。。。

    週刊文春ミステリーベスト10 10位
    このミステリーがすごい! 3位
    本格ミステリ・ベスト10 6位
    本格ミステリ大賞受賞(2007年)
    続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • よこそら

    よこそら

    どちらかというと滅入る展開だから読むのが辛くなってくる。
    でも途中で読むのをやめてしまったら辛いままだから、救いを求めて読了した。
    浮上して終われるけど、なかなかプラスのイメージは持てない話だった。

    投稿日:2023.11.04

  • manndanana

    manndanana

    重い溜息が出るわぁ…
    道尾秀介氏の作品は「そう来たか」としか言えないけどまじでやられた。
    これは確かに界隈で有名な作品として挙げられるわ。面白かったぁ。

    投稿日:2023.02.19

  • wake

    wake

    道尾作品らしい終盤の二転三転は堪能できるが、如何せん全体的にこじんまりした印象で、思い切ってバッサリ切って50~100ページぐらいにコンパクトにした方が面白かったんじゃないかなあ。スゲー作品を知ってしまっているだけに少し辛口評価。。続きを読む

    投稿日:2021.08.05

  • りー

    りー

    んー、推測と異なっていた。
    ハッとさせられる箇所はなかったけれど、1日で一気に読んだ。面白くて、最後まで読み続けた。

    投稿日:2021.05.01

  • 凪野基

    凪野基

    104:先日読んだ道尾さんのエッセイ「プロムナード」が面白かったので、手に取りました。アンソロジー収録作などを除けば初の道尾作品。叙述トリックというのか、読者をミスリードしたり、「その気」にさせるのがとてもお上手だと思いました。こちらも、二転三転するストーリーに翻弄され、とても楽しく読めました。そして同じく、悔し紛れに田地先生についての伏線が(ブツブツ)、と言っておきます(笑)。ついったのフォロワーさんが道尾さんをとてもプッシュされてて、私自身興味もあったのになんとなく手を出しそびれていたのですが、読んでよかった〜。続きを読む

    投稿日:2018.10.08

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