【感想】海野十三敗戦日記

海野十三, 橋本哲男 / 中公文庫BIBLIO
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
1
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 秋月

    秋月

    海底軍艦等のSF作家としても知られる作家の敗戦までと敗戦後の身辺雑記的日記。戦前で一般人よりも多く科学的知識をもつ人の感覚が、冷静に自分の言葉で語られており、今読んでも考えさせられる。

    投稿日:2017.10.17

  • mojae

    mojae

    私のは講談社版。
    sf作家が戦争末期の毎日を日記にしたためている。その角度は興味深い。日記であることで、より身近な追体験ができる。正直こんなに空襲がある印象がなかった。生活にこんなにも戦争が組み込まれているとは。
    国を愛すゆえの戦争協力、そのための心中未遂。子供にも言い聞かせ、正式な遺書も書いたが遂げられず。その影には遂げられた人が確実にいたことにショックをうける。
    帝都において空襲をうける姿があまりにも真に迫り、また庶民の暮らしぶりが見られた。
    まさか原爆にいち早く気がつくなんて、さすがsf作家。
    市民の様子を知るのにとても都合がよい作品だった。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.08

  • のぶ

    のぶ

    実際に読んだのは、青空文庫+ChainLP+Kindleで。
    「空襲都日記」、「降伏日記」に別れ、トーンがかなり異なる。当時の状況は興味深いが、身辺雑記的な日記で、山田風太郎、中井英夫の日記のような内容の深みは無い。続きを読む

    投稿日:2011.07.10

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。