【感想】クラッシュ・ブレイズ サイモンの災難

茅田砂胡 / C★NOVELS
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
4
15
4
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 彩波(いろは)

    彩波(いろは)

    このレビューはネタバレを含みます

     映画監督のサイモンが理想の姿だと言って声をかけたのは、学校帰りのヴァンツァーだった。
     サイモンはヴァンツァーのことを熱心に口説き、自分の映画に協力してくれるように頼んだ。興味を惹かれたヴァンツァーは、映画の撮影場所まで赴くことになる。
     その映画の主演のアイリーン・コルトは、変装をしたジンジャーで、元の勤め先の主人としてケリーとジャスミンが、ヴァンツァーの友人として金銀黒の3人と毒蛇が集められた。
     撮影は何事もなく順調に進んでいると思いきや、食中毒騒動や、銀行強盗騒動に巻き込まれることになる。
     果たしてその真相は――

     という話でした。
     今回もテンポとノリがよくて面白いし。
     映画と同時期に起こった橋の崩落事故で見つかった死体の事件とリンクするミステリーの要素も含んでいて、相変わらず面白い話だなあ……と満喫しました。

     何回読んでも面白い、至極の一冊だと思うのでファンタジー嫌いじゃない人にはオススメしたいです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.11.06

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    安心する物語
    思ったようには始まらなくても
    思った通りに
    終わってくれるから
    読んでいて安心するんです
    いろんな種類の才能があることを
    思い出させてくれる
    シリーズ名からして
    そうなんですよね
    いつか
    どこかで
    そういう未来があるかなぁ
    と思わせる
    ラストまで

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.12.31

  • akiuwa

    akiuwa

    [2021年4月現在、江戸川区にあり。
    墨田区には、1巻のみ。
    江東区には、1,4,5,9,10,11,12,13巻の8冊のみ。]

    クラッシュ・ブレイズ10巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。

    今回はジンジャーの話。いや、、、、ヴァンツァー、か??
    どんどん人間味を帯びてくる?ヴァンツァー。最後ジンジャーに求愛したサイモンが傷つかないかが心配だったけれど、映画バカで良かった。話の仕組み?自体はちょーっと無理やりすぎたのでそれを嫌がるファンもいるだろうけど、みんなの活躍?とドタバタを読みたいだけなので、私はそのあたりの件はどうでも(笑)まだ先があると思って読んでいたけれど、どんどん残りが少なくなっているのが心配だな。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~
    続きを読む

    投稿日:2021.04.30

  • マッピー

    マッピー

    このレビューはネタバレを含みます

    珍しくキーマンはヴァンツァー。
    知能は高いのに、手段を選ばずに事を起こす冷徹さ…というか、人として何かが欠落している彼の本質を、映画監督であるサイモンは見抜いたのだ。
    そればかりかリィ、シェラ、ルウ、レティシアそれぞれの本質をも。

    ルウを除いた面々が宇宙一の名女優ジンジャーを知らないという設定だったけど、確かヴァンツァーはこの世界に飛ばされたとき、本を読んで勉強することと同じくらい精力的に映画を観ていたはずだけど…。
    設定がぶれた?

    映画を作ることしかできない映画バカの監督サイモンは、愛すべき人物だけど、以前どこかで(多分漫画で)見たような既視感が否めない。
    けれどジンジャーが、自分の問題は自分で解決するジンジャーが、いいのよ。
    確かに彼女も非凡ではあるけれど、自分の技術と頭脳を駆使して駆け引きする姿が格好いい。
    ミステリ風でありながらミステリではなかったけれど、まあ面白かった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.09.28

  • f0314087

    f0314087

    このレビューはネタバレを含みます

    ジンジャーの人生観が深みがあってよいなぁ。。
    それぞれの思いが伝わってきて。

    事件の重さと会話の軽さが丁度良く感じた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.03.22

  • より

    より

    続き。表紙は作中劇のイメージなのかな?

    ジンジャーさんは好きです。何と言うのか作中一番自立した人ってイメージです。彼女の財産も発言力も演技力も立場も判断力も全て彼女自身が獲得したものだし人生も彼女自身のものって感じですよね。ほかの人たちがリィとルウの超常現象に慣れ過ぎて巻き込まれすぎてるってのもあるかもしれませんが。まあ金銀妖怪が異常ってだけの話なのかも。続きを読む

    投稿日:2014.08.27

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。