アンクールな人生
弘中綾香(著者)
/KADOKAWA
作品情報
『激レアさんを連れてきた。』『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』などに出演する人気アナウンサーがきっと誰にでもある思春期のあれこれをさらけ出した初エッセイ集!「かわいいだけじゃやっていけない」と悟った幼少期、暗黒期と語る中学時代、そして現在のアナウンサー・弘中綾香の“骨格”を形作った高校時代・・・・・・。30代を迎えた今だからこそ紡ぎだす“アンクール”で等身大の自分。進路に迷う学生から、目の前の仕事に悩むサラリーマンまで。人生の次のステップに進むためのヒントが詰まった本書をぜひご覧ください。
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商品情報
- シリーズ
- アンクールな人生
- 著者
- 弘中綾香
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- KADOKAWA
- 書籍発売日
- 2022.09.14
- Reader Store発売日
- 2022.09.14
- ファイルサイズ
- 6.8MB
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この作品のレビュー
平均 4.4 (34件のレビュー)
-
ダヴィンチでもちょくちょく読んでいた弘中アナのエッセイ、本屋でみかけて購入、読了。
弘中アナの今に至るまでの物語を、幼少期から振り返る内容。
こういった自伝的なモノって、自分自身の過去も思い出して、…重ねながら読めるところが面白いなぁと。
同じところ、違うところを感じながら、改めて自分を知り、見つめ直すことができるというか。
あと、何せウエム(高校の先生)のキャラ&言葉が良いですねー( ̄∇ ̄)
「男は踏み台、使い捨て」wwwww
今から社会に羽ばたく女学生に向けた、とてつもなく愛のある言葉だなぁと(笑)
いち男として、使い捨てられないように真っ当に生きて行かないと…(´∀`)
<印象に残った言葉>
・私だって社会人の端くれだから、夢を叶えた人がほんの一握りであることも、大勢の人がどこか自分の中に踏ん切りをつけて、此処でやっていくんだって、歯を食いしばって踏ん張っていることも、この目で見てきた。決して、クールではない。だから、これから私が生み出す散文たちも、ツルっとした綺麗なエッセーにはしたくない。ザラっとして、不恰好。だけど、リアルに書いていきたいと思う。(P9)
・ああ、今月もちゃんと生きたなあ、と思う。現代病か?いいや、私は、そんな簡単な自己満足で来月もきっと走り抜ける。(P30)
・自分の中から湧き上がってくる感情や、奥底にしまっておいた遠い記憶に、どんな言葉をあてはめたらふさわしいだろうと考えて一字一字打ち込んでいく作業が私にとって書くということなんだと思う。忘れてしまう一歩手前ですくいあげて、可視化していくような。(P89)
・常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。(P125、アインシュタイン)
・男は踏み台、使い捨て(P131、ウエム)
・人が「当たり前」と思うことを、当たり前にやりなさい。(P187、監督)
<内容(「BOOK」データベースより)>
人気アナウンサー・弘中綾香が紡ぎだす“アンクール”で等身大のエッセイ 『激レアさんを連れてきた。』『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』などに出演する人気アナウンサーがきっと誰にでもある思春期のあれこれをさらけ出した初エッセイ集! 「かわいいだけじゃやっていけない」と悟った幼少期、暗黒期と語る中学時代、そして現在のアナウンサー・弘中綾香の“骨格”を形作った高校時代……。 30代を迎えた今だからこそ紡ぎだす“アンクール”で等身大の自分。 進路に迷う学生から、目の前の仕事に悩むサラリーマンまで。 人生の次のステップに進むためのヒントが詰まった本書をぜひご覧ください。続きを読む投稿日:2022.11.26
このレビューはネタバレを含みます
エッセイはあまり読まないけれども、興味を持てたし、読みやすいと感じた。
レビューの続きを読む
この本を読んで思った事は、弘中ちゃんは相当負けず嫌いであることとかなり意思が強そうだということだ。
やはり強くなければ、テレビ…業界ではやっていけないんだなぁと感じる。
かわいいだけではやっていけない、愛嬌だけでは許されないことがある、と学んだエピソードから始まり、得意なことがないと感じていた弘中ちゃんが負けず嫌いな性格と勉強での成功体験によって中学受験を決意する。
中学受験はしていないものの、勉強を頑張るきっかけは自分ととても似ていた。
勉強では男女差がつきにくいとという考えも、私が持っているものと同じだった。
中学受験の面接では大人の就職活動のように、笑顔で嘘をつくようなことも求められるという記述を見て、中学受験組がどこか大人びているように感じるのは、こうした経験からきているのだなとわかった。
あまり中学受験に対して肯定的ではなかったが、面接を通じて、自分の経験や思考を言葉で伝えるような機会を得られたり、目標に向かって取り組むような経験ができることから、中学受験は子供の成長のきっかけになりそうだと感じた。
人生をもう1周できるのであれば、中学受験をしてみたい。
入学した中学校で多様性に触れたような経験も興味深い。
私の場合は大学に入ってから自分と明らかに生活レベルが違うような人たちと接する経験を初めてしたが、中学でそうした経験をしていたら、また違う生き方になっていたかもしれない。
外国人へのインタビューや成果を認めるときに使われるDeserveという単語について、「自分がやってきた。これまでの積み重ねを自分自身で認める。」「私はここまでやったんだから、そうなるのは当然よ」という解釈は、私も弘中ちゃん同様に自己肯定感を上げるための言葉としてとても良いものだと思った。
私もそういったマインドを持って生きていきたい。
正直、女子校や大学までエスカレーター式の学校に対してはあまり良いイメージを持っていなかったが、このエッセイを読んでかなりイメージが変わった。
モテや勉強の出来などの評価軸が存在せず、いかに個性で突き抜けられるかが求められる環境は、今まで私が経験してきたような公立高校に入り、大学受験をする中には存在していなかったと思う。
どうしても勉強が気になって、行事にも力を入れられなかった。また男は力仕事など性別、役割分担がされていると言うことをこの本を読んで理解した。
女子校に入学することによって、男性がいなくても、何でも自分でできるんだと言う自己肯定感が手に入るし、個性を持って楽しく過ごせそうだという印象を受けた。
長所はアレルギーがなく好き嫌いなく何でも食べるという話になんだか共感ができた。一方で、飲みニケーションをやはり先輩や上司の話はとても勉強になる。自分だけでできる経験には限界があると思っており、こうしたエッセイや周りの方々の話を聞くことによって、同じ経験を追体験でき、視野が広がると思った。
高尾山で出会った人の話や美容師さんとの話もそうだが、人間関係を大切にしていたことも弘中ちゃんがアナウンサーとして成功した理由の1つなのではないかと思った。
凡事徹底という言葉はすごく刺さった。
私は仕事の中でスピードを優先してしまって、品質が伴わない対応をしてしまうことが時々ある。
やはり時間がかかってでも小さなことを徹底してミスなく対応することが大切だと感じた。
続きを読む投稿日:2024.03.23
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