陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析 - 日本の未来のために必要なこと -
小川清史(著)
,伊藤俊幸(著)
,小野田治(著)
,桜林美佐(著)
,チャンネルくらら(著)
/ワニブックス
作品情報
■緊急出版「チャンネルくらら」神番組を完全書籍化この戦争はこう読む!日本人必読の書安全保障の考え方、国際法の理解の仕方、軍隊の動かし方、戦争に対する備え方■テレビでは絶対やらない、やれない!世界一客観的な軍事分析・なぜロシア軍はウクライナの制空権を奪えなかったのか?・ロシア軍が黒海の制海権を握っている・ロシア軍の動きは「ドクトリン」で読み解かないとわからない・サイバー戦の“失敗”を地上戦で取り返す?・ウクライナ軍はなぜ善戦できたのか?・北方領土の東部軍がウクライナに投入された理由・プーチンは核を使うのか?・画期的だった防弾チョッキとヘルメットの供与・ロシア軍はキエフとハリコフを落としてはいけない?・ロシア軍の将官クラスの戦死者が増えているのはなぜ?・ロシアは“言ってること”と“やってること”が全然ちがう・「ウクライナも悪い」論はナンセンス・明日は我が身? 日本にも迫る「合理的じゃない戦争」の危機・マリウポリを見捨てるべきか、死守すべきか・クリミア侵攻後に“大化け”したウクライナ軍・新しい国際機関がロシアとウクライナの“妥協点”?・ロシア軍は化学兵器を使用するのか?・ロシアはすでに極東に対する計画を作っている・もしロシアが北海道に侵攻してきたらウクライナ侵攻が開始されてから約3週間後の3月17日、YouTubeに1本の動画がアップされました。本書のもとになった「陸・海・空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」シリーズの第1回です。投稿者は、憲政史家・倉山満氏が主宰するインターネット番組「チャンネルくらら」。番組の内容は、防衛問題研究家・桜林美佐氏による司会進行のもと、小川清史元西部方面総監(陸上自衛隊)、伊藤俊幸元呉地方総監(海上自衛隊)、小野田治元航空教育集団司令官(航空自衛隊)という、陸・海・空の軍事のプロ中のプロが、ロシアのウクライナ侵攻を最新情報に基づいて分析・考察するというものです。この手の専門的(マニアック)な番組は、一般的にあまり再生回数が伸びません。しかし、同番組に関しては、動画がアップされるや再生数が瞬く間に急上昇し(2022年6月末時点で67万回以上再生)、コメント欄には感謝と賞賛の声があふれていきました。【著者プロフィール】小野田治 (おのだ・おさむ)昭和29年生まれ。神奈川県横浜市出身。主要職歴(自衛隊):航空幕僚監部防衛課長、第3補給処長、第7航空団司令兼百里基地司令、航空幕僚監部人事教育部長、西部航空方面隊司令官、航空教育集団司令官(最終補職)。退職時の階級は「空将」。ハーバード大学シニア・フェロー。東芝インフラシステムズ顧問。日本安全保障戦略研究所上席研究員。平和・安全保障研究所理事。コールサイン「Axe」。伊藤俊幸 (いとう・としゆき)昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。主要職歴(自衛隊):潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。退職時の階級は「海将」。金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事。小川清史 (おがわ・きよし)昭和35年生まれ。徳島県出身。主要職歴(自衛隊):第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。退職時の階級は「陸将」。現在、日本安全保障戦略研究所上席研究員。桜林美佐 (さくらばやし・みさ)昭和45年生まれ。東京都出身。防衛・安全保障問題を研究・執筆。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員。著書に、「日本に自衛隊がいてよかった - 自衛隊の東日本大震災」(産経新聞出版)、「自衛隊と防衛産業」(並木書房)など多数。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.0 (3件のレビュー)
-
元陸将、元空将、元海将という、自衛隊のトップクラス幹部を務めた方々が出演し、ウクライナの状況について考察を述べるYouTube番組の書籍化。
個人的にこれといったことは何もできないながら、関心を持ち…続けることだけはやめないようにしようと思っている中で、プロの分析を読みたいと思い検索で見つけた。
自衛隊幹部の分析ということで、政治の延長としての戦争という現代的な定義をベースに展開される論理的な考察は、テレビでは全く聞けない具体的で実際的なものばかり。期待を上回る内容であった。
本書の元の動画は最初の5ヶ月間に公開されたものなので、2023年6月現在では新しい事実が分かっていると思われることもあるのは仕方がないところ。
専守防衛というコンセプトは個人的には賛同だが、それも攻撃的抑止力がないとなりたたないのかもしれない、ということはそう思えるようになってきた。
また、ファシリテーターである桜林氏のあとがきに興味深いことが書かれていた。
陸海空軍は基本的に別組織であり別の論理で動くものであるいうことは各国共通だが、日本の場合は同じ学び舎で4年を過ごす珍しい方式をとっていることが、統合運用の進化を比較的スムーズに進める効果をもたらしているとのこと。
こういった特長が、専守防衛というこれも珍しいコンセプトと融合して、日本式の抑止力の構築につながることを期待したい。続きを読む投稿日:2023.06.17
やっぱり各分野専門家の対談本だけあって、分析が高度だった。こういった人たちがいざというとき活躍できるとき、必要な装備で戦えるように国民は考えないと、議論しないと。
投稿日:2023.05.28
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。