ファンをつくる力 デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング
藤掛 直人(著)
/日経BP
作品情報
Bリーグ動員数No.1、YouTube登録者数はJリーグクラブ超え川崎ブレイブサンダースを飛躍させたデジタル戦略とは? Bリーグのプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」は、DeNAが運営を継承してから3年で、リーグNo.1の動員数を達成(継承以前はリーグ7位)。チケットやグッズ販売といったチーム関連の売り上げも約2倍に拡大した。飛躍の原動力は、YouTubeやTikTokなどを積極的に使ったデジタル戦略にある。YouTube登録者数はBリーグのみならず、Jリーグクラブを含めてもNo.1。TikTokフォロワー数は日本のプロスポーツクラブでは読売ジャイアンツに次ぐ2位と、若年層を中心にプロ野球やJリーグも超えたファンを獲得している。 川崎ブレイブサンダースのマーケティング領域を統括してきた藤掛直人氏の手による本書では、これまでの歩みを振り返りながら、ファン層を広げてきたその取り組みを余すところなく公開。スポーツチームのみならず、他の業種や個人でも生かせる再現性の高い施策のエッセンスを抽出し、解説する。今やどんな商品、サービスを提供する企業でも求められる「ファンをつくる力」。そのために有益な方法論を、豊富な実例とともに明らかにする。◆主なポイント1 身近なスポーツチームを例に「ファンをつくる」ノウハウを解説2 NFTもいち早く導入、最先端の「デジタル戦略」を紹介3 精度の高い施策を生む「データ活用術」も指南
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.8 (12件のレビュー)
-
オンラインとオフラインを交差させるファン導線
プロスポーツチームのマーケティング戦略における「考え方」のバイブル。(真の"戦略"と呼べる)
■概要
ファンづくりの要諦がOMO 的に分かる本。オンラ…インとオフラインを連動させてファンを作るというゴールのKPIを様々なデジタルチャネルに設定し、その達成のためのポイントが分かる
・ファンづくりは以下の3つのプロセスに分けられる
1.個性の定義と体現
2.体験価値の最大化
3.体験人数の増加
・さらにデータ活用とデジタル施策の3×2マスに分解して考える
- データを取るための様々な工夫、アンケートやLINE、YouTubeコラボ先からデータをもらう
- 時にデプスインタビューを行いファンのインサイトを得る
・カスタマージャーニーの様にファンの行動を分解して、認知→関心→観戦→共有→リマインド→没頭、、それぞれに適したチャネルを使う。YouTubeやTikTokが成功に思えるが、あくまで目的を分ける。YouTubeで全てが完結するわけではない
■所感
スポーツチームのファンマーケティングのバイブルである。まずここまで言語化できているナレッジはないし、SNSやデジタル施策をカスタマージャーニー(≒導線)に沿って全社が連動して使えているクラブを私は知らない。
川崎の成功は表面的に見れば、華やかな演出やYouTubeの企画の面白さだけが目に写るが、それだけではここまで持続的にファンは拡大しなかっただろう。地道なホームタウン活動と、それをファン作りのデータとして蓄積・分析し、体験価値の最大化と体験人数の増加に繋げた妙が隠れている。ゴールを設定し、オンラインとオフラインを一つの方向性(ベクトル)の下に繋げるという、真の「マーケティング"戦略"」といっても良い内容だった。
各クラブはこの「考え方」を徹底的にパクるべきである。川崎より予算や人的資源が限られるクラブも多く、戦術や施策を全ては真似できないだろう(有名人ゲストなど)。とはいえ、考え方は全てのクラブに共通するはずである。川崎だから、DeNAだからできた、を言い訳にしてやらないクラブに成長はない。(もしくはこれを超えるものを自分達で生み出さないといけない)
どのクラブも素晴らしいオリジナリティ、アイデンティティがある。だからこそ、川崎の「考え方」を徹底的に真似して、自らのアイデンティティを輝かせ、ファンを惹きつける仕組みを作っていかなければならないと感じた!続きを読む投稿日:2022.06.13
集客数がチケット料金やスポンサー収入など、収益につながるスポーツビジネスにおいてファン作りをビジネスのドライバーと考えたとのことだが、これは今どの企業、ブランドにも求められていることだと思う。
この…著者が川崎ブレイブサンダースの今の人気を得るためにやってきた事は、いわばマーケティングにおいては原理原則、当たり前のことにも思えるが、様々なリアル、デジタル施策の役割を個々に考えているところ、すべての施策が次のアクションにつながるよう、調査をしてPDCAが回せる状態にしているところなど、一貫性を持ってやり切っているところが印象的だった。続きを読む投稿日:2024.03.11
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。